1. はじめに

MMLは医療情報の交換規格として1995年より開発されてきた。当初はSGMLとして、version 2からはXMLを形式として採用し、臨床現場のユースケースに応じたモジュールの開発と、関連するテーブルの整備が行われてきた。2004年にはHL7 CDA rel1形式とのハーモナイズを行い、国際標準との相互運用性を向上させる試みが行われた。

2007年より次世代のEHR標準と期待されているISO 13606標準とのハーモナイズについての研究が行われ、その成果を元に2013年にバイタルサインモジュール、体温表モジュールが設計され、2015年には内服・外用処方モジュール、注射モジュールが公開された。

これらの成果ならびに透析SIGにおいて開発されてきた透析モジュールを加え、スキーマ定義言語をVer 3までのDTDからW3C XML Schema 1.1に変更してMML ver 4として改定し公開することとした。

この文書およびXML schemaはMedXML協議会において正式版として発表されているが、現在も開発が続けられており、適宜バージョンアップが行われることとなっている。

2. MML ver 4 改定方針

前述の通り、今回の改定はW3C XML Schema 1.1に対応することが一番大きな改定である。XML Schemaはデータ型やデータ構造についての定義を細かく行うことができ、関連するツールも多様に存在することから開発者にとってより利便性が高まるよう意図している。

さらに、冗長であったHL7 CDA関連のタグ情報を排除することとし、構造を簡素化することとした。一方でNamespaceやタグ名は維持することとし、意味論的には等価でありxpath構造も維持することとし、バージョンアップに伴うコストを低減することとした。

文字コードはVer 3まではShift JISが正式であったがVer 4ではUTF-8を採用し、利便性を高めるとともに他の標準との相互運用性を向上させることとした。

さらにB案として検討されてきた下記のモジュールも正式に追加することとした。

  1. 透析モジュール

  2. バイタルサインモジュール

  3. 体温表モジュール

  4. 処方箋モジュール

  5. 注射モジュール

なお、MML 2.3で定義されていたData Exchange Specificationは廃止する。

2.1. MML ver 4修正履歴

MML ver 4を2016年2月8日に公開して以来、下記のような修正が行われた。

2.1.1. Version表記

Mmlのversion属性のdefaultが"4.0"から"4.1"に変更された。

-<xs:attribute name="version" default="4.0" type="xs:string"/>
+<xs:attribute name="version" default="4.1.2" type="xs:string"/>

2.1.2. MML Ver. 4.0 → 4.1.1 修正履歴

2.1.2.1. 章・節番号、エレメント番号

MML共通形式、MMLコンテンツモジュールの各エレメントに対する番号と章番号が混在していた。わかりやすくするために各エレメントの先頭にMをつけ、共通形式、コンテンツモジュールに連番を振った。

Table 1. 例 住所表現形式のエレメント番号

変更前

変更後

1.1.

M1.1.

2.1.2.2. 解説にデータ型、省略、繰り返しを明記した

エレメント表で記載されてはいるが、解説で記載されていなかったデータ型や省略について明示的に記載することとした。

例:注射モジュールの薬剤名称のデータ型
 【内容】薬剤名称
+【データ型】string
2.1.2.3. MML Header, docInfoのnamespace宣言

以下のようにnamespace宣言をしていた。

 xmlns:mml ="http://www.medxml.net/MML/v4"
 xmlns="http://www.medxml.net/MML/v4"

下記のようにbaseを間に挟むように改めた。

 xmlns:mml ="http://www.medxml.net/MML/v4/base/1.0"
 xmlns="http://www.medxml.net/MML/v4/base/1.0"
2.1.2.4. DTDについての記述

MML4ではW3C XML Schemaを採用しておりDTDはもはや使用しないため表現の修正を行った。

9.1.1. docInfoの属性表記
-|moduleVersion|uri|#IMPLIED| |使用モジュールのDTDのURIを記載
+|moduleVersion|uri|#IMPLIED| |使用するモジュールのXMLスキーマのURIを記載
2.1.2.5. 初診時特有情報の分娩時週数

P32Wといった、ISO8601のduration表記に準じたPnWで表現することとし、xs:duration型としていたが、XMLスキーマのxs:duration型には週数を範囲とする記載法がなく、一般的なバリデータではエラーとなるため、xs:string型で表現することとした

+===== M15.2.1.2. mmlFcl:deliveryWeeks
 【内容】分娩時週数. +
-【データ型】duration 書式:PnW +
+【データ型】string. duration型に準じる. xs:duration(ISO8601形式)には週の単位がないため、便宜上の書式を採用する。書式:PnW +
基本方針 6.2.6. データ型
-|xs:duration|期間型。ISO8601形式に週(W)を加えたPnYnMnWnDTnHnMnS形式で表記する。
+xs:duration:: 期間型。ISO8601形式PnYnMnDTnHnMnS形式で表記する。

2.1.3. 臨床サマリーモジュール内の診断履歴情報

文書では繰り返しありとなっているところをスキーマでは繰り返さなくなっているところを修正した。

summary.xsd
 - <xs:element minOccurs="0" ref="mmlRd:RegisteredDiagnosisModule"/>
 + <xs:element minOccurs="0" maxOccurs="unbounded" ref="mmlRd:RegisteredDiagnosisModule"/>
2.1.3.1. 手術記録モジュール内のエレメントのoccurrence

手術記録モジュールの解説文書に記載されているエレメントのoccurrenceとスキーマに記載されているoccurrenceが一部異なっていた。調査の結果、MML ver 2, ver 3でも同様に文書とDTDにずれが見られた。検討の結果、DTD、スキーマに文書を合わせることとした。

修正前
M17.1.1.4. mmlSg:surgicalDepartment ?
M17.1.1.4.1. mmlDp:Department
M17.1.1.5. mmlSg:patientDepartment ?
M17.1.1.5.1. mmlDp:Department
M17.1.4.1.1. mmlSg:staffInfo
M17.1.4.1.1.1. mmlPsi:PersonalizedInfo
M17.1.6.1.1. mmlSg:staffInfo
M17.1.6.1.1.1. mmlPsi:PersonalizedInfo
修正後
M17.1.1.4. mmlSg:surgicalDepartment ?
M17.1.1.4.1. mmlDp:Department +
M17.1.1.5. mmlSg:patientDepartment ?
M17.1.1.5.1. mmlDp:Department +
M17.1.4.1.1. mmlSg:staffInfo
M17.1.4.1.1.1. mmlPsi:PersonalizedInfo +
M17.1.6.1.1. mmlSg:staffInfo
M17.1.6.1.1.1. mmlPsi:PersonalizedInfo +
2.1.3.2. 処方箋モジュールのmmlPs:repetitionsエレメント追加

処方箋モジュールで頓用処方の総回数を記載する項目がなかったため追加した。 下記のように追加した

M24.2.9 mmlPs:repetitions
【内容】総投与回数。(頓用、外用などの場合) +
【データ型】decimal +
【省略】可 +
【説明】頓用処方や外用処方の場合など、薬剤が繰り返される回数。
2.1.3.3. 処方箋、注射モジュールの薬剤コードエレメント
 処方箋、注射記録モジュールとも薬剤コードの所属するコード体型を記録するsystem属性が存在するが、そのネームスペースが欠落していたのでそれぞれのネームスペースを付与した
修正前
system
修正後
mmlPs:system
mmlInj:system
2.1.3.4. 処方箋モジュールの1日量処方表記

処方箋モジュールの書式は1回量表記がベースとなっているが、システム上、止むを得ない場合に一日総量をdoseに記載し、frequencyPerDayに1として、用法指示に分割指示を記載することも許容することとした。

2.1.3.5. 処方箋、注射モジュールの薬剤コード体系設定

処方箋モジュール、注射モジュールで使用する薬剤コード体系をMML0037テーブルにまとめた。

2.1.3.6. 注射記録モジュールの投与開始日時、投与終了日時

注射では投与開始日ではなく、投与開始日時が記録されるため記述部分でデータ型がdateとなっていたのをdateTime型に修正した。(スキーマに変更なし)

+===== M25.1.4. mmlInj:startDateTime
+【内容】投与開始日時 +
+【データ型】dateTime +
 【省略】可 +
-【データ型】date +
 【説明】投与を開始した時間を記載する
-===== mmlInj:endDateTime
+===== M25.1.5. mmlInj:endDateTime
 【内容】投与修了日時 +
+【データ型】dateTime +
 【省略】可 +
-【データ型】date +
2.1.3.7. XMLスキーマのリファクタリング。

xsdの書式で型定義やoccurrence定義が不十分であったり、冗長であったところを修正した。XMLスキーマとして暗黙的に指定されている型やoccurrenceについても明示的に記載することとした。

2.1.3.7.1. occurrenceの明示(基礎的診療情報モジュール)
-        <xs:element minOccurs="0" ref="mmlBc:allergy"/>
-        <xs:element minOccurs="0" ref="mmlBc:bloodtype"/>
-        <xs:element minOccurs="0" ref="mmlBc:infection"/>
+        <xs:element minOccurs="0" maxOccurs="1" ref="mmlBc:allergy"/>
+        <xs:element minOccurs="0" maxOccurs="1" ref="mmlBc:bloodtype"/>
+        <xs:element minOccurs="0" maxOccurs="1" ref="mmlBc:infection"/>
2.1.3.7.2. 文字列型からboolean型へ

文字列(トークン)型で"true"あるいは"false"と制限をかける制約とboolean型を指定することで、インスタンス内に記載されるデータに差はないが、boolean型として明示的に定義するほうが冗長さも回避できる。

summary.xsd
-    <xs:attribute name="emergency" form="qualified">
-      <xs:simpleType>
-        <xs:restriction base="xs:token">
-          <xs:enumeration value="true"/>
-          <xs:enumeration value="false"/>
-        </xs:restriction>
-      </xs:simpleType>
-    </xs:attribute>
+          <xs:attribute name="emergency" type="xs:boolean" use="optional" form="qualified"/>

サマリー情報にあるemergency属性, deathInfoエレメントなどに上記の変更を行った。

2.1.3.7.3. 文字列型からdate型へ

MMLの規約として、日付はCCYY-MM-DDのISO8601形式で記載することとしているため、date型で指定するのと同様にインスタンスに記載されるが、明示的に型を指定することによりデータのバリデーションを行うことができるためスキーマの修正を行った。

patient.xsd
-<xs:element name="birthday" type="xs:string"/>
+<xs:element name="birthday" type="xs:date"/>
2.1.3.8. attributeの付け替えなど

DTDからXML schemaにはほぼ自動変換したものを使用していたが、冗長であったり定義の並びが離れていて分かりづらかったりしたところを修正した。

2.1.3.9. 誤字、表現の修正

その他誤字の修正、表現の修正を多数行った

項目の並びを、データ型、省略の順とした(例)
+===== M23.4.4. mmlFs:boStatus
 【内容】排泄物の性状。軟便、下痢、混濁など。大量・中等量、少量など数値化できない場合にはここに記載する。 +
-【省略】省略可 +
-【データ型】string
+【データ型】string +
+【省略】省略可

2.1.4. 4.1.1 → 4.1.2への修正履歴

4.1.1リリース後からも修正要求があり、下記のような修正を行った。

2.1.4.1. スキーマに関わる修正
2.1.4.1.1. MmlHeaderのtoc, tocItemの削除

以前から必要性については疑問視されてきていた。SAX系のパーサでは有用とされるが、現行のXMLテンプレートシステムとの相性の悪さや現在主流のXMLパーサでは単に読み飛ばされるだけであるため廃止することとした。

======= XHTML記述の追加 XHTML使用可とされているエレメントで、XHTMLが使用できなくなっていたのを修正した。

2.1.4.1.2. MmlのcreateDate属性

MML Ver 2.3ではdate型、MML ver 3ではdateTime型でとされていた。Ver 3.xを引き継ぐこととし、

2.1.4.1.3. docInfo, moduleVersion属性

uri型がXML Schema仕様にないため、string型に変更した。

2.1.4.1.4. mmlSm:attrListの属性としてrelationおよびrelatedDocの定義が誤って定義されていた。

下記のように修正を行った。

<xs:attribute name="relation" use="optional" type="xs:string" form="qualified"/>
</xs:extension>
</xs:simpleContent>
-      <xs:attribute name="relation" use="optional" type="xs:string" form="qualified"/>
</xs:complexType>
</xs:element>
</xs:schema>
2.1.4.1.5. mmlSg:referenceInfo

ドキュメントおよびVer 3.0のDTDでは1回以上の繰り返しとなっていたため下記のように修正した。

<xs:element name="referenceInfo">
  <xs:complexType>
    <xs:sequence>
-        <xs:element ref="mmlCm:extRef"/>
+        <xs:element ref="mmlCm:extRef" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"/>
    </xs:sequence>
  </xs:complexType>
</xs:element>
2.1.4.1.6. mmlPs:frequencyPerDay

4.1.1の解説文書ではdecimal, スキーマはstringであったが、ともにintegerに修正

2.1.4.1.7. mmlPs:batchNo

4.1.1の解説文書ではdecimal, スキーマはintegerであった。スキーマに合わせて解説文書をintegerに修正

2.1.4.1.8. mmlSm:clinicalRecord, mmlSm:deathInfo, mmlSm:testResult

属性情報のmmlSm:dateがdate/dateTimeとDTDの曖昧さを許容していた。XML Schemaでは型定義が厳密であることから、dateTime型に統一することとした。

