1. はじめに
MMLは医療情報の交換規格として1995年より開発されてきた。当初はSGMLとして、version 2からはXMLを形式として採用し、臨床現場のユースケースに応じたモジュールの開発と、関連するテーブルの整備が行われてきた。2004年にはHL7 CDA rel1形式とのハーモナイズを行い、国際標準との相互運用性を向上させる試みが行われた。
2007年より次世代のEHR標準と期待されているISO 13606標準とのハーモナイズについての研究が行われ、その成果を元に2013年にバイタルサインモジュール、体温表モジュールが設計され、2015年には内服・外用処方モジュール、注射モジュールが公開された。
これらの成果ならびに透析SIGにおいて開発されてきた透析モジュールを加え、スキーマ定義言語をVer 3までのDTDからW3C XML Schema 1.1に変更してMML ver 4として改定し公開することとした。
この文書およびXML schemaはMedXML協議会において正式版として発表されているが、現在も検討段階にあり修正が加えられている。
2. MML 4.0改定方針
前述の通り、今回の改定はW3C XML Schema 1.1に対応することが一番大きな改定である。XML Schemaはデータ型やデータ構造についての定義を細かく行うことができ、関連するツールも多様に存在することから開発者にとってより利便性が高まるよう意図している。
さらに、冗長であったHL7 CDA関連のタグ情報を排除することとし、構造を簡素化することとした。一方でNamespaceやタグ名は維持することとし、意味論的には等価でありxpath構造も維持することとし、バージョンアップに伴うコストを低減することとした。
文字コードはVer 3まではShift JISが正式であったがVer 4ではUTF-8とし、利便性を高めるとともに他の標準との相互運用性を向上させることとした。
さらにB案として検討されてきた下記のモジュールも正式に追加することとした。
-
透析モジュール
-
バイタルサインモジュール
-
体温表モジュール
-
処方箋モジュール
-
注射モジュール
なお、MML 2.3で定義されていたData Exchange Specificationは廃止する。
3. 知的所有権について
本仕様のすべての著作権は,特定非営利活動法人 MedXML コンソーシアムに帰属する.よって,その利用に当っては,以下の特定非営利活動法人 MedXML コンソーシアムのポリシーに従うものとする。
本法人によって作成された成果物は,原則としてインターネット上に公開し,パブリックドメインとして取り扱う.従って,会員,非会員にかかわらず成果物を利用し,営利,学術活動に利用することが出来る.ただし,その利用にあたっては著作権,優先権に配慮,製品,論文などで本法人の成果物を利用したことを明記し,本法人への報告を義務付けるものとする
4. 参考文献
-
MedXML コンソーシアム http://www.medxml.net/
-
吉原博幸, 大江和彦, 大橋克洋, 山本隆一, 山崎俊司, 廣瀬康行, 松井くにお, 日紫喜 光良, 山下芳範, 皆川和史, 小山博史:医療情報の交換手順の標準化に関する研究報告書, 1997. , http://www.miyazaki-med.ac.jp/medinfo/SGmeeting/document/mml9702/techcore.html
-
Hiroyuki Yoshihara, Kazuhiko Ohe, Katsuhiro Ohashi, Ryuichi Yamamoto, Shunji Yamazaki, Yasuyuki Hirose, Kunio Matsui, Teruyoshi Hishiki, Yoshinori Yamashita, Kazush Minagawa: Studies on the standardization of exchange procedures of medical information, http://www.miyazaki-med.ac.jp/medinfo/SGmeeting/document/mml9702/techcore_E.html
-
Extensible Markup Language (XML) 1.0 W3C Recommendation 10-February-1998, http://www.w3.org/TR/1998/REC-xml-19980210
-
Namespaces in XML World Wide Web Consortium 14-January-1999, http://www.w3.org/TR/1999/REC-xml-names-19990114/
-
Date elements and interchange formats - Information interchange - Representation of dates and times, http://www.iso.ch/markete/8601.pdf brief overview of the ISO 8601 standard http://www.cl.cam.ac.uk/~mgk25/iso-time.html
-
Seagaia Meetingホームページ:http://www.seagaia.org/
-
Kenji Araki, Katsuhiro Ohashi, Shunji Yamazaki, Yasuyuki Hirose, Yoshinori Yamashita, Ryuichi Yamamoto, Kazushi Minagawa, Norihiro Sakamoto, and Hiroyuki Yoshihara: Medical Markup Language (MML) for XML-based Hospital Information Interchange, Journal of Medical Systems; Vol.24, No3, 2000
-
荒木賢二,大橋克洋,山崎俊司,廣瀬康行,山下芳範,山本隆一,皆川和史,坂本憲広,吉原博幸: Medical Markup Language (MML) バージョン2.21-XMLを用いた医療情報交換規約-,医療情報学; Vol.20(2): 79-85, 2000
-
HL7:Version 3 Standard: Clinical Document Architecture Framework Release 1.0, 2000
-
HL7 Modeling & Methodology Committee :Hl7 Version3 Message Development Framework, V3.3, Dec 1999
-
ANSI/HL7 Standard version 2.4, The Global Healthcare Messaging Standard, Oct 2000
-
ISO 13606-1:2008, Electronic health record communication — Part 1: Reference model, 2008
-
ISO 13606-2:2008, Electronic health record communication — Part 2: Archetype interchange specification, 2008
-
The openEHR Project, http://www.openehr.org/
-
XML Schema 1.1, World Wide Web Consortium, 2004, http://www.w3.org/XML/Schema
5. MML構造概説
MMLはheader部分とbody部分の2つのブロックで構成される(Figure 1)。Header部分にはすべてのMMLインスタンスに共通の個別のユースケースに対応したコンテンツモジュールが定義されており、それらのモジュールで共通して使われる形式が別途定義されている。
5.1. MML headerブロック
MML headerはMML作成者情報(mmlCi:CreatorInfo)、患者ID(masterId)、toc(Table of Contents)情報で構成される。SAXパーサではこのtoc情報を見ることで、MML bodyブロックに記載されるコンテンツモジュールの内容を認識し、それに応じて条件分岐させることができる。
5.2. MML bodyブロック
MML bodyブロックは複数のitemブロック(MmlModuleItem)で構成されており、各itemブロックにはヘッダ情報(docInfo)とその内容を表すコンテンツモジュールが配置される。
docInfoには、記載日、記載者、文書種別、タイトル、文書ID、親文書ID、グループID、アクセス権、外部参照リストが記載されている。
各itemブロックには下記のモジュールのいずれか一つが格納される。
-
患者情報
-
保険情報
-
診断履歴情報
-
生活習慣情報
-
基礎的診療情報
-
初診時特有情報
-
経過記録情報
-
手術記録情報
-
臨床サマリー情報
-
検歴情報
-
報告書情報
-
紹介状
-
バイタルサイン
-
体温表
-
処方箋
-
注射記録
-
透析
5.3. MML共通形式
複数のモジュールで共通して利用される情報モデルは以下のMML共通形式としてまとめられている。
-
住所表現形式
-
電話番号表現形式
-
Id形式
-
外部参照形式
-
人名表現形式
-
施設情報形式
-
個人情報形式
-
作成者情報形式
ただし、上位モジュールの違いにより使用するテーブルが異なることがあるため、実装の際には各モジュールの解説で確認しなければならない。
6. 基本方針
6.1. モジュールのnamespace宣言とバージョン管理
モジュールのバージョンはnamespace宣言の末尾の数字で示される。たとえば、バイタルサインモジュールのnamespace宣言が
xmlns:mmlVs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/vitalsign/1.0"
であれば、このバイタルサインモジュールのバージョンは1.0である。モジュールのバージョンとMML全体でのバージョンが異なる点に注意が必要である。
MMLインスタンスには複数のアイテムを組み合わせて用いることができるため、作成日や作成者の異なる複数のアイテムによりインスタンスが構成されることがある。そのためMMLインスタンス全体および各アイテムを生成したスキーマのバージョンを明示しておく必要がある。
MML Version 4.0で使用する各モジュールとnamespace宣言を以下に示す。
MmlHeader および docInfo構造モジュール |
xmlns:mml ="http://www.medxml.net/MML/v4/base/1.0" |
患者情報モジュール |
xmlns:mmlPi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/PatientInfo/1.0" |
健康保険情報モジュール |
xmlns:mmlHi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/HealthInsurance/1.1" |
診断履歴情報モジュール |
xmlns:mmlRd ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/RegisteredDiagnosis/1.0" |
生活習慣情報モジュール |
xmlns:mmlLs ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Lifestyle/1.0" |
基礎的診療情報モジュール |
xmlns:mmlBc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/BaseClinic/1.0" |
初診時特有情報モジュール |
xmlns:mmlFcl ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FirstClinic/1.0" |
経過記録情報モジュール |
xmlns:mmlPc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/ProgressCourse/1.0" |
手術記録情報モジュール |
xmlns:mmlSg ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Surgery/1.0" |
臨床サマリー情報モジュール |
xmlns:mmlSm ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Summary/1.0" |
検歴情報モジュール |
xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Test/1.0" |
報告書情報モジュール |
xmlns:mmlRp="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Report/1.0" |
紹介状モジュール |
xmlns:mmlRe="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Referral/1.0" |
バイタルサインモジュール |
xmlns:mmlVs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/VitalSign/1.0" |
体温表モジュール |
xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FlowSheet/1.0" |
処方箋モジュール |
xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Prescription/1.0" |
注射記録モジュール |
xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Injection/1.0" |
透析モジュール |
xmlns:mmlHd="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Hemodialysis/1.0" |
6.2. MMLにおける各種のデータ定義
6.2.1. 時刻の種類と定義
MMLでは情報の粒度および性質に応じてさまざまな時刻が定義されている。以下にそれを列記する。
