米国ICT関連文書のご紹介

2010年12月に米大統領府から公開された「EHRによる米国医療の改善に関する提言文書」を翻訳の上公開しました。
アメリカにおけるHealthcare ICTの考え方を整理したもので、米国の医療ICTの動向を把握する上で大変参考になると思われます。

(オリジナル)
Report To The President Realizing The Full Potential Of Health Information Technology To Improve Healthcare For Americans: The Path Forward.

http://www.whitehouse.gov/sites/default/files/microsites/ostp/pcast-health-it-report.pdf

(翻訳版)
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~mi/jp/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=PCAST_japanese.pdf&refer=2011__docs

これは、PCAST (President’s Council of Advisors on Science and Technology:大統領科学技術諮問委員会)
が中心となって編纂したもので、マイクロソフト、グーグル(エリック・シュミット)なども委員として参加しており、米国におけるメインストリームのものと考えて良いと思われます。
(Google Health、MSHVの展開とも関連)

また、2011年8月3日にハーバード大学医学部のCIOであるジョン・ハラムカ教授が来日、京大で講演した際提供された論文の正式日本語訳が公開されました。

医療ITと日本の医療課題への取り組みー米国の経験に基づく提言ー
http://www.hgpi.org/handout/20111020_AddressingJapansHealthcareChallenges_JP.pdf

ハリケーンカトリーナの災害後のニューオーリンズの復興の経験を元に、東北大震災後の復興への政策提言が書かれています。
配布/リンクは自由とのことです。