2.1.4.1.9. mmlLb:numValue

DTDではnil(空白)が許されていたが、decimal型としたことで空白の値を取ることが原則許されなくなった。Ver 3までは、下記のようにnumValueとしては空欄でもデータが異常値であることを示すことができていた。

    <mmlLb:item>
      <mmlLb:itemName mmlLb:itCode="915" mmlLb:itCodeId="KRTKC">HBsAb</mmlLb:itemName>
      <mmlLb:value>ヨウセイ</mmlLb:value>
      <mmlLb:numValue mmlLb:out="N" xsi:nil="true"/>
    </mmlLb:item>

このような表現を許すようにnumValueにnillable属性をとることとした。

  <xs:element name="numValue" nillable="true">

しかしながら、インスタンスにはnilであることを明示的に記入する必要がある。

    <mmlLb:item>
      <mmlLb:itemName mmlLb:itCode="915" mmlLb:itCodeId="KRTKC">HBsAb</mmlLb:itemName>
      <mmlLb:value>ヨウセイ</mmlLb:value>
      <mmlLb:numValue mmlLb:out="N" xsi:nil="true"/>
    </mmlLb:item>
2.1.4.1.10. mmlRd:categoryの修正

categoryに文字列を記入することができなくなっていたため下記のように修正を行った。

  <xs:element name="category">
    <xs:complexType>
      <xs:simpleContent>
	<xs:extension base="xs:string">
	  <xs:attributeGroup ref="mmlRd:attlist.mmlRd.category"/>
	</xs:extension>
      </xs:simpleContent>
    </xs:complexType>
  </xs:element>
2.1.4.1.11. mmlSc:personNameのtableId属性

qualified指定がされていなかったため、namespace指定が落ちていた。追加して他の属性との整合性をとった。

<xs:attribute name="tableId" form="qualified">
2.1.4.2. サンプルインスタンスの追加

バイタルサインモジュール、体温表モジュール、報告書モジュールの追加を行った。

2.1.4.3. チェックプログラムの追加

Rubyでスキーマ、インスタンスの整合性を取るチェックプログラムを作成した。以下の手順でチェックプログラムを操作できる。

% git clone git@github.com:skoba/mml.git
% bundle install
% rake
2.1.4.3.1. 誤字、表現の修正

数多くの誤字の修正および表現の修正を行った。(下記参照)

3. 知的所有権について

本仕様のすべての著作権は,特定非営利活動法人 MedXML コンソーシアムに帰属する.よって,その利用に当っては,以下の特定非営利活動法人 MedXML コンソーシアムのポリシーに従うものとする。

成果物に関する,特定非営利活動法人 MedXML コンソーシアムのポリシー
本法人によって作成された成果物は,原則としてインターネット上に公開し,パブリックドメインとして取り扱う.従って,会員,非会員にかかわらず成果物を利用し,営利,学術活動に利用することが出来る.ただし,その利用にあたっては著作権,優先権に配慮,製品,論文などで本法人の成果物を利用したことを明記し,本法人への報告を義務付けるものとする

4. 参考文献

  1. MedXML コンソーシアム http://www.medxml.net/

  2. 吉原博幸, 大江和彦, 大橋克洋, 山本隆一, 山崎俊司, 廣瀬康行, 松井くにお, 日紫喜 光良, 山下芳範, 皆川和史, 小山博史:医療情報の交換手順の標準化に関する研究報告書, 1997. , http://www.miyazaki-med.ac.jp/medinfo/SGmeeting/document/mml9702/techcore.html

  3. Hiroyuki Yoshihara, Kazuhiko Ohe, Katsuhiro Ohashi, Ryuichi Yamamoto, Shunji Yamazaki, Yasuyuki Hirose, Kunio Matsui, Teruyoshi Hishiki, Yoshinori Yamashita, Kazush Minagawa: Studies on the standardization of exchange procedures of medical information, http://www.miyazaki-med.ac.jp/medinfo/SGmeeting/document/mml9702/techcore_E.html

  4. Extensible Markup Language (XML) 1.0 W3C Recommendation 10-February-1998, http://www.w3.org/TR/1998/REC-xml-19980210

  5. Namespaces in XML World Wide Web Consortium 14-January-1999, http://www.w3.org/TR/1999/REC-xml-names-19990114/

  6. Date elements and interchange formats - Information interchange - Representation of dates and times, http://www.iso.ch/markete/8601.pdf brief overview of the ISO 8601 standard http://www.cl.cam.ac.uk/~mgk25/iso-time.html

  7. Seagaia Meetingホームページ:http://www.seagaia.org/

  8. Kenji Araki, Katsuhiro Ohashi, Shunji Yamazaki, Yasuyuki Hirose, Yoshinori Yamashita, Ryuichi Yamamoto, Kazushi Minagawa, Norihiro Sakamoto, and Hiroyuki Yoshihara: Medical Markup Language (MML) for XML-based Hospital Information Interchange, Journal of Medical Systems; Vol.24, No3, 2000

  9. 荒木賢二,大橋克洋,山崎俊司,廣瀬康行,山下芳範,山本隆一,皆川和史,坂本憲広,吉原博幸: Medical Markup Language (MML) バージョン2.21-XMLを用いた医療情報交換規約-,医療情報学; Vol.20(2): 79-85, 2000

  10. HL7:Version 3 Standard: Clinical Document Architecture Framework Release 1.0, 2000

  11. HL7 Modeling & Methodology Committee :Hl7 Version3 Message Development Framework, V3.3, Dec 1999

  12. ANSI/HL7 Standard version 2.4, The Global Healthcare Messaging Standard, Oct 2000

  13. ISO 13606-1:2008, Electronic health record communication — Part 1: Reference model, 2008

  14. ISO 13606-2:2008, Electronic health record communication — Part 2: Archetype interchange specification, 2008

  15. The openEHR Project, http://www.openehr.org/

  16. XML Schema 1.1, World Wide Web Consortium, 2004, http://www.w3.org/XML/Schema

5. 基本方針

5.1. モジュールのnamespace宣言とバージョン管理

MML Ver 4リリースに伴い、これまでバージョン間で共有されていたnamespaces宣言をバージョンごとに分離する。

Ver 3まではモジュールのバージョンは,namespaces宣言の末尾の整数によって表されていた

例えば,検歴情報のnamespaces宣言が

 xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/ContentModule/test/1.0"

であれば,MML ver 2.3であっても、MML ver 3.0であってもこの検歴情報モジュールのバージョンは,1.0である。

混乱を避けるためにVer 4以降ではURLを示すhttp://www.medxml.net/MMLの後にMMLのバージョンを以下のように記載する。

 xmlns:mml="http://www.medxml.net/MML/v4"

各モジュールのバージョンはURLの末尾に付与する。MMLの同一バージョンで小規模の修正が加わった場合末尾のバージョンを変更するものとする。

 xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/test/1.0"

以下にMML ver 4での各モジュールのnamespace宣言を一覧する。

MmlHeader および docInfo構造モジュール

xmlns:mml ="http://www.medxml.net/MML/v4/base/1.0"

患者情報モジュール

xmlns:mmlPi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/PatientInfo/1.0"

健康保険情報モジュール

xmlns:mmlHi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/HealthInsurance/1.1"

診断履歴情報モジュール

xmlns:mmlRd ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/RegisteredDiagnosis/1.0"

生活習慣情報モジュール

xmlns:mmlLs ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Lifestyle/1.0"

基礎的診療情報モジュール

xmlns:mmlBc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/BaseClinic/1.0"

初診時特有情報モジュール

xmlns:mmlFcl ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FirstClinic/1.0"

経過記録情報モジュール

xmlns:mmlPc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/ProgressCourse/1.0"

手術記録情報モジュール

xmlns:mmlSg ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Surgery/1.0"

臨床サマリー情報モジュール

xmlns:mmlSm ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Summary/1.0"

検歴情報モジュール

xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Test/1.0"

報告書情報モジュール

xmlns:mmlRp="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Report/1.0"

紹介状モジュール

xmlns:mmlRe="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Referral/1.0"

バイタルサインモジュール

xmlns:mmlVs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/VitalSign/1.0"

体温表モジュール

xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FlowSheet/1.0"

処方箋モジュール

xmlns:mmlPs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Prescription/1.0"

注射記録モジュール

xmlns:mmlInj="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Injection/1.0"

透析モジュール

xmlns:mmlHd="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Hemodialysis/1.0"

5.2. MMLにおける各種のデータ定義

5.2.1. 時刻の種類と定義

MMLでは情報の粒度および性質に応じてさまざまな時刻が定義されている。以下にそれを列記する。

MMLにおける時刻表現
1 createDate(MML基本構造 Mmlの属性)

MMLインスタンスの生成時刻を示す。MMLの生成処理をする際にタイムスタンプとして自動的にに入力されることを想定している。したがって、MMLインスタンスに記載される内容の時刻とは原則として無関係であり、記載内容が10年前でも、今日の時点でインスタンスが生成されたのであれば、生成された時点での時刻が記載される。

2 start(MML基本構造 scopePeriodの属性)

MMLインスタンス記載内容全体を通した期間の開始日である。MmlModuleItemが複数存在する場合ははすべてのMmlModuleItemを含めた期間とする。

3 end(MML基本構造scopePeriodの属性)

MMLインスタンス記載内容全体を通した期間の終了日である。MmlModuleItemが複数存在する場合はすべてのMmlModuleItemを含めた期間とする。

4 confirmDate(MML基本構造)

一つのcontentの記載内容が確定された日付である。通常は診療録が電子的に記録されて確定した日に相当する。記載確定日は、イベントが発生した日と一致することが運用上好ましい。しかしながら、運用上数日前のイベントを遅れて記載したような場合には、記載された日付をconfirmDateとして記録する。 MMLではイベントが発生した正確な日付は文書内容を解析しなければわからない。文書内にエレメントとして明示的にイベント発生日時が記載されていることもあるが、文脈などから判断するしかない場合もある。これは、現在の診療録の運用上、やむを得ないことである。

5 start(MML基本構造confirmDateの属性)

contentの記載内容が複数の日付にまたがる情報(たとえばサマリー)である場合は記載内容が対象とする期間の開始日を記載する。上記(2)のscopePeriodがMMLインスタンス全体が対象期間であるのに対して、こちらは対応する一つのMmlModuleItemが対象期間である。

6 end(MML基本構造cinfirmDateの属性)

上記同様にcontentの記載内容が複数の日付にまたがる情報であれば、対応する一つのMmlModuleItemが対象とする期間の終了日を記載する。

7 mmlHi:startDate(健康保健情報)

健康保険の交付年月日である。この日付は診療イベントと関係がないため上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。

8 mmlHi:expiredDate(健康保健情報)

健康保険の有効期限である。この日付も診療イベントとは関係ないため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。

mmlRd:startDate(診断履歴情報)

この日付は疾患の発症年月日ではなく、保険請求上の開始日であり診療イベントとは関係ないことが多いため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。

9 mmlRd:endDate(診断履歴情報)

この日付は疾患が治癒した日ではなく、保険請求上の終了日であり、診療イベントとは関係しないことが多いため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。

10 mmlRd:firstEncounterDate(診断履歴情報)

疾患の初診日であり、最初の保険医療行為の対象となった日である。疾患自体の発症や治癒と関係のないイベントであるため、この日付も上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。

11 mmlSg:date(手術記録情報)

手術施行日(イベント発生日)であり、記載日ではない。記載日は(4)MML基本構造のconfirmDateとして記録する。手術施行日に記載が完了しない場合もあるため、mmlSg:dateとconfirmDateは必ずしも一致しない。

12 mmlSm:start(臨床サマリー情報 mmlSm:serviceHistoryの属性)

サマリー対象期間の開始日である。通常はMML基本構造confirmDateのstart属性と同じ値となる。

13 mmlSm:end(臨床サマリー情報mmlSm:serviceHistoryの属性)

サマリー対象期間御終了日である。通常はMML基本構造confirmDateのend属性と同じ値となる。

5.2.2. エレメント粒度

患者氏名を構造化せずに一つのエレメントとするか、姓・名などのエレメントに分割して取り扱うかといったエレメント粒度はしばしば問題となる。本来であれば、細粒度のデータモデルによって情報が規定されていることが望ましいが、既存の情報システムからデータを収集することも想定する必要もある。粒度の異なる情報システムからデータを収集する際のミスマッチによる情報劣化を抑制するために、MMLではいくつかのエレメントにおいて、粒度の異なるエレメントを選択できるように配慮している。具体例を以下に示す。

  1. 住所表現形式における非構造化住所(mmlAd:full)と構造化形式で示された住所(mmlAd:prefecture, mmlAd:city,mmlAd:town,mmlAd:homeNumber)

  2. 人名表現形式における非構造化名前表現(mmlNm:fullname)と構造化形式による名前表現(mmlNm:family,mmlNm:given,mmlNm:middle)

  3. 診断履歴情報における非構造化病名(mmlRd:diagnosis)と構造化病名形式(mmlRd:diagnosisContents)

  4. 初診時特有情報における自由文章表現(mmlFcl:freeNotes)と時間表現併用型記載(mmlFcl:pastHistoryItem)

  5. 経過記録情報における自由記載(mmlPc:FreeExpression)と構造化記載(mmlPc:structuredExpression)

  6. 経過記録情報-Subject情報における自由記載(mmlPc:freeNotes)と時間表現併用型記載(mmlPc:subjectiveItem)

  7. 手術記録情報における手術法一連表記(mmlSg:operation)と要素分割表記(mmlSg:operationElement)

ただし,MMLインスタンスを正確に生成できても、MMLインスタンスとローカルデータベースのスキーマとの相互変換は、ローカルデータベースの情報粒度に大きく依存する。情報粒度のミスマッチが生じている場合は、情報の損失が起きないように配慮する必要がある.相対的に、MML側の粒度が荒い(分割されていない)場合は、正確な変換は困難である。相対的にMML側の粒度が細かい(分割されている)場合は、情報量を落とさないためにタグをつけたままローカルデータベースに格納することも考えられるが現実的ではない。

5.2.3. 文書の粒度

一つのMMLモジュールアイテム(MML基本構造MmlModuleItem)には、一つのcontentしか記載されないのが原則であり、さらに一つのcontentには一つのMMLモジュールしか記載されない。よって、一つのモジュールアイテムを、一つの文書として見なすことができる。しかし、一つの文書が意味する文書粒度は文書の種別ごとに定義しておく必要がある。

患者情報

患者情報は,最新の情報のみが意味を持つ場合が多いので,複数の患者情報文書が意味を持って同時に出現することは考えにくく,文書粒度が問題になることはない.