-
createDate(MML基本構造 Mmlの属性)
MMLインスタンスの生成時刻を示す。MMLの生成処理をする際にタイムスタンプとして自動的にに入力されることを想定している。したがって、MMLインスタンスに記載される内容の時刻とは原則として無関係であり、その内容が10年前であっても今日の時刻でMMLインスタンス化されたのであれば、生成された時点での時刻が記載される。 -
start(MML基本構造 scopePeriodの属性)
MMLインスタンス記載内容全体を通した期間の開始日である。MmlModuleItemが複数存在する場合ははすべてのMmlModuleItemを含めた期間とする。 -
end(MML基本構造scopePeriodの属性)
MMLインスタンス記載内容全体を通した期間の終了日である。MmlModuleItemが複数素材する場合はすべてのMmlModuleItemを含めた期間とする。 -
confirmDate(MML基本構造)
一つのcontentの記載内容が確定された日付である。通常は診療録が電子的に記録されて確定した日に相当する。記載確定日は、イベントが発生し文書が記載された日と一致することが運用上好ましい。しかしながら、運用上数日前のイベントを遅れて記載したような場合には、記載された日付をconfirmDateとして記録する。MMLではイベントが発生した正確な日付は文書内容を解析しなければわからない。文書内にエレメントとして明示的にイベント発生日時が記載されていることもあるが、文脈などから判断するしかない場合もある。これは、現在の診療録の運用上、やむを得ないことである。 -
start(MML基本構造confirmDateの属性)
contentの記載内容が複数の日付にまたがる情報(たとえばサマリー)である場合は記載内容が対象とする期間の開始日を記載する。上記(2)のscopePeriodがMMLインスタンス全体が対象期間であるのに対して、こちらは対応する一つのMmlModuleItemが対象期間である。 -
end(MML基本構造cinfirmDateの属性)
上記同様にcontentの記載内容が複数の日付にまたがる情報であれば、対応する一つのMmlModuleItemが対象とする期間の終了日を記載する。 -
mmlHi:startDate(健康保健情報)
健康保険の交付年月日である。この日付は診療イベントと関係がないため上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。 -
mmlHi:expiredDate(健康保健情報)
健康保険の有効期限である。この日付も診療イベントとは関係ないため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。 -
mmlRd:startDate(診断履歴情報)
この日付は疾患の発症年月日ではなく、保険請求上の開始日であり診療イベントとは関係ないことが多いため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。 -
mmlRd:endDate
この日付は疾患が治癒した日ではなく、保険請求上の終了日であり、診療イベントとは関係しないことが多いため、上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。 -
mmlRd:firstEncounterDate(診断履歴情報) 疾患の初診日であり、最初の保険医療行為の対象となった日である。疾患自体の発症や治癒と関係のないイベントであるため、この日付も上記(2)(3)(5)(6)の対象とはしない。
-
mmlSg:date(手術記録情報)
手術施行日(イベント発生日)であり、記載日ではない。記載日は(4)MML基本構造のconfirmDateとして記録する。手術施行日に記載が完了しない場合もあるため、mmlSg:dateとconfirmDateは必ずしも一致しない。 -
mmlSm:start(臨床サマリー情報 mmlSm:serviceHistoryの属性)
サマリー対象期間の開始日である。通常はMML基本構造confirmDateのstart属性と同じ値となる。 -
mmlSm:end(臨床サマリー情報mmlSm:serviceHistoryの属性)
サマリー対象期間御終了日である。通常はMML基本構造confirmDateのend属性と同じ値となる。
6.2.2. エレメント粒度
患者氏名を構造化せずに一つのエレメントとするか、姓・名などのエレメントに分割して取り扱うかといったエレメント粒度はしばしば問題となる。本来であれば、細粒度のデータモデルによって情報が規定されていることが望ましいが、既存の情報システムからデータを収集することも想定する必要もある。粒度の異なる情報システムからデータを収集する際のミスマッチによる情報劣化を抑制するために、MMLではいくつかのエレメントにおいて、粒度の異なるエレメントを選択できるように配慮している。具体例を以下に示す。
-
住所表現形式における非構造化住所(mmlAd:full)と構造化形式で示された住所(mmlAd:prefecture, mmlAd:city,mmlAd:town,mmlAd:homeNumber)
-
人名表現形式における非構造化名前表現(mmlNm:fullname)と構造化形式による名前表現(mmlNm:family,mmlNm:given,mmlNm:middle)
-
診断履歴情報における非構造化病名(mmlRd:diagnosis)と構造化病名形式(mmlRd:diagnosisContents)
-
初診時特有情報における自由文章表現(mmlFcl:freeNotes)と時間表現併用型記載(mmlFcl:pastHistoryItem)
-
経過記録情報における自由記載(mmlPc:FreeExpression)と構造化記載(mmlPc:structuredExpression)
-
経過記録情報-Subject情報における自由記載(mmlPc:freeNotes)と時間表現併用型記載(mmlPc:subjectiveItem)
-
手術記録情報における手術法一連表記(mmlSg:operation)と要素分割表記(mmlSg:operationElement)
ただし,MMLインスタンスを正確に生成できても、MMLインスタンスとローカルデータベースのスキーマとの相互変換は、ローカルデータベースの情報粒度に大きく依存する。情報粒度のミスマッチが生じている場合は、情報の損失が起きないように配慮する必要がある.相対的に、MML側の粒度が荒い(分割されていない)場合は、正確な変換は困難である。相対的にMML側の粒度が細かい(分割されている)場合は、情報量を落とさないためにタグをつけたままローカルデータベースに格納することも考えられるが現実的ではない。
6.2.3. 文書の粒度
一つのMMLモジュールアイテム(MML基本構造MmlModuleItem)には、一つのcontentしか記載されないのが原則であり、さらに一つのcontentには一つのMMLモジュールしか記載されない。よって、一つのモジュールアイテムを、一つの文書として見なすことができる。しかし、一つの文書が意味する文書粒度は文書の種別ごとに定義しておく必要がある。
-
患者情報
患者情報は,蓄積型の情報であり,最新の情報のみが意味を持つ場合が多いので,複数の患者情報文書が意味を持って同時に出現することは考えにくく,文書粒度が問題になることはない. -
健康保険情報
一つの使用可能保険・公費の組合せを一文書とする.詳細はエレメント解説を参照. -
診断履歴情報
一つの病名を一文書とする.主たる病名に対する合併症や続発症は,別の文書に記載する.病名を,幹病名と修飾語に分けた場合は,合わせて一文書とする.詳細はエレメント解説を参照. -
生活習慣情報
患者情報とほぼ同じで,複数の生活習慣情報文書が意味を持って同時に出現することは考えにくく,文書粒度が問題になることはない. -
基礎的診療情報
患者情報と同様である. -
初診時特有情報
一回の初診(入院)で取得した一連の情報を一文書とする.ただし,情報の取得が段階的に行われて,複数のインスタンスに分かれることはありうる.複数の初診(入院)で取得した情報をまとめて一文書にしてはならない. -
経過記録情報
プログレスノートに相当する文書であり,一回の記述を一文書とする.よって,記載者が複数存在することはない.また,通常は記載日が複数日にまたがることもない. -
手術記録情報
手術室に入室し,退室するまでの一連の情報を一文書とする.一旦手術室を退室し,時間をあけずに再び入室して再手術を施行した場合は,二文書とするべきである.逆に,手術途中で術者や担当診療科が変わったり,術創が変わっても,一文書とすべきである. -
臨床サマリー情報
ユーザーが定義する対象期間のサマリーを一文書とする.通常,退院時サマリーの場合は,一回の入院で一文書と考えられる.入院途中で転科し,複数診療科にまたがった場合に,サマリーを分けるか,一つにするかは,ユーザーによって定義される
6.2.4. parentIdによる文書間の関連付け
一つのモジュールアイテム(MML基本構造 MmlModuleItem)には,一つのユニークな文書ID(uid)が割り付けられる.uidはUUIDとする.uidは必須エレメントであり,MMLプロセッサーは,MMLインスタンス生成時に必ずuidを附番しなければならない.また,MMLプロセッサーは,MMLインスタンスを受け取った時に,何らかの手段でuidをローカルに保存しておくことを強く推奨する.
MMLでは,関連親文書ID(MML基本構造parentId)を記載し,文書をポイントすることにより,文書間の関連付けを行うことができる.
親文書IDによるポイントは,次のような利用法が考えられる.
-
文書の訂正(テーブルMML0008 oldEdition)
すでに生成した文書を訂正,更新したい時に,前文書のuidをポイントする.ただし,前文書を物理的に消去する必要はなく,ユーザーインターフェイス上見えなくするに留めておくことが望ましい. -
オーダーとその結果の関連付け(テーブルMML0008 order)
一つのオーダー文書を,複数の結果文書(通常どちらも経過記録情報モジュールを用いる)からポイントすることにより,検査結果のグルーピングが可能である. 質問とその返答の関連付け(テーブルMML0008 consult) 電子メールのスレッド管理と同じ機能が可能である. -
病名の変遷(テーブルMML0008 originalDiagnosis) 病名の時系列的な変遷を表すことが可能である.病名の終了(前病名文書と同じ病名で転記を終了とした新病名文書を生成),変化(前病名文書と異なる病名の新病名文書を生成),分離(前病名文書に対して,病名の異なる複数の新病名文書を生成),併合(複数の前病名文書に対して,一つの新病名文書を生成)を表すことができる.
-
病名に対する適用健康保険(テーブルMML0008 healthInsurance) 医事会計上必要である場合に,対応可能である.
補足:MMLインスタンスを受け取るMMLプロセッサは,受け取ったMMLインスタンスの関連親文書IDから,該当する文書を検索できることが望ましい.しかし,受信側MMLプロセッサが検索できる保証がない場合は,送信側MMLプロセッサは,過去にすでに送った文書に対してのみ,親文書IDによるポイントを行うべきである.
6.2.5. groupIdによる文書間の関連付け
複数のモジュールを組み合わせて,要約や紹介状等を構築するためには,グループID (1.2.1.1.3.3. groupId)を用いる.モジュール単位で情報を管理する場合には,全く対等でまとまりのあるモジュール群は,同じ文書IDで管理されていた方が,検索抽出が容易であり,文書としてまとめる必要のある複数モジュールには,文書IDとは別個に,同じID(すなわちgroupId)を設定可能とする.
具体的には,MML文書ヘッダ(docInfo)内のdocIdの下位エレメントとして,uid(文書ユニークID),parentId(関連親文書ID)に続いて,groupIdエレメントを追加する.さらに,属性として,groupClassを置き,モジュール群の文書の種別(例えば紹介状)を設定可能とする.
6.2.6. データ型
MML Ver 4のデータ型はW3C XML Schema Ver 1.1に準拠する。具体的には以下の通りである。Ver 3までのtimePeriod型はxs:duration型で代用する。
xs:string |
文字列 |
xs:integer |
整数 |
xs:decimal |
10進数 |
xs:boolean |
真偽値(true or false) |
xs:date |
日付型。ISO8601形式(CCYY-MM-DD)で表記する |
xs:time |
時刻型。ISO8601形式(hh:mmLss[Z|(+|-)hh:mm])で表記する |
xs:dateTIme |
日付時刻型。ISO8601形式(CCYY-MM-DDThh:mm:ss[Z|(+|-)hh:mm])で表記する |
xs:duration |
期間型。ISO8601形式に週(W)を加えたPnYnMnWnDTnHnMnS形式で表記する。 |
xs:token |
空白置換と空白縮小が行われた文字列。 |
6.2.7. アクセス権と暗号化
MMLインスタンス生成者の判断により,一文書ごとにアクセス権を記載することができる(MML基本構造accessRight).ただし,このアクセス権は,インスタンス生成時において,インスタンス生成者の判断により記載されるものであり,インスタンスを受ける側が,記載されたアクセス権をどのように利用するかは,MMLでは定義されない.すなわち,実際のアクセスコントロールは,ユーザーのアプリケーションに委ねられる.
MMLでは,インスタンスの暗号化を規定しない.暗号化の具体的な方法はユーザーによって選択される.しかし,暗号化情報エレメント(MML基本構造encryptInfo)に,暗号化に関する情報を記載することは可能である.記載方法は規定しない.
暗号化の想定される一つの方法として,MMLインスタンスの本文(MML基本構造MmlBody)のみを公開鍵方式により暗号化し,暗号化に関する情報(用いた暗号化方法)を暗号化情報エレメントに記載することが考えられる.生成者情報(MML基本構造mmlCi:CreatorInfo)の生成者IDから生成者の公開鍵を取得し,復号できれば,電子署名となる.
MMLインスタンスの一部またはすべてを暗号化したものは,厳密にはMMLの規格外であり,復号されたもののみに対し,MMLの規格は適用される.