健康保険情報

一つの使用可能保険・公費の組合せを一文書とする.詳細はエレメント解説を参照.

診断履歴情報

一つの病名を一文書とする.主たる病名に対する合併症や続発症は,別の文書に記載する.病名を,幹病名と修飾語に分けた場合は,合わせて一文書とする.詳細はエレメント解説を参照.

生活習慣情報

患者情報とほぼ同じで,複数の生活習慣情報文書が意味を持って同時に出現することは考えにくく,文書粒度が問題になることはない.

基礎的診療情報

患者情報と同様である.

初診時特有情報

一回の初診(入院)で取得した一連の情報を一文書とする.ただし,情報の取得が段階的に行われて,複数のインスタンスに分かれることはありうる.複数の初診(入院)で取得した情報をまとめて一文書にしてはならない.

経過記録情報

プログレスノートに相当する文書であり,一回の記述を一文書とする.よって,記載者が複数存在することはない.また,通常は記載日が複数日にまたがることもない.

手術記録情報

手術室に入室し,退室するまでの一連の情報を一文書とする.一旦手術室を退室し,時間をあけずに再び入室して再手術を施行した場合は,二文書とするべきである.逆に,手術途中で術者や担当診療科が変わったり,術創が変わっても,一文書とすべきである.

臨床サマリー情報

ユーザーが定義する対象期間のサマリーを一文書とする.通常,退院時サマリーの場合は,一回の入院で一文書と考えられる.入院途中で転科し,複数診療科にまたがった場合に,サマリーを分けるか,一つにするかは,ユーザーによって定義される

5.2.4. parentIdによる文書間の関連付け

一つのモジュールアイテム(MML基本構造 MmlModuleItem)には,一つのユニークな文書ID(uid)が割り付けられる.uidはUUIDとする.uidは必須エレメントであり,MMLプロセッサーは,MMLインスタンス生成時に必ずuidを附番しなければならない.また,MMLプロセッサーは,MMLインスタンスを受け取った時に,何らかの手段でuidをローカルに保存しておくことを強く推奨する.

MMLでは,関連親文書ID(MML基本構造parentId)を記載することで、文書間の関連付けを行うことができる.

親文書IDによるポイントは,次のような利用法が考えられる.

文書の訂正(テーブルMML0008  oldEdition)

すでに生成した文書を訂正,更新したい時に,前文書のuidをポイントする.ただし,前文書を物理的に消去する必要はなく,ユーザーインターフェイス上見えなくするに留めておくことが望ましい.

オーダーとその結果の関連付け(テーブルMML0008  order)

一つのオーダー文書を,複数の結果文書(通常どちらも経過記録情報モジュールを用いる)からポイントすることにより,検査結果のグルーピングが可能である. 質問とその返答の関連付け(テーブルMML0008  consult) 電子メールのスレッド管理と同じ機能が可能である.

病名の変遷(テーブルMML0008  originalDiagnosis)

病名の時系列的な変遷を表すことが可能である.病名の終了(前病名文書と同じ病名で転記を終了とした新病名文書を生成),変化(前病名文書と異なる病名の新病名文書を生成),分離(前病名文書に対して,病名の異なる複数の新病名文書を生成),併合(複数の前病名文書に対して,一つの新病名文書を生成)を表すことができる.

病名に対する適用健康保険(テーブルMML0008  healthInsurance)

医事会計上必要である場合に,対応可能である.

MMLインスタンスを受け取るMMLプロセッサは,受け取ったMMLインスタンスの関連親文書IDから,該当する文書を検索できることが望ましい.しかし,受信側MMLプロセッサが検索できる保証がない場合は,送信側MMLプロセッサは,過去にすでに送った文書に対してのみ,親文書IDによるポイントを行うべきである.

5.2.5. groupIdによる文書間の関連付け

複数のモジュールを組み合わせて,要約や紹介状等を構築するためには,グループID (1.2.1.1.3.3. groupId)を用いる.モジュール単位で情報を管理する場合には,全く対等でまとまりのあるモジュール群は,同じ文書IDで管理されていた方が,検索抽出が容易であり,文書としてまとめる必要のある複数モジュールには,文書IDとは別個に,同じID(すなわちgroupId)を設定可能とする.

具体的には,MML文書ヘッダ(docInfo)内のdocIdの下位エレメントとして,uid(文書ユニークID),parentId(関連親文書ID)に続いて,groupIdエレメントを追加する.さらに,属性として,groupClassを置き,モジュール群の文書の種別(例えば紹介状)を設定可能とする.

5.2.6. データ型

MML Ver 4のデータ型はW3C XML Schema Ver 1.1に準拠する。具体的には以下の通りである。Ver 3までのtimePeriod型はxs:duration型で代用する。

xs:string

文字列

xs:integer

整数

xs:decimal

10進数

xs:boolean

真偽値(true or false)

xs:date

日付型。ISO8601形式(CCYY-MM-DD)で表記する

xs:time

時刻型。ISO8601形式(hh:mmLss[Z\|(+\|-)hh:mm])で表記する

xs:dateTime

日付時刻型。ISO8601形式(CCYY-MM-DDThh:mm:ss[Z\|(+\|-)hh:mm])で表記する

xs:duration

期間型。ISO8601形式(PnYnMnDTnHnMnS)形式で表記する。

xs:token

空白置換と空白縮小が行われた文字列。

5.2.7. アクセス権と暗号化

MMLインスタンス生成者の判断により,一文書ごとにアクセス権を記載することができる(MML基本構造accessRight).ただし,このアクセス権は,インスタンス生成時において,インスタンス生成者の判断により記載されるものであり,インスタンスを受ける側が,記載されたアクセス権をどのように利用するかは,受け取ったアプリケーションのアクセスコントロールに委ねられる.

MMLでは,インスタンスの暗号化を規定しない.暗号化の具体的な方法はユーザーによって選択される.しかし,暗号化情報エレメント(MML基本構造encryptInfo)に,暗号化に関する情報を記載することは可能である.記載方法は規定しない.

暗号化の想定される一つの方法として,MMLインスタンスの本文(MML基本構造MmlBody)のみを公開鍵方式により暗号化し,暗号化に関する情報(用いた暗号化方法)を暗号化情報エレメントに記載することが考えられる.生成者情報(MML基本構造mmlCi:CreatorInfo)の生成者IDから生成者の公開鍵を取得し,復号できれば,電子署名となる.

MMLインスタンスの一部またはすべてを暗号化したものは,厳密にはMMLの規格外であり,復号されたもののみに対し,MMLの規格は適用される.

5.3. XHTMLの取り扱い

MMLでは,文章として記述すべき情報を多く含んでいるため,書式情報を交換しなければ,正確に意味が伝わらないことがある.よって,データ型がstringであるエレメントのいくつかには,XHTMLが使用できることを定義し、改行書式“<br/>”のみを必須の書式としてきた。他の要素は処理系依存であり、必ずしも処理する必要はないとしたが、XHTML部分に書式以外の情報が入る余地を残したことで、この部分にMMLでは規定していないさまざまな情報が構造化されて記載されて運用されることになった。

XHTML部分の扱いについてVer 4ではこれまで通りとするが、内容については精査しできる限り構造化して取り入れるように今後のバージョンで検討していくこととする。

6. MML基本構造

MMLはheader部分とbody部分の2つのブロックで構成される(Figure 1)。Header部分にはすべてのMMLインスタンスに共通の情報が定義されており、Body部分には個別のユースケースに対応したコンテンツモジュールが組み込まれるようになっている。

mml structure
Figure 1. MMLの構造

6.1. MML headerブロック

MML headerはMML作成者情報(mmlCi:CreatorInfo)、患者ID(masterId)情報で構成される。

6.2. MML bodyブロック

MML bodyブロックは複数のitemブロック(MmlModuleItem)で構成されており、各itemブロックにはヘッダ情報(docInfo)とその内容を表すコンテンツモジュール(content)が配置される。

docInfoには、記載日、記載者、文書種別、タイトル、文書ID、親文書ID、グループID、アクセス権、外部参照リストが記載されている。

contentには下記のモジュールのいずれか一つが格納される。

docInfoには、記載日、記載者、文書種別、タイトル、文書ID、親文書ID、グループID、アクセス権、外部参照リストが記載されている。

各itemブロックには下記のモジュールのいずれか一つが格納される。

  • 患者情報

  • 保険情報

  • 診断履歴情報

  • 生活習慣情報

  • 基礎的診療情報

  • 初診時特有情報

  • 経過記録情報

  • 手術記録情報

  • 臨床サマリー情報

  • 検歴情報

  • 報告書情報

  • 紹介状

  • バイタルサイン

  • 体温表

  • 処方箋

  • 注射記録

  • 透析

6.3. MML共通形式

複数のモジュールで共通して利用される情報モデルは以下のMML共通形式としてまとめられている。

  • 住所表現形式

  • 電話番号表現形式

  • Id形式

  • 外部参照形式

  • 人名表現形式

  • 施設情報形式

  • 個人情報形式

  • 作成者情報形式

ただし、これらの形式を組み込んだ上位モジュールの違いにより使用するテーブルが異なることがあるため、実装の際には各モジュールの解説で確認しなければならない。

6.4. namespace宣言

MML基本構造のnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mml="http://www.medxml.net/MML/v4/base"

ここでは、便宜的に、Namespace Prefixとして「mml」を用いる.アプリケーションはこのNamespace Prefixを使うことを推奨する.このドキュメント内では,MML基本構造はこのネームスペースをデフォルトとして定義したものとして記述する.

6.5. MML基本構造解説

Table 2. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence Table

M0.

Mml

version

string

#FIXED

createDate

dateTime

#REQUIRED

xmlns

string

#FIXED

xmlns:xhtml

string

#FIXED

xmlns:mmlCm

string

#FIXED

xmlns:mmlNm

string

#FIXED

xmlns:mmlFc

string

#FIXED

xmlns:mmlDp

string

#FIXED

xmlns:mmlAd

string

#FIXED

xmlns:mmlPh

string

#FIXED

xmlns:mmlPsi

string

#FIXED

xmlns:mmlCi

string

#FIXED

xmlns:mmlPi

string

#FIXED

xmlns:mmlBc

string

#FIXED

xmlns:mmlFcl

string

#FIXED

xmlns:mmlHi

string

#FIXED

xmlns:mmlLs

string

#FIXED

xmlns:mmlPc

string

#FIXED

xmlns:mmlRd

string

#FIXED

xmlns:mmlSg

string

#FIXED

xmlns:mmlSm

string

#FIXED

xmlns:mmlLb

string

#FIXED

xmlns:mmlRp

string

#FIXED

xmlns:mmlRe

string

#FIXED

xmlns:mmlSc

string

#FIXED

xmlns:mmlVs

string

#FIXED

xmlns:mmlFs

string

#FIXED

xmlns:mmlPs

string

#FIXED

xmlns:mmlInj

string

#FIXED

xmlns:claim

string

#FIXED

xmlns:claimA

string

#FIXED

M0.1.

MmlHeader

M0.1.1.

mmlCi:creatorInfo

M0.1.2.

masterId

M0.1.2.1.

mmlCm:Id

string

M0.1.3.

scopePeriod

?

start

date

#IMPLIED

end

date

#IMPLIED

hasOtherInfo

boolean

#IMPLIED

isExtract

boolean

#IMPLIED

extractPolicy

string

#IMPLIED

M0.1.4.

encryptInfo

string

?

M0.2.

MmlBody

M0.2.1.