6.3. モジュール等のバージョン管理とnamespaces宣言
MML Ver 4リリースに伴い、これまでバージョン間で共有されていたnamespaces宣言をバージョンごとに分離する。
Ver 3まではモジュールのバージョンは,namespaces宣言の末尾の整数によって表されていた
例えば,検歴情報のnamespaces宣言が
xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/test/1.0"
であれば,MML ver 2.3であっても、MML ver 3.0であってもこの検歴情報モジュールのバージョンは,1.0である。
混乱を避けるためにVer 4以降ではURLを示すhttp://www.medxml.net/MMLの後にMMLのバージョンを以下のように記載する。
xmlns:mml="http://www.medxml.net/MML/v4"
各モジュールのバージョンはURLの末尾に付与する。MMLの同一バージョンで小規模の修正が加わった場合末尾のバージョンを変更するものとする。
xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/test/1.0"
以下にMML ver 4での各モジュールのnamespaces宣言を一覧する。
患者情報モジュール |
xmlns:mmlPi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/PatientInfo/1.0" |
健康保険情報モジュール |
xmlns:mmlHi ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/HealthInsurance/1.1" |
診断履歴情報モジュール |
xmlns:mmlRd ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/RegisteredDiagnosis/1.0" |
生活習慣情報モジュール |
xmlns:mmlLs ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Lifestyle/1.0" |
基礎的診療情報モジュール |
xmlns:mmlBc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/BaseClinic/1.0" |
初診時特有情報モジュール |
xmlns:mmlFcl ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FirstClinic/1.0" |
経過記録情報モジュール |
xmlns:mmlPc ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/ProgressCourse/1.0" |
手術記録情報モジュール |
xmlns:mmlSg ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Surgery/1.0" |
臨床サマリー情報モジュール |
xmlns:mmlSm ="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Summary/1.0" |
検歴情報モジュール |
xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/test/1.0" |
報告書情報モジュール |
xmlns:mmlRp="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/report/1.0" |
紹介状モジュール |
xmlns:mmlRe="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Referral/1.0" |
バイタルサインモジュール |
xmlns:mmlVs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/VitalSign/1.0" |
体温表モジュール |
xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FlowSheet/1.0" |
処方箋モジュール |
xmlns:mmlPs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Prescription/1.0" |
注射記録モジュール |
xmlns:mmlInj="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Injection/1.0" |
透析モジュール |
xmlns:mmlHd="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Hemodialysis/1.0" |
6.4. XHTMLの取り扱い
MMLでは,文章として記述すべき情報を多く含んでいるため,書式情報を交換しなければ,正確に意味が伝わらないことがある.よって,データ型がstringであるエレメントのいくつかには,XHTMLが使用できることを定義し、改行書式“<br/>”のみを必須の書式としてきた。他の要素は処理系依存であり、必ずしも処理する必要はないとしたが、XHTML部分に書式以外の情報が入る余地を残したことで、この部分にMMLでは規定していないさまざまな情報が構造化されて記載されて運用されることになった。
XHTML部分の扱いについてVer 4ではこれまで通りとするが、内容については精査しできる限り構造化して取り入れるように今後のバージョンで検討していくこととする。
7. 共通形式
MMLではモジュール間で再利用されることの多いコンポーネントを共通形式として定義している。以下にそのコンポーネントを示す。各コンポーネントの詳細については、それぞれの解説を参照すること。
7.1. 住所表現形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlAd:Address |
||||
mmlAd:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
||
mmlAd:addressClass |
string |
#IMPLIED |
MML0002 |
||
mmlAd:tableId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1. |
mmlAd:full |
string |
? |
||
1.2. |
mmlAd:prefecture |
string |
? |
||
1.3. |
mmlAd:city |
string |
? |
||
1.4. |
mmlAd:town |
string |
? |
||
1.5. |
mmlAd:homeNumber |
string |
? |
||
1.6. |
mmlAd:zip |
string |
? |
||
1.7. |
mmlAd:countryCode |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.1.1. エレメント解説
mmlAd:Address (住所表現形式)
【内容】住所を表現する共通形式.一連住所もしくはその直下の 4 エレメント (1.2. から1.5.) のどちらかを選択.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlAd:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
表記法 |
mmlAd:addressClass |
string |
#IMPLIED |
MML0002 |
住所の種類コード |
mmlAd:tableId |
string |
#IMPLIED |
上記の表記法を規定するテーブル名 |
【例】アルファベット表記,職場住所の場合
<mmlAd:Address mmlAd:repCode = "A" mmlAd:addressClass = "business" mmlAd:tableId = "MML0025">
mmlAd:full
【内容】一連住所.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:prefecture
【内容】都道府県
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:city
【内容】市,区,郡
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:town
【内容】町,村
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:homeNumber
【内容】番地,丁目,マンション名,部屋番号など残りすべて.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:zip
【内容】郵便番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlAd:countryCode
【内容】国コード.ISO 3166 A3 コード使用.
【データ型】string
【省略】省略可
一連住所の場合
<mmlAd:Address mmlAd:repCode = "A" mmlAd:addressClass = "business" mmlAd:tableId = "MML0025"> <mmlAd:full>5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki-gun, Miyazaki-prefecture</mmlAd:full> <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip> <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode> </mmlAd:Address>
分割して表記する場合
<mmlAd:Address mmlAd:repCode = "A" mmlAd:addressClass = "business" mmlAd:tableId = "MML0025"> <mmlAd:prefecture>Miyazaki</mmlAd:prefecture> <mmlAd:city>Miyazaki</mmlAd:city> <mmlAd:town>Kiyotake</mmlAd:town> <mmlAd:homeNumber>5200 Kihara</mmlAd:homeNumber> <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip> <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode> </mmlAd:Address>
7.2. 電話番号表現形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
2. |
mmlPh:Phone |
||||
mmlPh:telEquipType |
string |
#IMPLIED |
MML0003 |
||
2.1. |
mmlPh:area |
string |
? |
||
2.2. |
mmlPh:city |
string |
? |
||
2.3. |
mmlPh:number |
string |
? |
||
2.4. |
mmlPh:extension |
string |
? |
||
2.5. |
mmlPh:full |
string |
? |
||
2.6. |
mmlPh:country |
string |
? |
||
2.7. |
mmlPh:memo |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.2.1. エレメント解説
mmlPh:Phone (電話番号表現形式)
【内容】電話番号を表現する共通形式.分割電話番号 (2.1. から 2.4.) もしくは一連電話番 (2.5.) のどちらかを選択.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlPh:telEquipType |
string |
#IMPLIED |
MML0003 |
装置の種類コード |
mmlPh:area
【内容】市外局番
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:city
【内容】局番
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:number
【内容】加入番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:extension
【内容】内線番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:full
【内容】一連電話番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:country
【内容】国番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPh:memo
【内容】使用時間帯などを記載
【データ型】string
【省略】省略可
構造化電話番号表記
<mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType = "PH"> <mmlPh:area>0985</mmlPh:area> <mmlPh:city>85</mmlPh:city> <mmlPh:number>1500</mmlPh:number> <mmlPh:extension>2067</mmlPh:extension> <mmlPh:country>81</mmlPh:country> <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo> </mmlPh:Phone>
非構造化電話番号表記
<mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType = "PH"> <mmlPh:full>0985-85-1500(2067)< /mmlPh:full > <mmlPh:country>81</mmlPh:country> <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo>
7.3. Id 形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
3. |
mmlCm:Id |
string |
|||
mmlCm:type |
string |
#REQUIRED |
optional |
||
mmlCm:tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlCm:checkDigit |
integer |
#IMPLIED |
|||
mmlCm:checkDigitSchema |
string |
#IMPLIED |
MML0001 |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.3.1. エレメント解説
mmlCm:Id (Id 形式)
【内容】ID を表現する共通形式.
【データ型】string
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlCm:type |
string |
#REQUIRED |
optional |
ID の種類コード |
mmlCm:tableId |
string |
#REQUIRED |
上記 ID の種類コードを規定するテーブル名.施設固有の個人 ID の場合に限り,施設 ID を記載することができる. |
|
mmlCm:checkDigit |
integer |
#IMPLIED |
チェックディジット |
|
mmlCm:checkDigitSchema |
string |
#IMPLIED |
MML0001 |
チェックディジット方式 |
注釈 1:mmlCm:type は原則として,個人 ID に対しては MML0024 テーブルを,施設 ID に対しては MML0027 テーブルを,診療科 ID に対しては MML0029 を使用し,mmlCm:tableId に使用したテーブル名を記載する.
注釈 2:個人 ID が施設固有のものである場合に限り,mmlCm:tableId に施設 ID を記載し,「施設 ID+施設固有個人 ID」の組み合わせで個人 ID を記載することを可能とする.
個人 ID の場合
<mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5" mmlCm:tableId = "MML0024">12345</mmlCm:Id>
個人 ID の場合 (「施設 ID+施設固有個人 ID」で記載する場合)
<mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5" mmlCm:tableId = "JPN452015100001">12345</mmlCm:Id>
施設 ID の場合
<mmlCm:Id mmlCm:type = "insurance" mmlCm:tableId = " MML0027">12345</mmlCm:Id>
診療科 ID の場合
<mmlCm:Id mmlCm:type = "medical" mmlCm:tableId = "MML0029">16</mmlCm:Id>
7.4. 外部参照形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
4. |
mmlCm:extRef |
||||
mmlCm:contentType |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlCm:medicalRole |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlCm:title |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlCm:href |
string |
#REQUIRED |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.4.1. エレメント解説
mmlCm:extRef(外部参照形式)
【内容】外部参照を表現する共通形式.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlCm:contentType |
string |
#IMPLIED |
外部参照情報の種類コード |
mmlCm:medicalRole |
string |
#IMPLIED |
外部参照情報の詳細種別 |
mmlCm:title |
string |
#IMPLIED |
タイトル |
mmlCm:href |
string |
#REQUIRED |
画像や心電図波形などバイナリデータについては,(1) HL7 や DICOM などの規格が存在する,(2) バイナリデータ形式がデータ交換上効率がよい,(3) 独立したデータファイルで管理されることが多い,などの理由から,これらは MMLインスタンスから独立したデータファイルとし,MMLからそれらを外部参照する方式を強く推奨する.MMLインスタンスにこれらのデータを直接埋め込む方法は,十分に検討されていないので本規格書では外部参照する方式とする.
外部参照形式の属性は以下のような記述形式をとる.
mmlCm:contentType
contentType は,MIME (RFC 2045,2046,2047) の Content-Type に準拠しており,"TEXT/PLAIN" などの他に,MERIT-9 (医療情報交換規約運用指針) において,"IMAGE/DICOM","APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3" などが定義されている.詳細については,MERIT-9 の CONTENT-TYPE を参照されたい.
画像についても同様の方法で,"IMAGE/ JPEG ","IMAGE/ GIF ","IMAGE/TIFF",など複数のフォーマットの外部ファイルを参照可能とする.
mmlCm:medicalRole
ユーザーの実装アプリケーションにおいて,外部参照ファイルが分類されておれば,効率よく整理され,参照が容易となる.よって,medicalRole では,MML で想定されるあらゆる外部ファイルを分類するための種別を記載する.MML0033 テーブルを用いる.
mmlCm:title
個々の外部参照ファイルの内容を,具体的に表す短い文字列を記載する.以下のような使用を想定している.
【例】
-
胸腔ドレナージ後の胸部レントゲン写真
-
化学療法直後の胸部CTスキャン
-
冠動脈造影スケッチ
-
類似症例の文献(PDF)
mmlCm:href
MML インスタンスからの相対的 uri 記述.外部参照ファイルは,MML インスタンスに添付して送られることを想定しているため,絶対的 uri は使用しない.ファイルの名称や,ディレクトリの設定は,ユーザーにより定義される.
<mml:extRefs> <mmlCm:extRef mmlCm:contentType = "APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3" mmlCm:medicalRole = "prescription" mmlCm:title = "Prescription on discharge" mmlCm:href = "patient1234/prescription831.HL7"/> </mml:extRefs>
7.5. 人名表現形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
5. |
mmlNm:Name |
||||
mmlNm:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
||
mmlNm:tableId |
string |
#IMPLIED |
|||
5.1. |
mmlNm:family |
string |
? |
||
5.2. |
mmlNm:given |
string |
? |
||
5.3. |
mmlNm:middle |
string |
? |
||
5.4. |
mmlNm:fullname |
string |
? |
||
5.5. |
mmlNm:prefix |
string |
? |
||
5.6. |
mmlNm:degree |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.5.1. エレメント解説
mmlNm:Name(人名表現形式)
【内容】人名を表現する共通形式.5.1. から 5.3. の 3 エレメントもしくは 5.4. フルネームのどちらかを選択.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlNm:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
表記法 |
mmlNm:tableId |
string |
#IMPLIED |
表記法を規定するテーブル名 |
mmlNm:family
【内容】姓
【データ型】string
【省略】上記参照
mmlNm:given
【内容】名
【データ型】string
【省略】上記参照
mmlNm:middle
【内容】ミドルネーム
【データ型】string
【省略】省略可
mmlNm:fullname
【内容】フルネーム.
【データ型】string
【省略】上記参照
mmlNm:prefix
【内容】肩書きなど
【データ型】string
【省略】省略可
mmlNm:degree
【内容】学位
【データ型】string
【省略】省略可
姓名を分ける場合
<mmlNm:Name mmlNm:repCode = "A" mmlNm:tableId = "MML0025"> <mmlNm:family>Araki</mmlNm:family> <mmlNm:given>Kenji</mmlNm:given> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name>
姓名を分けない場合
<mmlNm:Name mmlNm:repCode = "A" mmlNm:tableId = "MML0025"> <mmlNm:fullname>Araki Kenji</mmlNm:fullname> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name>
7.6. 施設情報形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
6. |
mmlFc:Facility |
||||
6.1. |
mmlFc:name |
string |
+ |
||
mmlFc:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
||
mmlFc:tableId |
string |
#IMPLIED |
|||
6.2. |
mmlCm:Id |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.6.1. エレメント解説
mmlFc:Facility(施設情報形式)
【内容】施設を表現する共通形式.
mmlFc:name
【内容】施設名称.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlFc:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
表記法 |
mmlFc:tableId |
string |
#IMPLIED |
表記法を規定するテーブル名 |
mmlCm:Id
【内容】施設 ID.構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】省略可
<mmlFc:Facility> <mmlFc:name mmlFc:repCode = "A" mmlFc:tableId = "MML0025"> New Millenium Medical College Hospital </mmlFc:name> <mmlCm:Id mmlCm:type = "insurance" mmlCm:checkDigitSchema = "MD10" mmlCm:checkDigit = "5" mmlCm:tableId = "MML0027">12345</mmlCm:Id> </mmlFc:Facility>
7.7. 診療科情報形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
7. |
mmlDp:Department |
||||
7.1. |
mmlDp:name |
string |
+ |
||
mmlDp:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
||
mmlDp:tableId |
string |
#IMPLIED |
|||
7.2. |
mmlCm:Id |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.7.1. エレメント解説
mmlDp:Department(診療科情報形式)
【内容】診療科を表現する共通形式.
mmlDp:name
【内容】診療科名称.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlDp:repCode |
string |
#REQUIRED |
optional |
表記法 |
mmlDp:tableId |
string |
#IMPLIED |
表記法を規定するテーブル名 |
mmlCm:Id
【内容】診療科 ID.構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】省略可
<mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode = "A" mmlDp:tableId = "MML0025"> Cardiovascular Surgery </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type = "medical" mmlCm:tableId = "MML0029">16</mmlCm:Id> </mmlDp:Department>
注釈:診療科 ID に MML0029 テーブルの医科診療科コードを用いた.
7.8. 個人情報形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
8. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
8.1. |
mmlCm:Id |
string |
|||
8.2. |
mmlPsi:personName |
||||
8.2.1. |
mmlNm:Name |
+ |
|||
8.3. |
mmlFc:Facility |
? |
|||
8.4. |
mmlDp:Department |
? |
|||
8.5. |
mmlPsi:addresses |
? |
|||
8.5.1. |
mmlAd:address |
+ |
|||
8.6. |
mmlPsi:emailAddresses |
? |
|||
8.6.1. |
mmlCm:email |
string |
* |
||
8.7. |
mmlPsi:phones |
? |
|||
8.7.1. |
mmlPh:Phone |
+ |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.8.1. エレメント解説
mmlPsi:PersonalizedInfo(個人情報形式)
【内容】個人情報を表現する共通形式.
mmlCm:Id
【内容】個人 ID.構造はMML共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可
mmlPsi:personName
【内容】氏名情報を入れる親エレメント.
【省略】不可
mmlNm:Name
【内容】氏名.構造は MML 共通形式 (人名表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlFc:Facility
【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報形式) 参照.
【省略】省略可
mmlDp:Department
【内容】診療科情報.構造は MML 共通形式 (診療科情報形式) 参照.
【省略】省略可
mmlPsi:addresses
【内容】住所情報を入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlAd:address
【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは表記法が複数あれば繰り返す.
mmlPsi:emailAddresses
【内容】下記の電子メールアドレスを入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlCm:email
【内容】電子メールアドレス
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電子メールアドレスが複数あれば繰り返す.
【例】
<mmlPsi:emailAddresses> <mmlCm:email>araki@post.medxml.net</mmlCm:email> </mmlPsi:emailAddresses>
mmlPsi:phones
【内容】下記連絡先電話番号を入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlPh:Phone
【内容】構造はMML共通形式 (電話番号表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.
<mmlPsi:PersonalizedInfo> <mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5" mmlCm:tableId = "MML0024">12345</mmlCm:Id> <mmlPsi:personName> <mmlNm:Name mmlNm:repCode = "A" mmlNm:tableId = "MML0025"> <mmlNm:family>Araki</mmlNm:family> <mmlNm:given>Kenji</mmlNm:given> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name> </mmlPsi:personName> <mmlFc:Facility> <mmlFc:name mmlFc:repCode = "A" mmlFc:tableId = "MML0025"> New Millenium Medical College Hospital </mmlFc:name> <mmlCm:Id mmlCm:type = "insurance" mmlCm:tableId = "MML0027">12345</mmlCm:Id> </mmlFc:Facility> <mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode = "A" mmlDp:tableId = "MML0025"> Cardiovascular Surgery </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type = "medical" mmlCm:tableId = "MML0029">16</mmlCm:Id> </mmlDp:Department> <mmlPsi:addresses> <mmlAd:Address mmlAd:repCode = "A" mmlAd:addressClass = "business" mmlAd:tableId = "MML0025"> <mmlAd:full> 5200 Kihara, Kiyotake-cho, Miyazaki-gun, Miyazaki-prefecture </mmlAd:full> <mmlAd:zip>889-1692</mmlAd:zip> <mmlAd:countryCode>JPN</mmlAd:countryCode> </mmlAd:Address> </mmlPsi:addresses> <mmlPsi:emailAddresses> <mmlCm:email>araki@post.medxml.net</mmlCm:email> </mmlPsi:emailAddresses> <mmlPsi:phones> <mmlPh:Phone mmlPh:telEquipType = "PH"> <mmlPh:area>0985</mmlPh:area> <mmlPh:city>85</mmlPh:city> <mmlPh:number>1500</mmlPh:number> <mmlPh:extension>2067</mmlPh:extension> <mmlPh:country>81</mmlPh:country> <mmlPh:memo>daytime</mmlPh:memo> </mmlPh:Phone> </mmlPsi:phones> </mmlPsi:PersonalizedInfo>
7.9. 作成者情報形式
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
9. |
mmlCi:CreatorInfo |
||||
9.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
9.2. |
mmlCi:creatorLicense |
string |
+ |
optional |
|
mmlCi:tableId |
string |
#IMPLIED |
Occurrence なし:必ず 1 回出現,?: 0 回もしくは 1 回出現,+: 1 回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
7.9.1. エレメント解説
mmlCi:CreatorInfo(作成者情報形式)
【内容】作成者を表現する共通形式.
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】作成者の個人情報.構造は MML 共通形式 (個人情報形式) 参照.
【省略】不可
mmlCi:creatorLicense
【内容】生成者の資格
【データ型】string.属性で指定されたテーブルの値を入れる.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.資格を複数持っておれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlCi:tableId |
string |
#IMPLIED |
生成者の資格を規定するテーブル名 |
【例】
<mmlCi:creatorLicense mmlCi:tableId = "MML0026">doctor</mmlCi:creatorLicense>
8. MmlHeader 形式詳説
8.1. MmlHeader に関して
MML Ver 4のMmlHeader 内のタグはすべて,xmlns:mml ="http://www.medxml.net/MML/v4" の Namespace に属す.(ここでは,xmlns="http://www.medxml.net/MML/v4" とデフォルト化したものとして記述することとする)
8.1.1. MmlHeader
【内容】ヘッダー情報
8.1.2. mmlCi:CreatorInfo
【内容】生成者識別情報.構造は MML 共通形式 (作成者情報形式) 参照.
【省略】不可
8.1.3. masterId
【内容】患者主 ID.
【省略】不可
8.1.4. mmlCm:Id
【内容】構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可
8.1.5. toc
【内容】table of content .header 内の「toc」のチェックをシステムで行うことで、どのようなデータが入っているかを認識することができる。冗長ではあるが、SAX系の処理には有効であるためv4でも存続させた。
【省略】不可
8.1.6. tocItem
【内容】本 MML 文書で使われている全ての DTD をリストアップする.冗長ではあるが、SAX系の処理には有効であるためv4でも存続させた。
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.使用した DTD の種類だけ繰り返す.
8.1.7. scopePeriod
【内容】MML 本文全体の対象期間
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
start |
date |
#IMPLIED |
開始日 |
|
end |
date |
#IMPLIED |
終了日 |
|
hasOtherInfo |
boolean |
#IMPLIED |
期間外情報の有無.true:あり,false:なし |
|
isExtract |
boolean |
#IMPLIED |
情報抽出の有無.true:あり,false:なし |
|
extractPolicy |
string |
#IMPLIED |
MML0004 |
抽出のポリシー |
start と end で示される MML 全体の対象期間に対して,送信側の施設に,対象期間外の患者診療情報があれば,hasOtherInfo の値を true とする.また,送信側施設の対象期間内のすべての患者情報を MML インスタンスに記載しておれば,isExtract の値を false に,何からの抽出を行なっておれば,true にする.さらに,抽出を行なっている場合は,抽出の基準を extractPolicy に記載する.これらは,MML インスタンスを受け取った側が,患者情報のすべてを受け取っているのか,一部分を受け取っているのかを明確にするためのものである.一部を受け取っているにもかかわらず,すべてを受け取っていると誤解した場合には,診療行為に重大な過ちが生じる可能性があるからである.
8.1.8. encryptInfo
【内容】電子署名などの暗号化情報.記載方法を特に定めない.基本方針の「アクセス権と暗号化」を参照.
【データ型】string
【省略】省略可
9. docInfo構造詳説
9.1. docInfoとは
docInfoはOverviewで記述したとおり、各MmmModuleItemの先頭に記載され、各Itemに関する作成者やアクセス権の範囲などが記載される。
9.1.1. docInfo
【内容】個々の文書のヘッダー情報
【省略】通常は省略不可だが,モジュールを指定したクエリや,クエリの返答で該当するモジュールがなかった場合のみ省略可.
【属性】文書ヘッダーの参照だけで,使用したモジュールの種別とバージョンが分かるように属性を設定する.
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
contentModuleType |
string |
#IMPLIED |
MML0005 |
文書の種類コード |
moduleVersion |
uri |
#IMPLIED |
使用モジュールのDTDのURIを記載 |
9.1.2. securityLevel
【内容】 アクセス権種別.MML インスタンス生成者が,生成時に判断したアクセス権を記載する.実際のアクセス コントロールは,インスタンスを受けたアプリケーション (およびその管理者) に委ねられる.
【省略】不可
9.1.3. accessRight
【内容】アクセス権
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.設定するアクセス権の数だけ繰り返す.少なくとも,記載者が参照できないことがないように,記載者のアクセス権設定は必須.