MmlModuleItem

+

type

string

#IMPLIED

MML0005

M0.2.1.1.

docInfo

?

contentModuleType

string

#IMPLIED

MML0005

moduleVersion

string

#IMPILED

M0.2.1.1.1.

mmlSc:securityLevel

M0.2.1.1.1.1.

mmlSc:accessRight

*

permit

string

#REQUIRED

MML0034

startDate

date

#IMPLIED

endDate

date

#IMPLIED

M0.2.1.1.1.1.1.

mmlSc:facility

?

M0.2.1.1.1.1.1.1.

mmlSc:facilityName

string

+

mmlSc:facilityCode

string

#REQUIRED

MML0035

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

mmlSc:facilityId

string

#IMPLIED

mmlSc:facilityIdType

string

#IMPLIED

MML0027

M0.2.1.1.1.1.2.

mmlSc:department

?

M0.2.1.1.1.1.2.1.

mmlSc:departmentName

string

+

mmlSc:departmentCode

string

#REQUIRED

MML0028

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

M0.2.1.1.1.1.3.

mmlSc:license

?

M0.2.1.1.1.1.3.1.

mmlSc:licenseName

string

+

mmlSc:licenseCode

string

#REQUIRED

MML00026

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

M0.2.1.1.1.1.4.

mmlSc:person

?

M0.2.1.1.1.1.4.1.

mmlSc:personName

string

+

mmlSc:personCode

string

#REQUIRED

MML00036

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

mmlSc:personId

string

#REQUIRED

MML00036

mmlSc:personIdType

string

#IMPLIED

M0.2.1.1.2.

title

string

generationPurpose

string

#IMPLIED

MML0007

M0.2.1.1.3.

docId

M0.2.1.1.3.1.

uid

string

M0.2.1.1.3.2.

parentId

string

*

relation

string

#IMPLIED

MML0008

M0.2.1.1.3.3.

groupId

string

*

groupClass

string

#IMPLIED

MML0007

M0.2.1.1.4.

confirmDate

date

start

date

#IMPLIED

end

date

#IMPLIED

M0.2.1.1.5.

mmlCi:CreatorInfo

M0.2.1.1.6.

extRefs

M0.2.1.1.6.1.

mmlCm:extRef

*

M0.2.1.2

content

*

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

6.5.1. エレメント解説

6.5.1.1. M0. Mml

【内容】MML開始・終了タグ
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

version

string

#FIXED

4.1.2

createDate

dateTime

#REQUIRED

MML生成日時.書式:CCYY-MM-DDThh:mm:ss

xmlns

string

#FIXED

使用したMML基本構造スキーマのURIを記載

xmlns:xhtml

string

#FIXED

使用したXHTML基本構造スキーマのURIを記載

xmlns:mmlCm

string

#FIXED

使用した共通形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlNm

string

#FIXED

使用した人名表現形式のURIを記載

xmlns:mmlFc

string

#FIXED

使用した施設情報形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlDp

string

#FIXED

使用した診療科情報形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlAd

string

#FIXED

使用した住所表現形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlPh

string

#FIXED

使用した個人情報形式スキーマのURIを記載使用した電話番号表現形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlPsi

string

#FIXED

使用した作成者情報形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlCi

string

#FIXED

使用した作成者情報形式スキーマのURIを記載

xmlns:mmlPi

string

#FIXED

使用した患者情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlBc

string

#FIXED

使用した基礎的診療情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlFcl

string

#FIXED

使用した初診時特有情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlHi

string

#FIXED

使用した健康保険情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlLs

string

#FIXED

使用した生活習慣情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlPc

string

#FIXED

使用した経過記録情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlRd

string

#FIXED

使用した診断履歴情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlSg

string

#FIXED

使用した手術記録情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlSm

string

#FIXED

使用した臨床サマリー情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlLb

string

#FIXED

使用した検歴情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlRp

string

#FIXED

使用した報告書情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlRe

string

#FIXED

使用した紹介状情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlSc

string

#FIXED

使用したアクセス権情報スキーマのURIを記載

xmlns:mmlVs

string

#FIXED

使用したバイタルサインモジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlFs

string

#FIXED

使用した体温表モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlPs

string

#FIXED

使用した処方箋モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlInj

string

#FIXED

使用した注射情報モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:mmlHd

string

#FIXED

使用した透析モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:claim

string

#FIXED

使用した予約請求モジュールスキーマのURIを記載

xmlns:claimA

string

#FIXED

使用した点数金額モジュールスキーマのURIを記載

インスタンス全体に適用されるnamespaces宣言は,MMLルートタグ(MML基本構造M0.Mml)の属性とする.一つのMMLインスタンスが,同種でかつ,異なるバージョンのモジュールを含んでいるときは,モジュールのnamespaces宣言は,それぞれのモジュールのルートタグの属性とする.

 

6.5.2. M0.1. MmlHeader

【内容】ヘッダ情報
MML headerはMML作成者情報(mmlCi:CreatorInfo)、患者ID(masterId)情報で構成される。

6.5.2.1. M0.1.1. mmlCi:CreatorInfo

【内容】生成者識別情報.構造はMML共通形式(作成者情報形式)参照.
【省略】不可

6.5.2.2. M0.1.2. masterId

【内容】患者主ID.
【データ型】string
【省略】不可

6.5.2.3. M0.1.2.1. mmlCm:Id

【内容】構造はMML共通形式(Id形式)参照.
【データ型】string
【省略】不可

6.5.2.4. M0.1.3. scopePeriod

【内容】MML本文全体の対象期間
【省略】省略可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

start

date

#IMPLIED

開始日

end

date

#IMPLIED

終了日

hasOtherInfo

boolean

#IMPLIED

"期間外情報の有無.true:あり,false:なし"

isExtract

boolean

#IMPLIED

"情報抽出の有無.true:あり,false:なし"

extractPolicy

string

#IMPLIED

MML0004

startとendで示されるMML全体の対象期間に対して,送信側の施設に,対象期間外の患者診療情報があれば,hasOtherInfoの値をtrueとする.また,送信側施設の対象期間内のすべての患者情報をMMLインスタンスに記載しておれば,isExtractの値をfalseに,何からの抽出を行っておれば,trueにする.さらに,抽出を行っている場合は,抽出の基準をextractPolicyに記載する.これらは,MMLインスタンスを受け取った側が,患者情報のすべてを受け取っているのか,一部分を受け取っているのかを明確にするためのものである.一部を受け取っているにもかかわらず,すべてを受け取っていると誤解した場合には,診療行為に重大な過ちが生じる可能性があるからである.

6.5.2.5. M0.1.4. encryptInfo

【内容】電子署名などの暗号化情報.記載方法を特に定めない.基本方針の「アクセス権と暗号化」を参照.
【データ型】string
【省略】省略可

6.5.2.6. M0.2. MmlBody

【内容】本文.内部に1つ以上の文書を入れる.
【省略】不可

6.5.2.7. M0.2.1.MmlModuleItem

【内容】個々の文書.1つのMmlModuleItemに1つの文書を入れる.ユーザーのローカルデータベースにおいては,一つの文書レコードとして管理されることが想定される.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.文書の数だけ繰り返し可.
【属性】この属性は,主としてデータ送受信時のモジュール指定に用いられる.

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

type

string

#IMPLIED

MML0005

文書の種類コード

6.5.2.8. M0.2.1.1.docInfo

【内容】個々の文書のヘッダ情報
【省略】通常は省略不可だが,モジュールを指定したクエリや,クエリの返答で該当するモジュールがなかった場合のみ省略可.
【属性】文書ヘッダの参照だけで,使用したモジュールの種別とバージョンが分かるように属性を設定する.

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

contentModuleType

string

#IMPLIED

MML0005

文書の種類コード

6.5.2.9. M0.2.1.1.1. mmlSc:securityLevel

【内容】アクセス権種別.MMLインスタンス生成者が,生成時に判断したアクセス権を記載する.実際のアクセスコントロールは,インスタンスを受けたアプリケーション(およびその管理者)に委ねられる.
【省略】不可

6.5.2.10. M0.2.1.1.1.1. mmlSc:accessRight

【内容】アクセス権
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.設定するアクセス権の数だけ繰り返す.少なくとも,記載者が参照できないことがないように,記載者のアクセス権設定は必須.複数のmmlSc:accessRightエレメントが存在する場合は,mmlSc:accessRightエレメント同士は“OR”条件となる.一つのmmlSc:accessRightエレメント直下に,施設,診療科,職種,個人の内二つ以上が存在するときは,“AND”条件となる.このAND条件を満たすものが実在しない場合には,アクセス権は認められない. 【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

permit

string

#REQUIRED

参照の権利 .
none:すべてのアクセスを不許可
read:参照を許可
write:参照,修正を許可
delete:参照,削除を許可
all:参照,修正,削除を許可

参照を許可しないことを明示的に示したい場合には,permit属性にnoneを設定する.

MMLでは,削除可能文書に対して,削除要求が出されたときの具体的な処理方法を規定しないが,一つの想定される実装として,診療記録の修正履歴を残すことが重要と考えられる場合は,物理的削除ではなく,参照者の通常アクセスにおいて非表示とするに留めることが考えられる.

6.5.2.11. M0.2.1.1.1.1.1. mmlSc:facility

【内容】施設.施設単位でのアクセス権を設定する.
【省略】可

6.5.2.12. M0.2.1.1.1.1.1.1. mmlSc:facilityName

【内容】施設名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する施設の数だけ繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlSc:facilityCode

string

#REQUIRED

MML0035

施設アクセス権定義

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

施設アクセス権定義用いられたテーブル名.MML0035と記載

mmlSc:facilityId

string

#IMPLIED

施設コード

mmlSc:facilityIdType

string

#IMPLIED

MML0027

施設コードのマスタ名

施設アクセス権定義における各値の意味は以下の通りである.

all

アクセスを行う全ての施設を対象とする.

creator

記載者と同じ施設を対象とする.

experience

被記載者(患者)の診療歴のある施設を対象とする. 診療歴のある施設の選別法は,各アプリケーションに委ねられる.

individual

施設IDを個別に指定し,対象とする.mmlSc:facilityId,mmlSc:facilityIdTypeに対象施設を記載する.

6.5.2.13. M0.2.1.1.1.1.2.mmlSc:department

【内容】診療科
【省略】可

6.5.2.14. M0.2.1.1.1.1.2.1.mmlSc:departmentName

【内容】診療科名
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する診療科の数だけ繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlSc:departmentCode

string

#REQUIRED

MML0028

診療科コード

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

診療科コード名.MML0028と記載.

6.5.2.15. M0.2.1.1.1.1.3.mmlSc:licence

【内容】職種
【省略】可

6.5.2.16. M0.2.1.1.1.1.3.1.mmlSc:licenceName

【内容】職種名
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する職種の数だけ繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlSc:licenceCode

string

#REQUIRED

MML0026

職種コード

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

職種コード名.MML0026と記載.

6.5.2.17. M0.2.1.1.1.1.4.mmlSc:person

【内容】個人
【省略】可

6.5.2.18. M0.2.1.1.1.1.4.1.mmlSc:personName

【内容】個人名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する個人の数だけ繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlSc:personCode

string

#REQUIRED

MML0036

個人アクセス権定義

mmlSc:tableId

string

#IMPLIED

個人アクセス権定義に用いられたテーブル名.MML0036と記載

mmlSc:personId

string

#REQUIRED

個人ID

mmlSc:personIdType

string

#IMPLIED

個人IDのマスタ名

個人アクセス権定義における各値の意味は以下の通りである.

all

アクセスを行う全ての個人を対象とする.

creator

記載者を対象とする.

patient

被記載者(患者)本人を対象とする

individual

個人IDを個別に指定し,対象とする.mmlSc:personId,mmlSc:personIdTypeに対象者を記載する.