複数の accessRight エレメントが存在する場合は,accessRight エレメント同士は "OR" 条件となる.1 つの accessRight エレメント直下に,施設,診療科,職種,個人の内 2 つ以上が存在するときは,"AND" 条件となる.この AND 条件を満たすものが実在しない場合には,アクセス権は認められない.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
permit |
string |
#REQUIRED |
MML0034 |
参照の権利. |
startDate |
date |
#IMPLIED |
アクセス許可開始日 |
|
endDate |
date |
#IMPLIED |
アクセス許可終了日 |
参照を許可しないことを明示的に示したい場合には,permit 属性に none を設定する.
MML では,削除可能文書に対して,削除要求が出されたときの具体的な処理方法を規定しないが,1 つの想定される実装として,診療記録の修正履歴を残すことが重要と考えられる場合は,物理的削除ではなく,参照者の通常アクセスにおいて非表示とするに留めることが考えられる.
9.1.4. mmlSc:facility
【内容】施設.施設単位でのアクセス権を設定する.
【省略】可
9.1.5. mmlSc:facilityName
【内容】施設名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する施設の数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSc:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
MML0035 |
施設アクセス権定義 |
mmlSc:tableId |
string |
#IMPLIED |
施設アクセス権定義に用いられたテーブル名.上記の通りMML0035 と記載 |
|
mmlSc:facilityId |
string |
#IMPLIED |
施設コード |
|
mmlSc:facilityIdType |
string |
#IMPLIED |
MML0027 |
施設コードのマスタ名 |
施設アクセス権定義における各値の意味は以下の通りである.
all |
アクセスを行う全ての施設を対象とする. |
creator |
記載者と同じ施設を対象とする. |
experience |
被記載者 (患者) の診療歴のある施設を対象とする. |
individual |
施設 ID を個別に指定し,対象とする.+ mmlSc:facilityId,mmlSc:facilityIdType に対象施設を記載する. |
9.1.6. mmlSc:department
【内容】診療科
【省略】可
9.1.7. mmlSc:departmentName
【内容】診療科名
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する診療科の数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSc:departmentCode |
string |
#REQUIRED |
MML0028 |
診療科コード |
mmlSc:tableId |
string |
#IMPLIED |
診療科コード名.MML0028 と記載 |
9.1.8. mmlSc:license
【内容】職種
【省略】可
9.1.9. mmlSc:licenseName
【内容】職種名
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する職種の数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSc:licenseCode |
string |
#REQUIRED |
MML0026 |
職種コード |
mmlSc:tableId |
string |
#IMPLIED |
職種コード名.MML0026 と記載. |
9.1.10. mmlSc:person
【内容】個人
【省略】可
9.1.11. mmlSc:personName
【内容】個人名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アクセス権を設定する個人の数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSc:personCode |
string |
#REQUIRED |
MML0036 |
個人アクセス権定義 |
mmlSc:tableId |
string |
#IMPLIED |
個人アクセス権定義に用いられたテーブル名.MML0036 と記載 |
|
mmlSc:personId |
string |
#IMPLIED |
個人 ID |
|
mmlSc:personIdType |
string |
#IMPLIED |
個人 ID のマスタ名 |
個人アクセス権定義における各値の意味は以下の通りである.
all |
アクセスを行う全ての個人を対象とする. |
creator |
記載者を対象とする. |
patient |
被記載者 (患者) 本人を対象とする |
individual |
個人 ID を個別に指定し,対象とする. |
宮崎医科大学附属病院の内科,医師に2001年10月1日から2001年12月31日まで参照,修正,削除の権利を与える場合
<securityLevel> <accessRight permit="all" startDate="2001-10-01" endDate="2001-12-31"> <mmlSc:facility> <mmlSc:facilityName mmlSc:facilityCode="individual" mmlSc:tableId="MML0035" mmlSc:facilityId="JPN453010100003" mmlSc:facilityIdType="JMARI"> 宮崎医科大学附属病院 </mmlSc:facilityName> </mmlSc:facility> <mmlSc:department> <mmlSc:departmentName mmlSc:departmentCode="01" mmlSc:tableId="MML0028"/> </mmlSc:department> <mmlSc:license> <mmlSc:licenseName mmlSc:licenseCode="doctor" mmlSc:tableId="MML0026"/> </mmlSc:license> </accessRight> </securityLevel>
記載者施設に無期限の全ての権利と,患者 (患者太郎) に 2001 年 10 月 1 日から 2001 年 12 月 31 日まで参照の権利を与える場合
<securityLevel> <accessRight permit="all"> <mmlSc:facility> <mmlSc:facilityName mmlSc:facilityCode="creator" mmlSc:tableId="MML0035"> 記載者施設 </mmlSc:facilityName> </mmlSc:facility> </accessRight> <accessRight permit="read" startDate="2001-10-01" endDate="2001-12-31"> <mmlSc:person> <mmlSc:personName mmlSc:personCode="patient" mmlSc:tableId="MML0036" mmlSc:personId="4500001234" mmlSc:personIdType="dolphinUserid_2001-10-03"> 患者太郎 </mmlSc:personName> </mmlSc:person> </accessRight> </securityLevel>
9.1.12. title
【内容】文書タイトル
【データ型】string
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
generationPurpose |
string |
#IMPLIED |
MML0007 |
文書詳細種別 |
9.1.13. docId
【内容】文書 ID 情報
【省略】不可
9.1.14. uid
【内容】文書ユニーク ID.ユニーク番号の形式は UUID とする ( UUID はハイフンを含めた形式とする).MML プロセッサーは,MML インスタンスを受け取った時に,何らかの手段で uid をローカルに保存しておくことを強く推奨する.
【データ型】string
【省略】不可
【例】
<uid>0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e7</uid>
9.1.15. parentId
【内容】関連親文書の ID.活用法については,基本方針の「文書間の関連付け」を参照すること.
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.親文書が複数の場合に繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
relation |
string |
#IMPLIED |
MML0008 |
関連の種別 |
【例】親文書に対する訂正文書 (新しい版) である場合
<parentId relation = "oldEdition">0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e8</parentId>
9.1.16. groupId
【内容】グループ ID.活用法については,基本方針の「groupId による文書間の関連付け」を参照すること.
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.複数のグループに属する場合に繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
groupClass |
string |
#IMPLIED |
MML0007 |
モジュールグループの種別 |
9.1.17. confirmDate
【内容】カルテ電子保存の確定日時
【データ型】dateTime ISO8610形式書式:CCYY-MM-DDThh:mm:ss
【省略】不可
【属性】時系列情報が 1 文書となっている場合は,次の属性で開始日時と終了日時を記載する. scopePeriod が MML 文書全体の対象期間であるのに対し,こちらは,1 つの MmlModuleItemの期間を表していることに注意.
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
start |
dateTime |
#IMPLIED |
時系列情報場合の開始日時. |
|
end |
dateTime |
#IMPLIED |
時系列情報場合の終了日時. |
|
firstConfirmDate |
dateTime |
#IMPLIED |
修正が発生した場合の,初回確定日時 |
|
eventDate |
dateTime |
#IMPLIED |
実際に記載された診療イベントが発生した日時 |
9.1.18. mmlCi:CreatorInfo
【内容】個々の文書の作成者情報.構造は MML 共通形式 (作成者情報形式) 参照.
【省略】不可
9.1.19. extRefs
【内容】content 内に記載されているすべての外部リンク情報のリスト.content 内を解析しなくても,外部参照ファイルのリストを得ることができる.
【省略】不可
9.1.20. mmlCm:extRef
【内容】外部リンク情報.構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】記載されている外部リンク情報の数だけ繰り返す.
10. MMLコンテンツ モジュール詳説
MMLではユースケースに応じて設計された下記のモジュールを一単位としてMmlItemに記載することにしている。詳細はドキュメントおよびスキーマを参照すること。
10.1. 患者情報モジュール
10.1.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlPi= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/PatientInfo/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlPi:PatientModule |
||||
1.1. |
mmlPi:uniqueInfo |
||||
1.1.1. |
mmlPi:masterId |
||||
1.1.1.1. |
mmlCm:Id |
string |
|||
1.1.2. |
mmlPi:otherId |
* |
|||
mmlPi:type |
string |
#REQUIRED |
MML0009 |
||
1.1.2.1. |
mmlCm:Id |
string |
|||
1.2. |
mmlPi:personName |
||||
1.2.1. |
mmlNm:Name |
+ |
|||
1.3. |
mmlPi:birthday |
date |
|||
1.4. |
mmlPi:sex |
string |
MML0010 |
||
1.5. |
mmlPi:nationality |
string |
? |
||
mmlPi:subtype |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6. |
mmlPi:race |
string |
? |
||
mmlPi:raceCode |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlPi:raceCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7. |
mmlPi:marital |
string |
? |
MML0011 |
|
1.8. |
mmlPi:addresses |
? |
|||
1.8.1. |
mmlAd:Address |
* |
|||
1.9. |
mmlPi:emailAddresses |
? |
|||
1.9.1. |
mmlCm:email |
string |
* |
||
1.10. |
mmlPi:phones |
? |
|||
1.10.1. |
mmlPh:Phone |
* |
|||
1.11. |
mmlPi:accountNumber |
string |
? |
||
1.12. |
mmlPi:socialIdentification |
string |
? |
||
1.13. |
mmlPi:death |
boolean |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.1.2. エレメント解説
mmlPi:PatientModule
【内容】患者情報
mmlPi:uniqueInfo
【内容】ID 情報
【省略】不可
mmlPi:masterId
【内容】主 ID.MmlHeader の masterId と必ず一致すること.
【省略】不可
mmlCm:Id
【内容】構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可
mmlPi:otherId
【内容】その他の ID.代理人の ID,緊急連絡者の ID,等を記載する.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.その他の ID が複数ある場合.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlPi:type |
string |
#REQUIRED |
MML0009 |
その他のIDの種類 |
mmlCm:Id
【内容】構造は MML 共通形式 (Id 形式) 参照.
【省略】不可
mmlPi:personName
【内容】氏名情報
【省略】不可
mmlNm:Name
【内容】構造は MML 共通形式 (人名表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlPi:birthday
【内容】生年月日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】
<mmlPi:birthday>1958-10-21</mmlPi:birthday>
mmlPi:sex
【内容】性別.テーブル MML0010 を使用する.
【データ型】string
【省略】不可
mmlPi:nationality
【内容】国籍コード.ISO 3166 A3 コード使用.日本 JPN
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlPi:subtype |
string |
#IMPLIED |
第2国籍コード.ISO 3166 A3コード使用. |
【例】国籍が日本.第 2 国籍がアメリカの場合.