【例】1.2.1.1.1.mmlSc:securityLevel(アクセス権種別)記載例

宮崎医科大学附属病院の内科,医師に2001年10月1日から2001年12月31日まで参照,修正,削除の権利を与える場合

<mmlSc:securityLevel>
  <mmlSc:accessRight
    permit="all"
    startDate="2001-10-01"
    endDate="2001-12-31">
    <mmlSc:facility>
      <mmlSc:facilityName
        mmlSc:facilityCode="individual "
        mmlSc:tableId="MML0035"
        mmlSc:facilityId="JPN453010100003"
        mmlSc:facilityIdType="JMARI">
        宮崎医科大学附属病院
      </mmlSc:facilityName>
    </mmlSc:facility>
    <mmlSc:department>
      <mmlSc:departmentName
        mmlSc:departmentCode="01"
        mmlSc:tableId="MML0028"/>
    </mmlSc:department>
    <mmlSc:licence>
      <mmlSc:licenceName
        mmlSc:licenceCode="doctor"
        mmlSc:tableId="MML0026"/>
    </mmlSc:licence>
  </mmlSc:accessRight>
</mmlSc:securityLevel>

記載者施設に無期限の全ての権利と,患者(患者太郎)に2001年10月1日から2001年12月31日まで参照の権利を与える場合

<mmlSc:securityLevel>
  <mmlSc:accessRight permit="all">
    <mmlSc:facility>
      <mmlSc:facilityName
        mmlSc:facilityCode="creator"
        mmlSc:tableId="MML0035">
        記載者施設
      </mmlSc:facilityName>
    </mmlSc:facility>
  </mmlSc:accessRight>
  <mmlSc:accessRight
    permit="read"
    startDate="2001-10-01"
    endDate="2001-12-31">
    <mmlSc:person>
      <mmlSc:personName
        mmlSc:personCode="patient"
        mmlSc:tableId="MML0036"
        mmlSc:personId="4500001234"
              mmlSc:personIdType="dolphinUserid_2001-10-03">
        患者太郎
      </mmlSc:personName>
    </mmlSc:person>
  </mmlSc:accessRight>
</mmlSc:securityLevel>
6.5.2.19. M0.2.1.1.2. title

【内容】文書タイトル
【データ型】string
【省略】不可
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

generationPurpose

string

#IMPLIED

MML0007

文書詳細種別

6.5.2.20. M0.2.1.1.3. docId

【内容】文書ID情報
【省略】不可

6.5.2.21. M0.2.1.1.3.1. uid

【内容】文書ユニークID.ユニーク番号の形式はUUIDとする(UUIDはハイフンを含めた形式とする).MMLプロセッサーは,MMLインスタンスを受け取った時に,何らかの手段でuidをローカルに保存しておくことを強く推奨する.
【データ型】string
【省略】不可
【例】

<uid>0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e7</uid>
6.5.2.22. M0.2.1.1.3.2. parentId

【内容】関連親文書のID.活用法については,基本方針の「文書間の関連付け」を参照すること.
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.親文書が複数の場合に繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

relation

string

#IMPLIED

MML0008

関連の種別

【例】親文書に対する訂正文書(新しい版)である場合

<parentId relation="oldEdition">0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e8</parentId>
6.5.2.23. M0.2.1.1.3.3. groupId

【内容】グループID.活用法については,基本方針の「groupIdによる文書間の関連付け」を参照すること.
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.複数のグループに属する場合に繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

groupClass

string

#IMPLIED

MML0007

モジュールグループの種別

6.5.2.24. M0.2.1.1.4. confirmDate

【内容】カルテ電子保存の確定日時
【データ型】dateTime 書式:CCYY-MM-DDTHH:MM:SS
【省略】不可
【属性】時系列情報が1文書となっている場合は,次の属性で開始日と終了日を記載する. ScopePeriod(1.1.4.)がMML文書全体の対象期間であるのに対し,こちらは,一つのMmlModuleItemの期間を表していることに注意.

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

start

dateTime

#IMPLIED

時系列情報場合の開始日時.

end

dateTime

#IMPLIED

時系列情報場合の終了日時.

6.5.2.25. M0.2.1.1.5. mmlCi:CreatorInfo

【内容】個々の文書の作成者情報.構造はMML共通形式(作成者情報形式)参照.
【省略】不可

6.5.2.26. M0.2.1.1.6. extRefs

【内容】content内に記載されているすべての外部リンク情報のリスト.content内を解析しなくても,外部参照ファイルのリストを得ることができる.
【省略】不可

6.5.2.27. M0.2.1.1.6.1.mmlCm:extRef

【内容】外部リンク情報.構造はMML共通形式(外部参照形式)参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】記載されている外部リンク情報の数だけ繰り返す.

6.5.2.28. M0.2.1.2.content

【内容】記載内容.namespaceを用いて,モジュールを入れる.一つのcontentにモジュールは1種類のみ可.
【省略】通常は省略不可だが,リスト形式クエリの返答である場合のみ省略可.

7. MML共通形式

MMLではモジュール間で再利用されることの多いコンポーネントを共通形式として定義している。以下にそのコンポーネントを示す。各コンポーネントの詳細については、それぞれの解説を参照すること。

7.1. 住所表現形式

mmlad
Figure 2. 住所表現形式エレメント構造図
Table 3. 住所表現形式エレメント一覧表
Element Attribute Data types Occurence TableId

M1.

mmlAd:Address

mmlAd:repCode

string

#REQUIRED

optional

mmlAd:addressClass

string

#IMPLIED

MML0002

mmlAd:tableId

string

#IMPLIED

M1.1.

mmlAd:full

string

?

M1.2.

mmlAd:prefecture

string

?

M1.3.

mmlAd:city

string

?

M1.4.

mmlAd:town

string

?

M1.5.

mmlAd:homeNumber

string

?

M1.6.

mmlAd:zip

string

?

M1.7.

mmlAd:countryCode

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.1.1. エレメント解説

7.1.1.1. M1. mmlAd:Address (住所表現形式)

【内容】住所を表現する共通形式.一連住所(M1.1.)もしくはその直下のエレメント (M1.2. からM1.5.) のどちらかを選択.

【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlAd:repCode

string

#REQUIRED

optional

表記法

mmlAd:addressClass

string

#IMPLIED

MML0002

住所の種類コード

mmlAd:tableId

string

#IMPLIED

上記の表記法を規定するテーブル名

【例】アルファベット表記,職場住所の場合

<mmlAd:Address mmlAd:repCode = "A" mmlAd:addressClass = "business" mmlAd:tableId = "MML0025">
7.1.1.2. M1.1. mmlAd:full

【内容】一連住所.
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.3. M1.2. mmlAd:prefecture

【内容】都道府県
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.4. M1.3. mmlAd:city

【内容】 市,区,郡
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.5. M1.4. mmlAd:town

【内容】町,村
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.6. M1.5. mmlAd:homeNumber

【内容】番地,丁目,マンション名,部屋番号など残りすべて.
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.7. M1.6. mmlAd:zip

【内容】郵便番号
【データ型】string
【省略】省略可

7.1.1.8. M1.7. mmlAd:countryCode

【内容】国コード.ISO 3166 A3 コード使用.
【データ型】string
【省略】省略可

mmlAd:Address (住所表現形式) サンプル インスタンス
  • 一連住所の場合

    <mmlAd:Address mmlAd:repCode="A" mmlAd:addressClass="business" mmlAd:tableId="MML0025">
      <mmlAd:full>5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki-gun, Miyazaki-prefecture</mmlAd:full>
      <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip>
      <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode>
    </mmlAd:Address>
  • 分割して表記する場合

    <mmlAd:Address mmlAd:repCode="A" mmlAd:addressClass="business" mmlAd:tableId="MML0025">
      <mmlAd:prefecture>Miyazaki</mmlAd:prefecture>
      <mmlAd:city>Miyazaki</mmlAd:city>
      <mmlAd:town>Kiyotake</mmlAd:town>
      <mmlAd:homeNumber>5200 Kihara</mmlAd:homeNumber>
      <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip>
      <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode>
    </mmlAd:Address>

7.2. 電話番号表現形式

mmlph
Figure 3. エレメント構造図
Table 4. エレメント一覧表
Element Attribute Data types Occurence TableId

M2.1.

mmlPh:Phone

mmlPh:telEquipType

string

#IMPLIED

MML0003

M2.1.

mmlPh:area

string

?

M2.2.

mmlPh:city

string

?

M2.3.

mmlPh:number

string

?

M2.4.

mmlPh:extension

string

?

M2.5.

mmlPh:full

string

?

M2.6.

mmlPh:country

string

?

M2.7.

mmlPh:memo

string

?

Occurrence  なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.2.1. エレメント解説

7.2.1.1. M2. mmlPh:Phone (電話番号表現形式)

【内容】電話番号を表現する共通形式.分割電話番号 (M2.1. から M2.4.) もしくは一連電話番 (M2.5.) のどちらかを選択.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlPh:telEquipType

string

#IMPLIED

MML0003

装置の種類コード

7.2.1.2. M2.1. mmlPh:area

【内容】市外局番
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.3. M2.2. mmlPh:city

【内容】局番
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.4. M2.3. mmlPh:number

【内容】加入番号
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.5. M2.4. mmlPh:extension

【内容】内線番号
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.6. M2.5. mmlPh:full

【内容】一連電話番号
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.7. M2.6. mmlPh:country

【内容】国番号
【データ型】string
【省略】省略可

7.2.1.8. M2.7. mmlPh:memo

【内容】使用時間帯などを記載
【データ型】string
【省略】省略可

mmlPh:Phone(電話番号表現形式)サンプルインスタンス
  • 構造化電話番号表記

     <mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType="PH">
       <mmlPh:area>0985</mmlPh:area>
       <mmlPh:city>85</mmlPh:city>
       <mmlPh:number>1500</mmlPh:number>
       <mmlPh:extension>2067</mmlPh:extension>
       <mmlPh:country>81</mmlPh:country>
       <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo>
     </mmlPh:Phone>
  • 非構造化電話番号表記

     <mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType="PH">
       <mmlPh:full>0985-85-1500(2067)</mmlPh:full>
       <mmlPh:country>81</mmlPh:country>
     <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo>

7.3. Id 形式

Table 5. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurrence TableId

M3.

mmlCm:Id

string

mmlCm:type

string

#REQUIRED

optional

mmlCm:tableId

string

#REQUIRED

mmlCm:checkDigit

integer

#IMPLIED

mmlCm:checkDigitSchema

string

#IMPLIED

MML0001

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.3.1. エレメント解説

7.3.1.1. M3. mmlCm:Id (Id 形式)

【内容】ID を表現する共通形式.
【データ型】string
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlCm:type

string

#REQUIRED

optional

ID の種類コード

mmlCm:tableId

string

#REQUIRED

上記 ID の種類コードを規定するテーブル名.施設固有の個人 ID の場合に限り,施設 ID を記載することができる.

mmlCm:checkDigit

integer

#IMPLIED

チェックディジット

mmlCm:checkDigitSchema

string

#IMPLIED

MML0001

チェックディジット方式

注釈 1

mmlCm:type は原則として,個人 ID に対しては MML0024 テーブルを,施設 ID に対しては MML0027 テーブルを,診療科 ID に対しては MML0029 を使用し,mmlCm:tableId に使用したテーブル名を記載する.

注釈 2

個人 ID が施設固有のものである場合に限り,mmlCm:tableId に施設 ID を記載し,「施設 ID+施設固有個人 ID」の組み合わせで個人 ID を記載することを可能とする.

mmlCm:Id(Id 形式)サンプルインスタンス
  • 個人 ID の場合

     <mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5"
       mmlCm:tableId = "MML0024">12345</mmlCm:Id>
  • 個人 ID の場合 (「施設 ID+施設固有個人 ID」で記載する場合)

     <mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5"
       mmlCm:tableId = "JPN452015100001">12345</mmlCm:Id>
  • 施設 ID の場合

     <mmlCm:Id mmlCm:type = "insurance" mmlCm:tableId = " MML0027">12345</mmlCm:Id>
  • 診療科 ID の場合

     <mmlCm:Id mmlCm:type = "medical" mmlCm:tableId = "MML0029">16</mmlCm:Id>

7.4. 外部参照形式

Table 6. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurrence Table id

M4.

mmlCm:extRef

mmlCm:contentType

string

#IMPLIED

mmlCm:medicalRole

string

#IMPLIED

mmlCm:title

string

#IMPLIED

mmlCm:href

string

#REQUIRED

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.4.1. エレメント解説

7.4.1.1. M4. mmlCm:extRef(外部参照形式)

【内容】外部参照を表現する共通形式.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlCm:contentType

string

#IMPLIED

外部参照情報の種類コード

mmlCm:medicalRole

string

#IMPLIED

外部参照情報の詳細種別

mmlCm:title

string

#IMPLIED

タイトル

mmlCm:href

string

#REQUIRED

外部参照情報の所在

画像や心電図波形などバイナリデータについては,(1) HL7 や DICOM などの規格が存在する,(2) バイナリデータ形式がデータ交換上効率がよい,(3) 独立したデータファイルで管理されることが多い,などの理由から,これらは MMLインスタンスから独立したデータファイルとし,MMLからそれらを外部参照する方式を強く推奨する.MMLインスタンスにこれらのデータを直接埋め込む方法は,十分に検討されていないので本規格書では外部参照する方式とする.

外部参照形式の属性は以下のような記述形式をとる.

7.4.1.1.1. mmlCm:contentType

contentType は,MIME (RFC 2045,2046,2047) の Content-Type に準拠しており,"TEXT/PLAIN" などの他に,MERIT-9 (医療情報交換規約運用指針) において,"IMAGE/DICOM","APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3" などが定義されている.詳細については,MERIT-9 の CONTENT-TYPE を参照されたい.

画像についても同様の方法で,"IMAGE/ JPEG ","IMAGE/ GIF ","IMAGE/TIFF",など複数のフォーマットの外部ファイルを参照可能とする.

7.4.1.1.2. mmlCm:medicalRole

ユーザーの実装アプリケーションにおいて,外部参照ファイルが分類されておれば,効率よく整理され,参照が容易となる.よって,medicalRole では,MML で想定されるあらゆる外部ファイルを分類するための種別を記載する.MML0033 テーブルを用いる.

7.4.1.1.3. mmlCm:title

個々の外部参照ファイルの内容を,具体的に表す短い文字列を記載する.以下のような使用を想定している.