<mmlPi:nationality mmlPi:subtype = "USA">JPN</mmlPi:nationality>
mmlPi:race
【内容】人種,民族
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlPi:raceCode |
string |
#IMPLIED |
コード |
mmlPi:raceCodeId |
string |
#IMPLIED |
使用したテーブル名を記載 |
mmlPi:marital
【内容】婚姻状態.テーブル MML0011 を使用する.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPi:addresses
【内容】下記の住所を入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlAd:Address
【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは表記法が複数あれば繰り返す.
mmlPi:emailAddresses
【内容】下記の電子メールアドレスを入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlCm:email
【内容】電子メールアドレス
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電子メールアドレスが複数あれば繰り返す.
mmlPi:phones
【内容】下記連絡先電話番号を入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlPh:Phone
【内容】構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.
mmlPi:accountNumber
【内容】会計番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPi:socialIdentification
【内容】社会番号
【データ型】string
【省略】省略可
mmlPi:death
【内容】死亡フラグ.true:死亡,false:生存
【データ型】boolean
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlPi:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
死亡日時.datatypesはdateもしくはdateTimeのどちらかとする. |
【例】1999 年 9 月 1 日に死亡
<mmlPi:death mmlPi:date="1999-09-01">true</mmlPi:death>
【例】1999 年 9 月 1 日 6 時 15 分に死亡
<mmlPi:death mmlPi:date="1999-09-01T06:15">true</mmlPi:death>
10.2. 保険情報モジュール
10.2.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlHi= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/HealthInsurance/1.1"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlHi:HealthInsuranceModule |
||||
mmlHi:countryType |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1. |
mmlHi:insuranceClass |
string |
? |
||
mmlHi:ClassCode |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlHi:tableId |
string |
#REQUIRED |
MML0031 |
||
1.2. |
mmlHi:insuranceNumber |
string |
|||
1.3. |
mmlHi:clientId |
||||
1.3.1. |
mmlHi:group |
string |
|||
1.3.2. |
mmlHi:number |
string |
|||
1.4. |
mmlHi:familyClass |
boolean |
|||
1.5. |
mmlHi:clientInfo |
? |
|||
1.5.1. |
mmlHi:personName |
? |
|||
1.5.1.1. |
mmlNm:Name |
* |
|||
1.5.2. |
mmlHi:addresses |
? |
|||
1.5.2.1. |
mmlAd:Address |
* |
|||
1.5.3. |
mmlHi:phones |
? |
|||
1.5.3.1. |
mmlPh:Phone |
* |
|||
1.6. |
mmlHi:continuedDiseases |
? |
|||
1.6.1. |
mmlHi:diseases |
string |
+ |
||
1.7. |
mmlHi:startDate |
date |
|||
1.8. |
mmlHi:expiredDate |
date |
|||
1.9. |
mmlHi:paymentInRatio |
decimal |
? |
||
1.10. |
mmlHi:paymentOutRatio |
decimal |
? |
||
1.11. |
mmlHi:insuredInfo |
? |
|||
1.11.1. |
mmlHi:facility |
? |
|||
1.11.1.1. |
mmlFc:Facility |
? |
|||
1.11.2. |
mmlHi:addresses |
? |
|||
1.11.2.1. |
mmlAd:Address |
* |
|||
1.11.3. |
mmlHi:phones |
? |
|||
1.11.3.1. |
mmlPh:Phone |
* |
|||
1.12. |
mmlHi:workInfo |
? |
|||
1.12.1. |
mmlHi:facility |
? |
|||
1.12.1.1. |
mmlFc:Facility |
? |
|||
1.12.2. |
mmlHi:addresses |
? |
|||
1.12.2.1. |
mmlAd:Address |
* |
|||
1.12.3. |
mmlHi:phones |
? |
|||
1.12.3.1. |
mmlPh:Phone |
* |
|||
1.13. |
mmlHi:publicInsurance |
? |
|||
1.13.1. |
mmlHi:publicInsuranceItem |
+ |
|||
mmlHi:priority |
string |
#REQUIRED |
|||
1.13.1.1. |
mmlHi:providerName |
string |
? |
||
1.13.1.2. |
mmlHi:provider |
string |
|||
1.13.1.3. |
mmlHi:recipient |
string |
|||
1.13.1.4. |
mmlHi:startDate |
date |
|||
1.13.1.5. |
mmlHi:expiredDate |
date |
|||
1.13.1.6. |
mmlHi:paymentRatio |
decimal |
? |
||
mmlHi:ratioType |
string |
#REQUIRED |
MML0032 |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.2.2. エレメント解説
mmlHi:HealthInsuranceModule
【内容】使用可能保険・公費の組合せ.
【省略】不可
【繰り返し設定】組み合わせが複数ある場合は,MmlModuleItemの繰り返しで対応する.
たとえば,以下の 3 通りの保険が使われておれば,
1.国保のみ
2.国保と公費 (結核)
3.社保継続
<MmlModuleItem>を 3 回繰り返して,3 つを別個に記載する.
【属性】本モジュールが日本固有のものであることを明示するために,以下の属性を設ける.
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlHi:countryType |
string |
#IMPLIED |
国タイプ.日本JPN |
【例】
<mmlHi:HealthInsuranceModule mmlHi:countryType = "JPN">
mmlHi:insuranceClass
【内容】 健康保険種別.原則としてテーブル MML0031 を用いるが,地方公費等でユーザー固有の拡張が必要なときは,別テーブルとし,別のテーブル名を記載する.
【データ型】string
【省略】可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
mmlHi:ClassCode |
string |
#REQUIRED |
|
mmlHi:tableId |
string |
#REQUIRED |
MML0031 |
【例】
<mmlHi:insuranceClass mmlHi:ClassCode="00" mmlHi:tableId="MML0031">国保</mmlHi:insuranceClass>
mmlHi:insuranceNumber
【内容】健康保険者番号
【データ型】string
【省略】不可
【例】
<mmlHi:insuranceNumber>8001</mmlHi:insuranceNumber>
mmlHi:clientId
【内容】被保険者情報
【省略】不可
mmlHi:group
【内容】被保険者記号
【データ型】string
【省略】不可
mmlHi:number
【内容】被保険者番号
【データ型】string
【省略】不可
【例】
<mmlHi:clientId> <mmlHi:group>宮市みへし</mmlHi:group> <mmlHi:number>421</mmlHi:number> </mmlHi:clientId>
mmlHi:familyClass
【内容】本人家族区分.true:本人,false:家族
【データ型】boolean
【省略】不可
【例】本人
<mmlHi:familyClass>true</mmlHi:familyClass>
【例】家族
<mmlHi:familyClass>false</mmlHi:familyClass>
mmlHi:clientInfo
【内容】被保険者情報
【省略】可
mmlHi:personName
【内容】下記の被保険者氏名を入れる親エレメント
【省略】可.
mmlNm:Name
【内容】氏名.構造は MML 共通形式 (人名表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHi:addresses
【内容】下記の被保険住所を入れる親エレメント
【省略】可
mmlAd:Address
【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHi:phones
【内容】下記の被保険電話番号を入れる親エレメント
【省略】可
mmlPh:Phone
【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.
mmlHi:continuedDiseases
【内容】継続疾患情報
【省略】省略可
mmlHi:diseases
【内容】継続適応疾患名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.継続疾患が複数あれば繰り返す.
【例】糖尿病と高血圧
<mmlHi:continuedDiseases> <mmlHi:diseases>diabetes mellitus</mmlHi:diseases> <mmlHi:diseases>hypertension</mmlHi:diseases> </mmlHi:continuedDiseases>
mmlHi:startDate
【内容】開始日 (交付年月日)
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】
<mmlHi:startDate>1995-04-01</mmlHi:startDate>
mmlHi:expiredDate
【内容】有効期限
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】
<mmlHi:expiredDate>1999-09-30</mmlHi:expiredDate>
mmlHi:paymentInRatio
【内容】入院時の負担率.0[.0][0]_1[.0][0] (例:3 割負担ならば 0.3)
【データ型】decimal
【省略】省略可
【例】負担率 2 割.
<mmlHi:paymentInRatio>0.2</mmlHi:paymentInRatio>
mmlHi:paymentOutRatio
【内容】外来時の負担率.0[.0][0]_1[.0][0] (例:3 割負担ならば 0.3)
【データ型】decimal
【省略】省略可
【例】負担率 2 割.
<mmlHi:paymentOutRatio>0.2</mmlHi:paymentOutRatio>
mmlHi:insuredInfo
【内容】保険者情報
【省略】可
mmlHi:facility
【内容】下記の保険者情報を入れる親エレメント 【省略】可.
mmlFc:Facility
【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報表現形式参照)
【省略】可
mmlHi:addresses
【内容】下記の保険者住所を入れる親エレメント
【省略】可
mmlAd:Address
【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHi:phones
【内容】下記の保険者電話番号を入れる親エレメント
【省略】可
mmlPh:Phone
【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.
mmlHi:workInfo
【内容】被保険者の所属する事業所情報
【省略】可
mmlHi:facility
【内容】下記の事業所情報を入れる親エレメント
【省略】可.
mmlFc:Facility
【内容】施設情報.構造は MML 共通形式 (施設情報表現形式参照)
【省略】可
mmlHi:addresses
【内容】下記の事業所住所を入れる親エレメント
【省略】可
mmlAd:Address
【内容】住所.構造は MML 共通形式 (住所表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.住所の種類あるいは,表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHi:phones
【内容】下記の事業所電話番号を入れる親エレメント
【省略】可
mmlPh:Phone
【内容】電話番号.構造は MML 共通形式 (電話番号表現形式参照)
【省略】可
【繰り返し設定】繰り返しあり.電話番号が複数あれば繰り返す.
mmlHi:publicInsurance
【内容】公費負担医療情報
【省略】省略可
mmlHi:publicInsuranceItem
【内容】公費負担
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.公費が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlHi:priority |
string |
#REQUIRED |
複数公費の優先順位 |
【例】
<mmlHi:publicInsuranceItem mmlHi:priority = "1">
mmlHi:providerName
【内容】公費負担名称
【データ型】string
【省略】可
mmlHi:provider
【内容】負担者番号
【データ型】string
【省略】不可
mmlHi:recipient
【内容】受給者番号
【データ型】string
【省略】不可
mmlHi:startDate
【内容】開始日
【データ型】date
【省略】不可
mmlHi:expireDate
【内容】有効期限
【データ型】date
【省略】不可
mmlHi:paymentRatio
【内容】負担率または負担金
【データ型】decimal
【省略】可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlHi:ratioType |
String |
#REQUIRED |
MML0032 |
負担率または負担金 |
【例】
負担が定額 10,000 円の場合
<mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="fix">10000</ mmlHi:paymentRatio>
負担が比率 5 %の場合
<mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="ratio">0.05</ mmlHi:paymentRatio>
【例】
<mmlHi:publicInsurance> <mmlHi:publicInsuranceItem mmlHi:priority = "1"> <mmlHi:providerName>公費</mmlHi:providerName> <mmlHi:provider>15450034</mmlHi:provider> <mmlHi:recipient>0009043</mmlHi:recipient> <mmlHi:startDate>1997-09-30</mmlHi:startDate> <mmlHi:expiredDate>1999-09-30</mmlHi:expiredDate> <mmlHi:paymentRatio mmlHi:ratioType="fix">10000</mmlHi:paymentRatio> </mmlHi:publicInsuranceItem> </mmlHi:publicInsurance>
10.3. 診断履歴情報モジュール
10.3.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlRd= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/RegisteredDiagnosis/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule |
||||
1.1. |
mmlRd:diagnosis |
string |
|||
mmlRd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlRd:system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2. |
mmlRd:diagnosisContents |
? |
|||
1.2.1. |
mmlRd:dxItem |
+ |
|||
1.2.2. |
mmlRd:name |
string |
|||
mmlRd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlRd:system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.3. |
mmlRd:categories |
? |
|||
1.3.1. |
mmlRd:category |
string |
+ |
optional |
|
mmlRd:tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.4. |
mmlRd:startDate |
date |
? |
||
1.5. |
mmlRd:endDate |
date |
? |
||
1.6. |
mmlRd:outcome |
string |
? |
MML0016 |
|
1.7. |
mmlRd:firstEncounterDate |
date |
? |
||
1.8. |
mmlRd:relatedHealthInsurance |
? |
|||
mmlRd:uid |
string |
#IMPLIED |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.3.2. エレメント解説
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule
【内容】診断履歴情報.1 つのモジュールには 1 つの病名しか記載しない.病名が複数ある場合は,MmlModuleItemの繰り返しで対応する.修飾語を含めて病名全体を格納するか,病名を,幹病名や修飾語の要素に分けて格納するか,どちらかを選択.
mmlRd:diagnosis
【内容】疾患名.修飾語を含めて病名全体を格納する.
【データ型】string
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlRd:code |
string |
#IMPLIED |
疾患コード |
mmlRd:system |
string |
#IMPLIED |
疾患コード体系名 |
【例】colon carcinoid (ICD10コード C189-.006)
<mmlRd:diagnosis mmlRd:code = " C189-.006" mmlRd:system = "ICD10">colon carcinoid</mmlRd:diagnosis>
mmlRd:diagnosisContents
【内容】病名を,幹病名や修飾語の要素に分けて格納する.上記とどちらか一方のみを選択.
【省略】省略可
mmlRd:dxItem
【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.要素の数だけ繰り返す.
mmlRd:name
【内容】疾患要素名
【データ型】string
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlRd:code |
string |
#IMPLIED |
疾患コード |
【例】paroxysmal atrial fibrillation を paroxysmal と atrial fibrillation に分割記載.
<mmlRd:diagnosisContents> <mmlRd:dxItem > <mmlRd:name mmlRd:code=" I48--.004" mmlRd:system="ICD10"> atrial fibrillation </mmlRd:name> </mmlRd:dxItem> <mmlRd:dxItem > <mmlRd:name>paroxysmal</mmlRd:name> </mmlRd:dxItem> </mmlRd:diagnosisContents>
mmlRd:categories
【内容】診断名の分類
【省略】省略可
mmlRd:category
【内容】分類名.Table MML0012 から 0015 を使用.それぞれの分類の具体的運用法は,ユーザーが定義する.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.分類の種類が複数あれば,繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
【例】当該診断名が,主病名かつ学術診断名かつ病理診断名かつ確定診断である場合.
<mmlRd:categories> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0012">mainDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0013">academicDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0014">pathologicalDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0015">confirmedDiagnosis</mmlRd:category> </mmlRd:categories>
mmlRd:startDate
【内容】疾患開始日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可
mmlRd:endDate
【内容】疾患終了日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可
mmlRd:outcome
【内容】転帰.テーブル MML0016 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlRd:firstEncounterDate
【内容】疾患の初診日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】省略可
mmlRd:relatedHealthInsurance
【内容】関連する健康保険情報.EMPTY タグとし,属性で関連する健康保険情報の文書 uid を記載する.本エレメントは,mmlRd:RegisteredDiagnosisModule が,mmlSg:SurgeryModule や mmlSm:SummaryModule 内で用いられた場合にのみ使用する.mmlRd:RegisteredDiagnosisModule が単独の MML content として用いられた場合は,関連する健康保険情報の文書 uid は,parentId (docInfo モジュール) に記載する.
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlRd:uid |
string |
#IMPLIED |
疾患に関連する保険の mmlHi:HealthInsuranceModule の uid を記載する. |
【例】
<mmlRd:relatedHealthInsurance mmlRd:uid = "0aae5960-667c-11d3-9751-00105a6792e8"/>
10.4. 生活習慣情報モジュール
10.4.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlLs= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Lifestyle/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlLs:LifestyleModule |
||||
1.1. |
mmlLs:occupation |
string |
|||
1.2. |
mmlLs:tobacco |
string |
|||
1.3. |
mmlLs:alcohol |
string |
|||
1.4. |
mmlLs:other |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.4.2. エレメント解説
mmlLs:LifestyleModule
【内容】生活習慣情報
mmlLs:occupation
【内容】職業
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlLs:tobacco
【内容】喫煙歴
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlLs:alcohol
【内容】飲酒歴
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlLs:other
【内容】その他の生活習慣.宗教,スポーツ歴など.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
10.5. 基礎的診療情報モジュール
10.5.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlBc= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/BaseClinic/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlBc:BaseClinicModule |
||||
1.1. |
mmlBc:allergy |
? |
|||
1.1.1. |
mmlBc:allergyItem |
+ |
|||
1.1.1.1. |
mmlBc:factor |
string |
|||
1.1.1.2. |
mmlBc:severity |
string |
? |
MML0017 |
|
1.1.1.3. |
mmlBc:identifiedDate |
string |
? |
||
1.1.1.4. |
mmlBc:memo |
string |
? |
||
1.2. |
mmlBc:bloodtype |
? |
|||
1.2.1. |
mmlBc:abo |
string |
MML0018 |
||
1.2.2. |
mmlBc:rh |
string |
? |
MML0019 |
|
1.2.3. |
mmlBc:others |
? |
|||
1.2.3.1. |
mmlBc:other |
* |
|||
1.2.3.1.1. |
mmlBc:typeName |
string |
|||
1.2.3.1.2. |
mmlBc:typeJudgement |
string |
|||
1.2.3.1.3. |
mmlBc:description |
string |
? |
||
1.2.4. |
mmlBc:memo |
string |
? |
||
1.3. |
mmlBc:infection |
? |
|||
1.3.1. |
mmlBc:infectionItem |
+ |
|||
1.3.1.1. |
mmlBc:factor |
string |
|||
1.3.1.2. |
mmlBc:examValue |
string |
|||
1.3.1.3. |
mmlBc:identifiedDate |
string |
? |
||
1.3.1.4. |
mmlBc:memo |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.5.2. エレメント解説
mmlBc:BaseClinicModule
【内容】基礎的診療情報
mmlBc:allergy
【内容】アレルギー情報
【省略】省略可
mmlBc:allergyItem
【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.アレルギー項目が複数あれば繰り返す.
mmlBc:factor
【内容】アレルギー原因
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:severity
【内容】アレルギー反応程度.テーブル MML0017 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlBc:identifiedDate
【内容】アレルギー同定日.記載法を特に定めず,「幼少時」「およそ 20 年前」等の記述をしても良い.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlBc:memo
【内容】アレルギーメモ.特記事項など上記エレメントで記載できない情報を記載.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】およそ 20 年前より蟹に対して軽度のアレルギーがあるが,海老には特に反応がない場合
<mmlBc:allergyItem> <mmlBc:factor>crab</mmlBc:factor> <mmlBc:severity>mild</mmlBc:severity> <mmlBc:identifiedDate>since almost 20 years ago</mmlBc:identifiedDate> <mmlBc:memo>no reaction to shrimp</mmlBc:memo> </mmlBc:allergyItem>
【例】アレルギーに関して,特記事項がない場合
<mmlBc:allergyItem> <mmlBc:factor>nothing</mmlBc:factor> <mmlBc:memo>non-contributory </mmlBc:memo> </mmlBc:allergyItem>
mmlBc:bloodtype
【内容】血液型情報
【省略】省略可
mmlBc:abo
【内容】ABO 式血液型.テーブル MML0018 を使用.
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:rh
【内容】Rho(D) 式血液型.テーブル MML0019 を使用.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlBc:others
【内容】その他の血液型情報
【省略】省略可
mmlBc:other
【内容】その他の血液型
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.その他の血液型が複数あれば繰り返す.
mmlBc:typeName
【内容】血液型名称
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:typeJudgement
【内容】血液型判定
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:description
【内容】血液型注釈
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlBc:other> <mmlBc:typeName>MNS blood type</mmlBc:typeName> <mmlBc:typeJudgement>MN</mmlBc:typeJudgement> <mmlBc:description>examination at 2 years ago </mmlBc:description> </mmlBc:other>
mmlBc:memo
【内容】メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlBc:infection
【内容】感染性情報
【省略】省略可
mmlBc:infectionItem
【内容】繰り返しのためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.感染要因が複数あれば繰り返す.
mmlBc:factor
【内容】感染性要因名
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:examValue
【内容】感染性要因検査値
【データ型】string
【省略】不可
mmlBc:identifiedDate
【内容】感染性要因同定日.記載法を特に定めず.
【データ型】string
【省略】省略可
mmlBc:memo
【内容】感染性要因メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
10.6. 初診時特有情報モジュール
10.6.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlFcl= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FirstClinic/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlFcl:FirstClinicModule |
||||
1.1. |
mmlFcl:familyHistory |
? |
|||
1.1.1. |
mmlFcl:familyHistoryItem |
+ |
|||
1.1.1.1. |
mmlFcl:relation |
string |
MML0020 |
||
1.1.1.2. |
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule |
||||
1.1.1.3. |
mmlFcl:age |
duration |
? |
||
1.1.1.4. |
mmlFcl:memo |
string |
? |
||
1.2. |
mmlFcl:childhood |
? |
|||
1.2.1. |
mmlFcl:birthInfo |
? |
|||
1.2.1.1. |
mmlFc:Facility |
? |
|||
1.2.1.2. |
mmlFcl:deliveryWeeks |
duration |
? |
||
1.2.1.3. |
mmlFcl:deliveryMethod |
string |
? |
||
1.2.1.4. |
mmlFcl:bodyWeight |
decimal |
? |
||
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.1.5. |
mmlFcl:bodyHeight |
decimal |
? |
||
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.1.6. |
mmlFcl:chestCircumference |
decimal |
? |
||
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.1.7. |
mmlFcl:headCircumference |
decimal |
? |
||
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.1.8. |
mmlFcl:memo |
string |
? |
||
1.2.2. |
mmlFcl:vaccination |
? |
|||
1.2.2.1. |
mmlFcl:vaccinationItem |
+ |
|||
1.2.2.1.1. |
mmlFcl:vaccine |
string |
|||
1.2.2.1.2. |
mmlFcl:injected |
boolean |
|||
1.2.2.1.3. |
mmlFcl:age |
duration |
? |
||
1.2.2.1.4. |
mmlFcl:memo |
string |
? |
||
1.3. |
mlFcl:pastHistory |
? |
|||
1.3.1. |
mmlFcl:freeNotes |
string |
|||
1.3.2. |
mmlFcl:pastHistoryItem |
* |
|||
1.3.2.1. |
mmlFcl:timeExpression |
string |
|||
1.3.2.2. |
mmlFcl:eventExpression |
string |
* |
||
1.4. |
mmlFcl:chiefComplaints |
string |
? |
||
1.5. |
mmlFcl:presentIllnessNotes |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.6.2. エレメント解説
mmlFcl:FirstClinicModule
【内容】初診時特有情報
mmlFcl:familyHistory
【内容】家族歴情報
【省略】省略可
mmlFcl:familyHistoryItem
【内容】繰り返しのためのエレメント
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.記載する家族が複数いれば繰り返す.さらに,一人の家族に複数の疾患がある場合も,繰り返す.
mmlFcl:relation
【内容】続柄コード.テーブル MML0020 を使用.
【データ型】string
【省略】不可
【例】義理の母親.(「義理の」関係の場合は,末尾に「InLaw」を追加する)
<mmlFcl:relation>motherInLaw</mmlFcl:relation>
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule
【内容】疾患名情報.構造は,MMLモジュール (診断履歴情報) を参照.
【省略】不可
【例】1989 年 8 月 25 日に胃癌で死亡
<mmlRd:RegisteredDiagnosisModule> <mmlRd:diagnosis mmlRd:code="C169-.007" mmlRd:system="ICD10">gastric cancer</mmlRd:diagnosis> <mmlRd:endDate>1989-08-25</mmlRd:endDate> <mmlRd:outcome>died</mmlRd:outcome> </mmlRd:RegisteredDiagnosisModule>
mmlFcl:age
【内容】家族の疾患時年齢
【データ型】duration 書式:PnYnMnWnDTnHnMnS
乳幼児を除き,通常は PnY で可.
【省略】省略可
【例】40歳
<mmlFcl:age>P40Y</mmlFcl:age>
【例】生後 1 年 3ヶ月
<mmlFcl:age>P1Y3M</mmlFcl:age>
【例】生後 3ヶ月
<mmlFcl:age>P3M</mmlFcl:age>
mmlFcl:memo
【内容】メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlFcl:childhood
【内容】小児期情報
【省略】省略可
mmlFcl:birthInfo
【内容】出生時情報
【省略】省略可
mmlFc:Facility
【内容】出生施設.構造は,MML 共通形式 (施設情報形式) 参照.