【例】
  • 胸腔ドレナージ後の胸部レントゲン写真

  • 化学療法直後の胸部CTスキャン

  • 冠動脈造影スケッチ

  • 類似症例の文献(PDF)

7.4.1.1.4. mmlCm:href

MML インスタンスからの相対的 uri 記述.外部参照ファイルは,MML インスタンスに添付して送られることを想定しているため,絶対的 uri は使用しない.ファイルの名称や,ディレクトリの設定は,ユーザーにより定義される.

mmlCm:extRef (外部参照形式) サンプルインスタンス
<mml:extRefs>
  <mmlCm:extRef
   mmlCm:contentType="APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3"
   mmlCm:medicalRole="prescription"
   mmlCm:title="Prescription on discharge"
   mmlCm:href="patient1234/prescription831.HL7"/>
</mml:extRefs>

7.5. 人名表現形式

mmlnm
Figure 4. エレメント構造図
Table 7. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurrence TableId

M5.

mmlNm:Name

mmlNm:repCode

string

#REQUIRED

optional

mmlNm:tableId

string

#IMPLIED

M5.1.

mmlNm:family

string

?

M5.2.

mmlNm:given

string

?

M5.3.

mmlNm:middle

string

?

M5.4.

mmlNm:fullname

string

?

M5.5.

mmlNm:prefix

string

?

M5.6.

mmlNm:degree

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.5.1. エレメント解説

7.5.1.1. M5. mmlNm:Name(人名表現形式)

【内容】人名を表現する共通形式.M5.1. から M5.3. の 3 エレメントもしくは M5.4. フルネームのどちらかを選択.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlNm:repCode

string

#REQUIRED

optional

表記法

mmlNm:tableId

string

#IMPLIED

表記法を規定するテーブル名

7.5.1.2. M5.1. mmlNm:family

【内容】姓
【データ型】string
【省略】上記参照

7.5.1.3. M5.2. mmlNm:given

【内容】名
【データ型】string
【省略】上記参照

7.5.1.4. M5.3. mmlNm:middle

【内容】ミドルネーム
【データ型】string
【省略】省略可

7.5.1.5. M5.4. mmlNm:fullname

【データ型】string
【省略】上記参照

7.5.1.6. M5.5. mmlNm:prefix

【内容】肩書きなど
【データ型】string
【省略】省略可

7.5.1.7. M5.6. mmlNm:degree

【内容】学位
【データ型】string
【省略】省略可

mmlNm:Name (人名表現形式) サンプルインスタンス
  • 姓名を分ける場合

    <mmlNm:Name mmlNm:repCode="A" mmlNm:tableId="MML0025">
      <mmlNm:family>Araki</mmlNm:family>
      <mmlNm:given>Kenji</mmlNm:given>
      <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree>
    </mmlNm:Name>
  • 姓名を分けない場合

    <mmlNm:Name mmlNm:repCode="A" mmlNm:tableId="MML0025">
      <mmlNm:fullname>Araki Kenji</mmlNm:fullname>
      <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree>
    </mmlNm:Name>

7.6. 施設情報形式

mmlfc
Figure 5. エレメント構造図
Table 8. エレメント一覧表
Element Attribute Data types Occurrence TableId

M6.

mmlFc:Facility

M6.1.

mmlFc:name

string

+

mmlFc:repCode

string

#REQUIRED

optional

mmlFc:tableId

string

#IMPLIED

M6.2.

mmlCm:Id

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.6.1. エレメント解説

7.6.1.1. M6. mmlFc:Facility(施設情報形式)

【内容】施設を表現する共通形式.

7.6.1.2. M6.1. mmlFc:name

【内容】施設名称.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlFc:repCode

string

#REQUIRED

optional

表記法

mmlFc:tableId

string

#IMPLIED

表記法を規定するテーブル名

7.6.1.3. M6.2. mmlCm:Id

【内容】施設 ID.構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】省略可

mmlFc:Facility (施設情報形式) サンプルインスタンス
<mmlFc:Facility>
  <mmlFc:name mmlFc:repCode="A" mmlFc:tableId="MML0025">
    New Millenium Medical College Hospital
  </mmlFc:name>
  <mmlCm:Id mmlCm:type="insurance" mmlCm:checkDigitSchema="MD10"
    mmlCm:checkDigit="5" mmlCm:tableId="MML0027">12345</mmlCm:Id>
</mmlFc:Facility>

7.7. 診療科情報形式

mmldp
Figure 6. エレメント構造図
Table 9. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurrence TableId

M7.

mmlDp:Department

M7.1.

mmlDp:name

string

+

mmlDp:repCode

string

#REQUIRED

optional

mmlDp:tableId

string

#IMPLIED

M7.2.

mmlCm:Id

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.7.1. エレメント解説

7.7.1.1. M7. mmlDp:Department(診療科情報形式)

【内容】診療科を表現する共通形式.

7.7.1.2. M7.1. mmlDp:name

【内容】診療科名称.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlDp:repCode

string

#REQUIRED

optional

表記法

mmlDp:tableId

string

#IMPLIED

表記法を規定するテーブル名

7.7.1.3. M7.2. mmlCm:Id

【内容】診療科 ID.構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】省略可

mmlDp:Department (診療科情報形式) サンプルインスタンス
<mmlDp:Department>
  <mmlDp:name mmlDp:repCode="A" mmlDp:tableId="MML0025">
    Cardiovascular Surgery
  </mmlDp:name>
  <mmlCm:Id mmlCm:type="medical" mmlCm:tableId="MML0029">16</mmlCm:Id>
</mmlDp:Department>
診療科 ID に MML0029 テーブルの医科診療科コードを用いた.

7.8. 個人情報形式

mmlpsi
Figure 7. エレメント構造図
Table 10. エレメント一覧表
Element Attribute Data types Occurrence TableId

M8.

mmlPsi:PersonalizedInfo

M8.1.

mmlCm:Id

string

M8.2.

mmlPsi:personName

M8.2.1.

mmlNm:Name

+

M8.3.

mmlFc:Facility

?

M8.4.

mmlDp:Department

?

M8.5.

mmlPsi:addresses

?

M8.5.1.

mmlAd:address

+

M8.6.

mmlPsi:emailAddresses

?

M8.6.1.

mmlCm:email

string

*

M8.7.

mmlPsi:phones

?

M8.7.1.

mmlPh:Phone

+

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.8.1. エレメント解説

7.8.1.1. M8. mmlPsi:PersonalizedInfo(個人情報形式)

【内容】個人情報を表現する共通形式.

7.8.1.2. M8.1. mmlCm:Id

【内容】個人 ID.構造はMML共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可

7.8.1.3. M8.2. mmlPsi:personName

【内容】氏名情報を入れる親エレメント.
【省略】不可

7.8.1.4. M8.2.1. mmlNm:Name

【内容】氏名.構造は MML 共通形式 (人名表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.

7.8.1.5. M8.3. mmlFc:Facility

【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報形式) 参照.
【省略】省略可

7.8.1.6. M8.4. mmlDp:Department

【内容】診療科情報.構造は MML 共通形式 (診療科情報形式) 参照.
【省略】省略可

7.8.1.7. M8.5. mmlPsi:addresses

【内容】住所情報を入れる親エレメント.
【省略】省略可

7.8.1.8. M8.5.1. mmlAd:address

【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは表記法が複数あれば繰り返す.

7.8.1.9. M8.6. mmlPsi:emailAddresses

【内容】下記の電子メールアドレスを入れる親エレメント.
【省略】省略可

7.8.1.10. M8.6.1. mmlCm:email

【内容】電子メールアドレス
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電子メールアドレスが複数あれば繰り返す.
【例】

<mmlPsi:emailAddresses>
  <mmlCm:email>araki@post.medxml.net</mmlCm:email>
</mmlPsi:emailAddresses>
7.8.1.11. M8.7. mmlPsi:phones

【内容】下記連絡先電話番号を入れる親エレメント.
【省略】省略可

7.8.1.12. M8.7.1. mmlPh:Phone

【内容】構造はMML共通形式 (電話番号表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.

mmlPsi:PersonalizedInfo (個人情報形式) サンプル インスタンス
<mmlPsi:PersonalizedInfo>
  <mmlCm:Id mmlCm:type="facility" mmlCm:checkDigitSchema="M10" mmlCm:checkDigit="5" mmlCm:tableId="MML0024">12345</mmlCm:Id>
  <mmlPsi:personName>
    <mmlNm:Name mmlNm:repCode="A" mmlNm:tableId="MML0025">
      <mmlNm:family>Araki</mmlNm:family>
      <mmlNm:given>Kenji</mmlNm:given>
      <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree>
    </mmlNm:Name>
  </mmlPsi:personName>
  <mmlFc:Facility>
    <mmlFc:name mmlFc:repCode="A" mmlFc:tableId="MML0025">
      New Millenium Medical College Hospital
    </mmlFc:name>
    <mmlCm:Id mmlCm:type="insurance"
      mmlCm:tableId="MML0027">12345</mmlCm:Id>
  </mmlFc:Facility>
  <mmlDp:Department>
    <mmlDp:name mmlDp:repCode="A" mmlDp:tableId="MML0025">
      Cardiovascular Surgery
    </mmlDp:name>
    <mmlCm:Id mmlCm:type="medical" mmlCm:tableId="MML0029">16</mmlCm:Id>
  </mmlDp:Department>
  <mmlPsi:addresses>
    <mmlAd:Address mmlAd:repCode="A" mmlAd:addressClass="business" mmlAd:tableId="MML0025">
       <mmlAd:full>
        5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki-gun, Miyazaki-prefecture
      </mmlAd:full>
      <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip>
      <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode>
    </mmlAd:Address>
  </mmlPsi:addresses>
  <mmlPsi:emailAddresses>
    <mmlCm:email>araki@post.medxml.net</mmlCm:email>
  </mmlPsi:emailAddresses>
  <mmlPsi:phones>
    <mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType="PH">
      <mmlPh:area>0985</mmlPh:area>
      <mmlPh:city>85</mmlPh:city>
      <mmlPh:number>1500</mmlPh:number>
      <mmlPh:extension>2067</mmlPh:extension>
      <mmlPh:country>81</mmlPh:country>
      <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo>
    </mmlPh:Phone>
  </mmlPsi:phones>
</mmlPsi:PersonalizedInfo>

7.9. 作成者情報形式

mmlci
Figure 8. エレメント構造図
Table 11. エレメント一覧表
Element Attribute Data types Occurrence TableId

M9.

mmlCi:CreatorInfo

M9.1.

mmlPsi:PersonalizedInfo

M9.2.

mmlCi:creatorLicense

string

+

optional

mmlCi:tableId

string

#IMPLIED

Occurrence なし:必ず 1 回出現,?: 0 回もしくは 1 回出現,+: 1 回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

7.9.1. エレメント解説

7.9.1.1. M9. mmlCi:CreatorInfo(作成者情報形式)

【内容】作成者を表現する共通形式.

7.9.1.2. M9.1. mmlPsi:PersonalizedInfo

【内容】作成者の個人情報.構造は MML 共通形式 (個人情報形式) 参照.
【省略】不可

7.9.1.3. M9.2. mmlCi:creatorLicense

【内容】生成者の資格
【データ型】string.属性で指定されたテーブルの値を入れる.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.資格を複数持っておれば繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlCi:tableId

string

#IMPLIED

生成者の資格を規定するテーブル名

【例】

<mmlCi:creatorLicense mmlCi:tableId="MML0026">doctor</mmlCi:creatorLicense>

8. MMLコンテンツ モジュール詳説

 MMLではユースケースに応じて下記のモジュールを設計した。各モジュールを1文書単位としてMmlModuleItemに記載することとしている。詳細は各ドキュメントおよびスキーマを参照すること。

8.1. 患者情報モジュール

mmlpi
Figure 9. エレメント構造図

8.1.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlPi= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/PatientInfo/1.0"
Table 12. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M10.

mmlPi:PatientModule

M10.1.

mmlPi:uniqueInfo

M10.1.1.

mmlPi:masterId

M10.1.1.1.

mmlCm:Id

M10.1.2.

mmlPi:otherId

*

mmlPi:type

string

#REQUIRED

MML0009

M10.1.2.1.

mmlCm:Id

M10.2.

mmlPi:personName

M10.2.1.

mmlNm:Name

+

M10.3.

mmlPi:birthday

date

M10.4.

mmlPi:sex

string

MML0010

M10.5.

mmlPi:nationality

string

?

mmlPi:subtype

string

#IMPLIED

M10.6.

mmlPi:race

string

?

mmlPi:raceCode

string

#IMPLIED

mmlPi:raceCodeId

string

#IMPLIED

M10.7.

mmlPi:marital

string

?

MML0011

M10.8.

mmlPi:addresses

?

M10.8.1.

mmlAd:Address

*

M10.9.

mmlPi:emailAddresses

?

M10.9.1.

mmlCm:email

string

*

M10.10.

mmlPi:phones

?

M10.10.1.

mmlPh:Phone

*

M10.11.

mmlPi:accountNumber

string

?

M10.12.

mmlPi:socialIdentification

string

?

M10.13.

mmlPi:death

boolean

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

8.1.2. エレメント解説

8.1.2.1. M10. mmlPi:PatientModule

【内容】患者情報

8.1.2.2. M10.1. mmlPi:uniqueInfo

【内容】ID 情報
【省略】不可

8.1.2.3. M10.1.1. mmlPi:masterId

【内容】主 ID.MmlHeader の masterId と必ず一致すること.
【省略】不可

8.1.2.4. M10.1.1.1. mmlCm:Id

【内容】構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可

8.1.2.5. M10.1.2. mmlPi:otherId

【内容】その他の ID.代理人の ID,緊急連絡者の ID,等を記載する.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.その他の ID が複数ある場合.
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlPi:type

string

#REQUIRED

MML0009

その他のIDの種類

8.1.2.6. M10.1.2.1. mmlCm:Id

【内容】構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可

8.1.2.7. M10.2. mmlPi:personName

【内容】氏名情報
【省略】不可

8.1.2.8. M10.2.1. mmlNm:Name

【内容】構造は MML 共通形式 (人名表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.

8.1.2.9. M10.3. mmlPi:birthday

【内容】生年月日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】

<mmlPi:birthday>1958-10-21</mmlPi:birthday>
8.1.2.10. M10.4. mmlPi:sex

【内容】性別.テーブル MML0010 を使用する.
【データ型】string
【省略】不可

8.1.2.11. M10.5. mmlPi:nationality

【内容】国籍コード.ISO 3166 A3 コード使用.例:日本 JPN
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlPi:subtype

string

#IMPLIED

第2国籍コード.ISO 3166 A3コード使用.

【例】国籍が日本.第 2 国籍がアメリカの場合.

<mmlPi:nationality mmlPi:subtype="USA">JPN</mmlPi:nationality>
8.1.2.12. M10.6. mmlPi:race

【内容】人種,民族
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlPi:raceCode

string

#IMPLIED

コード

mmlPi:raceCodeId

string

#IMPLIED

使用したテーブル名を記載

8.1.2.13. M10.7. mmlPi:marital

【内容】婚姻状態.テーブル MML0011 を使用する.
【データ型】string
【省略】省略可

8.1.2.14. M10.8. mmlPi:addresses

【内容】下記の住所を入れる親エレメント.
【省略】省略可

8.1.2.15. M10.8.1. mmlAd:Address

【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは表記法が複数あれば繰り返す.

8.1.2.16. M10.9. mmlPi:emailAddresses

【内容】下記の電子メールアドレスを入れる親エレメント.
【省略】省略可

8.1.2.17. M10.9.1. mmlCm:email

【内容】電子メールアドレス
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電子メールアドレスが複数あれば繰り返す.

8.1.2.18. M10.10. mmlPi:phones

【内容】下記連絡先電話番号を入れる親エレメント.
【省略】省略可

8.1.2.19. M10.10.1. mmlPh:Phone

【内容】構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.

8.1.2.20. M10.11. mmlPi:accountNumber

【内容】会計番号
【データ型】string
【省略】省略可

8.1.2.21. M10.12. mmlPi:socialIdentification

【内容】社会番号
【データ型】string
【省略】省略可

8.1.2.22. M10.13. mmlPi:death

【内容】死亡フラグ.true:死亡,false:生存
【データ型】Boolean
【省略】省略可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlPi:date

date/dateTime

#IMPLIED

死亡日時.データ型はdateもしくはdateTimeのどちらかとする.

【例】1999 年 9 月 1 日に死亡

<mmlPi:death mmlPi:date="1999-09-01">true</mmlPi:death>

【例】1999 年 9 月 1 日 6 時 15 分に死亡

<mmlPi:death mmlPi:date="1999-09-01T06:15">true</mmlPi:death>

8.2. 健康保険情報モジュール

mmlhi
Figure 10. エレメント構造図

8.2.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlHi= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/HealthInsurance/1.1"
Table 13. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M11.

mmlHi:HealthInsuranceModule

mmlHi:countryType

string

#IMPLIED

M11.1.

mmlHi:insuranceClass

string

?

mmlHi:ClassCode

string

#REQUIRED

mmlHi:tableId

string

#REQUIRED

MML0031

M11.2.

mmlHi:insuranceNumber

string

M11.3.

mmlHi:clientId

M11.3.1.

mmlHi:group

string

M11.3.2.

mmlHi:number

string

M11.4.

mmlHi:familyClass

boolean

M11.5.

mmlHi:clientInfo

?

M11.5.1.

mmlHi:personName

?

M11.5.1.1.

mmlNm:Name

*

M11.5.2.

mmlHi:addresses

?

M11.5.2.1.

mmlAd:Address

*

M11.5.3.

mmlHi:phones

?

M11.5.3.1.

mmlPh:Phone

*

M11.6.

mmlHi:continuedDiseases

?

M11.6.1.

mmlHi:diseases

string

+

M11.7.

mmlHi:startDate

date

M11.8.

mmlHi:expiredDate

date

M11.9.

mmlHi:paymentInRatio

decimal

?

M11.10.

mmlHi:paymentOutRatio

decimal

?

M11.11.

mmlHi:insuredInfo

?

M11.11.1.

mmlHi:facility

?

M11.11.1.1.

mmlFc:Facility

?

M11.11.2.

mmlHi:addresses

?

M11.11.2.1.

mmlAd:Address

*

M11.11.3.

mmlHi:phones

?

M11.11.3.1.

mmlPh:Phone

*

M11.12.

mmlHi:workInfo

?

M11.12.1.

mmlHi:facility

?

M11.12.1.1.

mmlFc:Facility

?

M11.12.2.

mmlHi:addresses

?

M11.12.2.1.

mmlAd:Address

*

M11.12.3.

mmlHi:phones

?

M11.12.3.1.

mmlPh:Phone

*

M11.13.

mmlHi:publicInsurance

?

M11.13.1.

mmlHi:publicInsuranceItem

+

mmlHi:priority

string

#REQUIRED

M11.13.1.1.

mmlHi:providerName

string

?

M11.13.1.2.

mmlHi:provider

string

M11.13.1.3.

mmlHi:recipient

string

M11.13.1.4.

mmlHi:startDate

date

M11.13.1.5.

mmlHi:expiredDate

date

M11.13.1.6.

mmlHi:paymentRatio

decimal

?

mmlHi:ratioType

string

#REQUIRED

MML0032

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

8.2.2. エレメント解説

8.2.2.1. M11. mmlHi:HealthInsuranceModule

【内容】使用可能保険・公費の組合せ.
【省略】不可
【繰り返し設定】組み合わせが複数ある場合は,MmlModuleItemの繰り返しで対応する.

たとえば,以下の 3 通りの保険が使われておれば,

  1. 国保のみ

  2. 国保と公費 (結核)

  3. 社保継続

<MmlModuleItem>を 3 回繰り返して,3 つを別個に記載する.

【属性】本モジュールが日本固有のものであることを明示するために,以下の属性を設ける.

属性名 データ型 省略 説明

mmlHi:countryType

string

#IMPLIED

国タイプ.日本JPN

【例】

<mmlHi:HealthInsuranceModule mmlHi:countryType="JPN">
8.2.2.2. M11.1. mmlHi:insuranceClass

【内容】 健康保険種別.原則としてテーブル MML0031 を用いるが,地方公費等でユーザー固有の拡張が必要なときは,別テーブルとし,別のテーブル名を記載する.
【データ型】string
【省略】可
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル

mmlHi:ClassCode

string

#REQUIRED

mmlHi:tableId

string

#REQUIRED

MML0031

【例】

 <mmlHi:insuranceClass mmlHi:ClassCode="00" mmlHi:tableId="MML0031">国保</mmlHi:insuranceClass>
8.2.2.3. M11.2. mmlHi:insuranceNumber

【内容】健康保険者番号
【データ型】string
【省略】不可
【例】

<mmlHi:insuranceNumber>8001</mmlHi:insuranceNumber>
8.2.2.4. M11.3. mmlHi:clientId

【内容】被保険者情報
【省略】不可

8.2.2.5. M11.3.1. mmlHi:group

【内容】被保険者記号
【データ型】string
【省略】不可

8.2.2.6. M11.3.2. mmlHi:number

【内容】被保険者番号
【データ型】string
【省略】不可
【例】

<mmlHi:clientId>
  <mmlHi:group>宮市みへし</mmlHi:group>
  <mmlHi:number>421</mmlHi:number>
</mmlHi:clientId>
8.2.2.7. M11.4. mmlHi:familyClass

【内容】本人家族区分.true:本人,false:家族
【データ型】boolean
【省略】不可
【例】本人

<mmlHi:familyClass>true</mmlHi:familyClass>

【例】家族

<mmlHi:familyClass>false</mmlHi:familyClass>
8.2.2.8. M11.5. mmlHi:clientInfo

【内容】被保険者情報
【省略】可

8.2.2.9. M11.5.1. mmlHi:personName

【内容】下記の被保険者氏名を入れる親エレメント
【省略】可.

8.2.2.10. M11.5.1.1. mmlNm:Name

【内容】氏名.構造は MML 共通形式 (人名表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.

8.2.2.11. M11.5.2. mmlHi:addresses

【内容】下記の被保険住所を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.12. M11.5.2.1. mmlAd:Address

【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.

8.2.2.13. M11.5.3. mmlHi:phones

【内容】下記の被保険電話番号を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.14. M11.5.3.1. mmlPh:Phone

【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.

8.2.2.15. M11.6. mmlHi:continuedDiseases

【内容】継続疾患情報
【省略】省略可

8.2.2.16. M11.6.1. mmlHi:diseases

【内容】継続適応疾患名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.継続疾患が複数あれば繰り返す.
【例】糖尿病と高血圧

<mmlHi:continuedDiseases>
  <mmlHi:diseases>diabetes mellitus</mmlHi:diseases>
  <mmlHi:diseases>hypertension</mmlHi:diseases>
</mmlHi:continuedDiseases>
8.2.2.17. M11.6.7. mmlHi:startDate

【内容】開始日 (交付年月日)
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】

<mmlHi:startDate>1995-04-01</mmlHi:startDate>
8.2.2.18. M11.8. mmlHi:expiredDate

【内容】有効期限
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】

<mmlHi:expiredDate>1999-09-30</mmlHi:expiredDate>
8.2.2.19. M11.9. mmlHi:paymentInRatio

【内容】入院時の負担率.0[.0][0]_1[.0][0] (例:3 割負担ならば 0.3)
【データ型】decimal
【省略】省略可
【例】負担率 2 割.

<mmlHi:paymentInRatio>0.2</mmlHi:paymentInRatio>
8.2.2.20. M11.10. mmlHi:paymentOutRatio

【内容】外来時の負担率.0[.0][0]_1[.0][0] (例:3 割負担ならば 0.3)
【データ型】decimal
【省略】省略可
【例】負担率 2 割.

<mmlHi:paymentOutRatio>0.2</mmlHi:paymentOutRatio>
8.2.2.21. M11.11. mmlHi:insuredInfo

【内容】保険者情報
【省略】可

8.2.2.22. M11.11.1. mmlHi:facility

【内容】下記の保険者情報を入れる親エレメント
【省略】可.

8.2.2.23. M11.11.1.1. mmlFc:Facility

【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報表現形式参照)
【省略】可

8.2.2.24. M11.11.2. mmlHi:addresses

【内容】下記の保険者住所を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.25. M11.11.2.1. mmlAd:Address

【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.

8.2.2.26. M11.11.3. mmlHi:phones

【内容】下記の保険者電話番号を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.27. M11.11.3.1. mmlPh:Phone

【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.

8.2.2.28. M11.12 mmlHi:workInfo

【内容】被保険者の所属する事業所情報
【省略】可

8.2.2.29. M11.12.1. mmlHi:facility

【内容】下記の事業所情報を入れる親エレメント
【省略】可.

8.2.2.30. M11.12.1.1. mmlFc:Facility

【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報表現形式参照)
【省略】可

8.2.2.31. M11.12.2. mmlHi:addresses

【内容】下記の事業所住所を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.32. M11.12.2.1. mmlAd:Address

【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.

8.2.2.33. M11.12.3. mmlHi:phones

【内容】下記の事業所電話番号を入れる親エレメント
【省略】可

8.2.2.34. M11.12.3.1. mmlPh:Phone

【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.

8.2.2.35. M11.13. mmlHi:publicInsurance

【内容】公費負担医療情報
【省略】省略可

8.2.2.36. M11.13.1. mmlHi:publicInsuranceItem

【内容】公費負担
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.公費が複数あれば繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlHi:priority

string

#REQUIRED

複数公費の優先順位
1から始まる整数

【例】

<mmlHi:publicInsuranceItem mmlHi:priority="1">
8.2.2.37. M11.13.1.1. mmlHi:providerName

【内容】公費負担名称
【データ型】string
【省略】可

8.2.2.38. M11.13.1.2. mmlHi:provider

【内容】負担者番号
【データ型】string
【省略】不可

8.2.2.39. M11.13.1.3. mmlHi:recipient

【内容】受給者番号
【データ型】string
【省略】不可

8.2.2.40. M11.13.1.4. mmlHi:startDate

【内容】開始日
【データ型】date
【省略】不可

8.2.2.41. M11.13.1.5. mmlHi:expireDate

【内容】有効期限
【データ型】date
【省略】不可

8.2.2.42. M11.13.1.6. mmlHi:paymentRatio

【内容】負担率または負担金
【データ型】decimal
【省略】可
【属性】

属性名 データ型 省略 使用テーブル 説明

mmlHi:ratioType

String

#REQUIRED

MML0032

負担率または負担金

【例】
負担が定額 10,000 円の場合

<mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="fix">10000</mmlHi:paymentRatio>

負担が比率 5 %の場合

<mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="ratio">0.05</mmlHi:paymentRatio>

【例】

<mmlHi:publicInsurance>
  <mmlHi:publicInsuranceItem mmlHi:priority="1">
    <mmlHi:providerName>公費</mmlHi:providerName>
    <mmlHi:provider>15450034</mmlHi:provider>
    <mmlHi:recipient>0009043</mmlHi:recipient>
    <mmlHi:startDate>1997-09-30</mmlHi:startDate>
    <mmlHi:expiredDate>1999-09-30</mmlHi:expiredDate>
    <mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="fix">10000</mmlHi:paymentRatio>
  </mmlHi:publicInsuranceItem>
</mmlHi:publicInsurance>

8.3. 診断履歴情報モジュール

このモジュールは診断病名を記載するために設計されている。病名と修飾語を構造化して記録する(mmlRd:diagnosisContents)か、一連の病名として記録する(mmlRd:diagnosis)かをどちらか選択する構造となっている。

mmlrd
Figure 11. エレメント構造図

8.3.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlRd= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/RegisteredDiagnosis/1.0"
Table 14. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M12.

mmlRd:RegisteredDiagnosisModule

M12.1.

mmlRd:diagnosis

string

mmlRd:code

string

#IMPLIED

mmlRd:system

string

#IMPLIED

M12.2.

mmlRd:diagnosisContents

?

M12.2.1.

mmlRd:dxItem

+

M12.2.2.

mmlRd:name

string

mmlRd:code

string

#IMPLIED

mmlRd:system

string

#IMPLIED

M12.3.

mmlRd:categories

?

M12.3.1.

mmlRd:category

string

+

optional

mmlRd:tableId

string

#REQUIRED

M12.4.

mmlRd:startDate

date

?

M12.5.

mmlRd:endDate

date

?

M12.6.

mmlRd:outcome

string

?

MML0016

M12.7.

mmlRd:firstEncounterDate

date

?

M12.8.

mmlRd:relatedHealthInsurance

?

mmlRd:uid

string

#IMPLIED

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

8.3.2. エレメント解説

8.3.2.1. M12. mmlRd:RegisteredDiagnosisModule

【内容】診断履歴情報.1 つのモジュールには 1 つの病名しか記載しない.病名が複数ある場合は,MmlModuleItemの繰り返しで対応する.修飾語を含めて病名全体を格納する(mmlRd:diagnosis)か,病名を,幹病名や修飾語の要素に分けて格納する(mmlRd:diagnosisContents)か,どちらかを選択.

8.3.2.2. M12.1. mmlRd:diagnosis

【内容】疾患名.修飾語を含めて病名全体を格納する.
【データ型】string
【省略】不可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlRd:code

string

#IMPLIED

疾患コード

mmlRd:system

string

#IMPLIED

疾患コード体系名

【例】colon carcinoid (ICD10コード C189-.006)

<mmlRd:diagnosis mmlRd:code="C189-.006" mmlRd:system="ICD10">colon carcinoid</mmlRd:diagnosis>
8.3.2.3. M12.2. mmlRd:diagnosisContents

【内容】病名を,幹病名や修飾語の要素に分けて格納する.上記とどちらか一方のみを選択.
【省略】省略可

8.3.2.4. M12.2.1. mmlRd:dxItem

【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.要素の数だけ繰り返す.

8.3.2.5. M12.2.2. mmlRd:name

【内容】疾患要素名
【データ型】string
【省略】不可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlRd:code

string

#IMPLIED

疾患コード

【例】paroxysmal atrial fibrillation を paroxysmal と atrial fibrillation に分割記載.

<mmlRd:diagnosisContents>
  <mmlRd:dxItem >
    <mmlRd:name mmlRd:code=" I48--.004" mmlRd:system="ICD10">
      atrial fibrillation
    </mmlRd:name>
  </mmlRd:dxItem>
  <mmlRd:dxItem >
    <mmlRd:name>paroxysmal</mmlRd:name>
  </mmlRd:dxItem>
</mmlRd:diagnosisContents>
8.3.2.6. M12.3. mmlRd:categories

【内容】診断名の分類
【省略】省略可

8.3.2.7. M12.3.1. mmlRd:category

【内容】分類名.Table MML0012 から 0015 を使用.それぞれの分類の具体的運用法は,ユーザーが定義する.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.分類の種類が複数あれば,繰り返す.
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlRd:tableId

string

#REQUIRED

分類の種類コード.

【例】当該診断名が,主病名かつ学術診断名かつ病理診断名かつ確定診断である場合.

<mmlRd:categories>
  <mmlRd:category mmlRd:tableId="MML0012">mainDiagnosis</mmlRd:category>
  <mmlRd:category mmlRd:tableId="MML0013">academicDiagnosis</mmlRd:category>
  <mmlRd:category mmlRd:tableId="MML0014">pathologicalDiagnosis</mmlRd:category>
  <mmlRd:category mmlRd:tableId="MML0015">confirmedDiagnosis</mmlRd:category>
</mmlRd:categories>
8.3.2.8. M12.4. mmlRd:startDate

【内容】疾患開始日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可

8.3.2.9. M12.5. mmlRd:endDate

【内容】疾患終了日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可

8.3.2.10. M12.6. mmlRd:outcome

【内容】転帰.テーブル MML0016 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可

8.3.2.11. M12.7. mmlRd:firstEncounterDate

【内容】疾患の初診日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可

8.3.2.12. M12.8. mmlRd:relatedHealthInsurance

【内容】関連する健康保険情報.EMPTY タグとし,属性で関連する健康保険情報の文書 uid を記載する.本エレメントは,mmlRd:RegisteredDiagnosisModule が,mmlSg:SurgeryModule や mmlSm:SummaryModule 内で用いられた場合にのみ使用する.mmlRd:RegisteredDiagnosisModule が単独の MML content として用いられた場合は,関連する健康保険情報の文書 uid は,parentId (docInfo モジュール) に記載する.
【省略】省略可
【属性】

属性名 データ型 省略 説明

mmlRd:uid

string

#IMPLIED

疾患に関連する保険の mmlHi:HealthInsuranceModule の uid を記載する.

【例】

<mmlRd:relatedHealthInsurance mmlRd:uid="0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e8"/>

8.4. 生活習慣情報モジュール

mmlls
Figure 12. エレメント構造図

8.4.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlLs= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Lifestyle/1.0"
Table 15. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M13.

mmlLs:LifestyleModule

M13.1.

mmlLs:occupation

string

M13.2.

mmlLs:tobacco

string

M13.3.

mmlLs:alcohol

string

M13.4.

mmlLs:other

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

8.4.2. エレメント解説

8.4.2.1. M13 mmlLs:LifestyleModule

【内容】生活習慣情報

8.4.2.2. M13.1. mmlLs:occupation

【内容】職業
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.4.2.3. M13.2. mmlLs:tobacco

【内容】喫煙歴
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.4.2.4. M13.3. mmlLs:alcohol

【内容】飲酒歴
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.4.2.5. M13.4. mmlLs:other

【内容】その他の生活習慣.宗教,スポーツ歴など.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.5. 基礎的診療情報モジュール

mmlbc
Figure 13. エレメント構造図

8.5.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlBc= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/BaseClinic/1.0"
Table 16. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M14.

mmlBc:BaseClinicModule

M14.1.

mmlBc:allergy

?

M14.1.1.

mmlBc:allergyItem

+

M14.1.1.1.

mmlBc:factor

string

M14.1.1.2.

mmlBc:severity

string

?

MML0017

M14.1.1.3.

mmlBc:identifiedDate

string

?

M14.1.1.4.

mmlBc:memo

string

?

M14.2.

mmlBc:bloodtype

?

M14.2.1.

mmlBc:abo

string

MML0018

M14.2.2.

mmlBc:rh

string

?

MML0019

M14.2.3.

mmlBc:others

?

M14.2.3.1.

mmlBc:other

*

M14.2.3.1.1.

mmlBc:typeName

string

M14.2.3.1.2.

mmlBc:typeJudgement

string

M14.2.3.1.3.

mmlBc:description

string

?

M14.2.4.

mmlBc:memo

string

?

M14.3.

mmlBc:infection

?

M14.3.1.

mmlBc:infectionItem

+

M14.3.1.1.

mmlBc:factor

string

M14.3.1.2.

mmlBc:examValue

string

M14.3.1.3.

mmlBc:identifiedDate

string

?

M14.3.1.4.

mmlBc:memo

string

?

Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現

#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性

8.5.2. エレメント解説

8.5.2.1. M14. mmlBc:BaseClinicModule

【内容】基礎的診療情報

8.5.2.2. M14.1. mmlBc:allergy

【内容】アレルギー情報
【省略】省略可

8.5.2.3. M14.1.1. mmlBc:allergyItem

【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アレルギー項目が複数あれば繰り返す.

8.5.2.4. M14.1.1.1. mmlBc:factor

【内容】アレルギー原因
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.5. M14.1.1.2. mmlBc:severity

【内容】アレルギー反応程度.テーブル MML0017 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可

8.5.2.6. M14.1.1.3. mmlBc:identifiedDate

【内容】アレルギー同定日.記載法を特に定めず,「幼少時」「およそ 20 年前」等の記述をしても良い.
【データ型】string
【省略】省略可

8.5.2.7. M14.1.1.4. mmlBc:memo

【内容】アレルギーメモ.特記事項など上記エレメントで記載できない情報を記載.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

【例】およそ 20 年前より蟹に対して軽度のアレルギーがあるが,海老には特に反応がない場合

<mmlBc:allergyItem>
  <mmlBc:factor>crab</mmlBc:factor>
  <mmlBc:severity>mild</mmlBc:severity>
  <mmlBc:identifiedDate>since almost 20 years ago</mmlBc:identifiedDate>
  <mmlBc:memo>no reaction to shrimp</mmlBc:memo>
</mmlBc:allergyItem>

【例】アレルギーに関して,特記事項がない場合

<mmlBc:allergyItem>
  <mmlBc:factor>nothing</mmlBc:factor>
  <mmlBc:memo>non-contributory </mmlBc:memo>
</mmlBc:allergyItem>
8.5.2.8. M14.2. mmlBc:bloodtype

【内容】血液型情報
【省略】省略可

8.5.2.9. M14.2.1. mmlBc:abo

【内容】ABO 式血液型.テーブル MML0018 を使用.
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.10. M14.2.2. mmlBc:rh

【内容】Rho(D) 式血液型.テーブル MML0019 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可

8.5.2.11. M14.2.3. mmlBc:others

【内容】その他の血液型情報
【省略】省略可

8.5.2.12. M14.2.3.1. mmlBc:other

【内容】その他の血液型
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.その他の血液型が複数あれば繰り返す.

8.5.2.13. M14.2.3.1.1. mmlBc:typeName

【内容】血液型名称
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.14. M14.2.3.1.2. mmlBc:typeJudgement

【内容】血液型判定
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.15. M14.2.3.1.3. mmlBc:description

【内容】血液型注釈
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

【例】

<mmlBc:other>
  <mmlBc:typeName>MNS blood type</mmlBc:typeName>
  <mmlBc:typeJudgement>MN</mmlBc:typeJudgement>
  <mmlBc:description>examination at 2 years ago</mmlBc:description>
</mmlBc:other>
8.5.2.16. M14.2.4. mmlBc:memo

【内容】メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.5.2.17. M14.3. mmlBc:infection

【内容】感染性情報
【省略】省略可

8.5.2.18. M14.3.1. mmlBc:infectionItem

【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.感染要因が複数あれば繰り返す.

8.5.2.19. M14.3.1.1. mmlBc:factor

【内容】感染性要因名
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.20. M14.3.1.2. mmlBc:examValue

【内容】感染性要因検査値
【データ型】string
【省略】不可

8.5.2.21. M14.3.1.3. mmlBc:identifiedDate

【内容】感染性要因同定日.記載法を特に定めず.
【データ型】string
【省略】省略可

8.5.2.22. M14.3.1.4. mmlBc:memo

【内容】感染性要因メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可

8.6. 初診時特有情報モジュール

mmlfcl
Figure 14. エレメント構造図

8.6.1. namespaces 宣言

本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.

xmlns:mmlFcl= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FirstClinic/1.0"
Table 17. エレメント一覧表
Elements Attribute Data types Occurence TableId

M15.

mmlFcl:FirstClinicModule

M15.1.

mmlFcl:familyHistory

?

M15.1.1.

mmlFcl:familyHistoryItem

+

M15.1.1.1.

mmlFcl:relation

string

MML0020

M15.1.1.2.

mmlRd:RegisteredDiagnosisModule

M15.1.1.3.

mmlFcl:age

duration

?

M15.1.1.4.

mmlFcl:memo

string

?

M15.2.

mmlFcl:childhood

?

M15.2.1.

mmlFcl:birthInfo

?

M15.2.1.1.

mmlFc:Facility

?

M15.2.1.2.

mmlFcl:deliveryWeeks

string

?

M15.2.1.3.

mmlFcl:deliveryMethod

string

?

M15.2.1.4.

mmlFcl:bodyWeight

decimal

?

mmlFcl:unit

string

#REQUIRED

M15.2.1.5.

mmlFcl:bodyHeight<