【省略】省略可
mmlFcl:deliveryWeeks
【内容】分娩時週数.
【データ型】duration 書式:PnW
【省略】省略可
【例】40週
<mmlFcl:deliveryWeeks>P40W</mmlFcl:deliveryWeeks>
mmlFcl:deliveryMethod
【内容】分娩方法.記載法を特に定めない.
【データ型】string
【省略】省略可
【例】帝王切開
<mmlFcl:deliveryMethod>cesarean section</mmlFcl:deliveryMethod>
mmlFcl:bodyWeight
【内容】出生時体重
【データ型】decimal
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
単位.gもしくはkg |
【例】3270グラム
<mmlFcl:bodyWeight mmlFcl:unit="g">3270</mmlFcl:bodyWeight>
mmlFcl:bodyHeight
【内容】出生時身長
【データ型】decimal
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
単位.cmもしくはm |
mmlFcl:chestCircumference
【内容】出生時胸囲
【データ型】decimal
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
単位.cm |
mmlFcl:headCircumference
【内容】出生時頭囲
【データ型】decimal
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlFcl:unit |
string |
#REQUIRED |
単位.cm |
mmlFcl:memo
【内容】出生時メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlFcl:vaccination
【内容】予防接種情報
【省略】省略可
mmlFcl:vaccinationItem
【内容】繰り返しのためのエレメント
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.接種ワクチンが複数あれば繰り返す.
mmlFcl:vaccine
【内容】接種ワクチン名
【データ型】string
【省略】不可
mmlFcl:injected
【内容】実施状態.true:ワクチン接種,false:接種せず
【データ型】boolean
【省略】不可
mmlFcl:age
【内容】接種時年齢
【データ型】duration 書式:PnYnMnWnDTnHnMnS
通常は,PnYnMで可.
【省略】省略可
mmlFcl:memo
【内容】実施時メモ
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】ポリオを生後6ヶ月と1歳6ヶ月に2回投与.
<mmlFcl:vaccination> <mmlFcl:vaccinationItem> <mmlFcl:vaccine>polio</mmlFcl:vaccine> <mmlFcl:injected>true</mmlFcl:injected> <mmlFcl:age>P6M</mmlFcl:age> <mmlFcl:memo>first administration</mmlFcl:memo> </mmlFcl:vaccinationItem> <mmlFcl:vaccinationItem> <mmlFcl:vaccine>polio</mmlFcl:vaccine> <mmlFcl:injected>true</mmlFcl:injected> <mmlFcl:age>P1Y6M</mmlFcl:age> <mmlFcl:memo>second administration</mmlFcl:memo> </mmlFcl:vaccinationItem> </mmlFcl:vaccination>
mmlFcl:pastHistory
【内容】既往歴情報.自由記載 (mmlFcl:freeNotes) とするか,時間表現併用 (mmlFcl:timeExpression と mmlFcl:eventExpression) とするかを選択
【省略】省略可
mmlFcl:freeNotes
【内容】自由文章表現.
【データ型】string
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlFcl:pastHistoryItem
【内容】繰り返しのためのエレメント
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.既往歴として記載数項目が複数あれば繰り返す.
mmlFcl:timeExpression
【内容】時間表現.表現形式を特に定めない.
【データ型】string
【省略】不可
mmlFcl:eventExpression
【内容】時間表現に対応するイベント表現
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.一つの時間表現に複数のイベント表現があれば繰り返す.
【文書のレイアウト】XHTML使用可
【例】既往歴自由記載の場合
<mmlFcl:pastHistory> <mmlFcl:freeNotes> Appendectomy (6 years old), hypertension (5 years ago) </mmlFcl:freeNotes> </mmlFcl:pastHistory>
【例】既往歴時間表現-イベント表現併記の場合
<mmlFcl:pastHistory> <mmlFcl:pastHistoryItem> <mmlFcl:timeExpression>6 years old</mmlFcl:timeExpression> <mmlFcl:eventExpression>appendectomy</mmlFcl:eventExpression> </mmlFcl:pastHistoryItem> <mmlFcl:pastHistoryItem> <mmlFcl:timeExpression>5 years ago (1994)</mmlFcl:timeExpression> <mmlFcl:eventExpression>hypertension</mmlFcl:eventExpression> </mmlFcl:pastHistoryItem> </mmlFcl:pastHistory>
mmlFcl:chiefComplaints
【内容】主訴
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlFcl:presentIllnessNotes
【内容】現病歴自由記載.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
10.7. 経過記録情報モジュール
10.7.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlPc= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/ProgressCourse/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlPc:ProgressCourseModule |
||||
1.1. |
mmlPc:FreeExpression |
string |
|||
1.1.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2. |
mmlPc:structuredExpression |
||||
1.2.1. |
mmlPc:problemItem |
* |
|||
1.2.1.1. |
mmlPc:problem |
string |
? |
||
mmlPc:dxUid |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2.1.2. |
mmlPc:subjective |
? |
|||
1.2.1.2.1. |
mmlPc:freeNotes |
string |
|||
1.2.1.2.2. |
mmlPc:subjectiveItem |
* |
|||
1.2.1.2.2.1. |
mmlPc:timeExpression |
string |
|||
1.2.1.2.2.2. |
mmlPc:eventExpression |
string |
+ |
||
1.2.1.3. |
mmlPc:objective |
? |
|||
1.2.1.3.1. |
mmlPc:objectiveNotes |
string |
? |
||
1.2.1.3.2. |
mmlPc:physicalExam |
? |
|||
1.2.1.3.2.1. |
mmlPc:physicalExamItem |
+ |
|||
1.2.1.3.2.1.1. |
mmlPc:title |
string |
|||
1.2.1.3.2.1.2. |
mmlPc:result |
string |
|||
1.2.1.3.2.1.3. |
mmlPc:interpretation |
string |
? |
||
1.2.1.3.2.1.4. |
mmlPc:referenceInfo |
? |
|||
1.2.1.3.2.1.4.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.3.3. |
mmlPc:testResult |
string |
? |
||
1.2.1.3.3.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.3.4. |
mmlPc:rxRecord |
string |
? |
||
1.2.1.3.4.1. |
mmlPs:PrescriptionModule |
? |
|||
1.2.1.3.4.2. |
mmlInj:InjectionModule |
* |
|||
1.2.1.3.4.2. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.3.5. |
mmlPc:txRecord |
string |
? |
||
1.2.1.3.5.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.4. |
mmlPc:assessment |
? |
|||
1.2.1.4.1. |
mmlPc:assessmentItem |
string |
+ |
||
1.2.1.5. |
mmlPc:plan |
? |
|||
1.2.1.5.1. |
mmlPc:testOrder |
string |
? |
||
1.2.1.5.1.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.5.2. |
mmlPc:rxOrder |
string |
? |
||
1.2.1.5.2.1 |
mmlPs:PrescriptionModule |
? |
|||
1.2.1.5.2.2 |
mmlInj:InjectionModule |
? |
|||
1.2.1.5.2.3. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.5.3. |
mmlPc:txOrder |
string |
? |
||
1.2.1.5.3.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.1.5.4. |
mmlPc:planNotes |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.7.2. エレメント解説
mmlPc:ProgressCourseModule
【内容】経過記録情報.mmlPc:FreeExpression か mmlPc:structuredExpression のどちらかのみ選択.
mmlPc:FreeExpression
【内容】経過記録の自由記載.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】mmlPc:structuredExpression が選択された場合は省略可.
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:structuredExpression
【内容】構造化された経過記録.
【省略】mmlPc:FreeExpression が選択された場合は省略可.
mmlPc:problemItem
【内容】プロブレム
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.プロブレムが複数あれば繰り返す.
mmlPc:problem
【内容】プロブレム名
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】関連する診断名の uid を,属性にて記載する.
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlPc:dxUid |
string |
#IMPLIED |
関連するmmlRd:RegisteredDiagnosisModuleのuidを記載する. |
【文書のレイアウト】XHTML使用可
mmlPc:subjective
【内容】Sbj 情報.自由記載 (mmlPc:freeNotes) とするか,時間表現併用 (mmlPc:timeExpression と mmlPc:eventExpression) とするか,どちらかのみを選択.
【省略】省略可
mmlPc:freeNotes
【内容】自由文章表現.
【データ型】string
【省略】mmlPc:timeExpression と mmlPc:eventExpression の組み合わせが選択されれば,省略可.
【文書のレイアウト】XHTML使用可
【例】
<mmlPc:freeNotes> 25-Aug-1999. AM.:Palpitation was felt early in the morning. 25-Aug-1999. PM.: no palpitations. </mmlPc:freeNotes>
mmlPc:subjectiveItem
【内容】繰り返しのためのエレメント
【省略】mmlPc:freeNotes が選択されれば省略可.
【繰り返し設定】繰り返しあり.時間表現 (1.2.1.2.2.1.) とイベント表現 (1.2.1.2.2.2.) のペアが複数ある場合,本エレメントの繰り返しで対応する.
mmlPc:timeExpression
【内容】時間表現.表現形式を特に定めない.(例:最近,数年前より,小児期)
【データ型】string
【省略】不可
mmlPc:eventExpression
【内容】時間表現に対応するイベント表現
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.一つの時間表現に複数のイベント表現があれば繰り返す.
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】mmlPc:freeNotesと同じ内容を,構造化.
<mmlPc:subjectiveItem> <mmlPc:timeExpression> 25-Aug-1999. AM. </mmlPc:timeExpression> <mmlPc:eventExpression> Palpitation was felt early in the morning. </mmlPc:eventExpression> </mmlPc:subjectiveItem> <mmlPc:subjectiveItem> <mmlPc:timeExpression> 25-Aug-1999. PM. </mmlPc:timeExpression> <mmlPc:eventExpression> No palpitations. </mmlPc:eventExpression> </mmlPc:subjectiveItem>
mmlPc:objective
【内容】Obj 情報
【省略】省略可
mmlPc:objectiveNotes
【内容】自由記載の Objectives
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlPc:physicalExam
【内容】身体所見情報
【省略】省略可
mmlPc:physicalExamItem
【内容】身体所見
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.下記エレメント (1.2.1.3.2.1.1. から 1.2.1.3.2.1.4.1.) の組み合わせが,複数ある場合に,本エレメントを繰り返す.
mmlPc:title
【内容】所見項目名
【データ型】string
【省略】不可
mmlPc:result
【内容】身体所見結果
【データ型】string
【省略】不可
mmlPc:interpretation
【内容】身体所見結果解釈
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlPc:referenceInfo
【内容】外部参照
【省略】省略可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:testResult
【内容】検査結果.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:rxRecord
【内容】処方実施記録.mmlInj:InjectionModule、mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlInj:InjectionModule
【内容】構造は注射記録モジュールを参照のこと
【省略】省略可
【繰り返し設定】あり。複数あれば繰り返す
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:txRecord
【内容】処置実施記録.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:assessment
【内容】アセスメント情報
【省略】省略可
mmlPc:assessmentItem
【内容】アセスメント.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.個々のアセスメントの数だけ繰り返す.
【文書のレイアウト】XHTML使用可
mmlPc:plan
【内容】プラン情報
【省略】省略可
mmlPc:testOrder
【内容】検査オーダー.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:rxOrder
【内容】処方オーダー.mmlPs:PrescriptionModule、 mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlPs:PrescriptionModule
【内容】構造は処方箋モジュールを参照のこと
【省略】省略可
【繰り返し設定】あり。複数あれば繰り返す
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:txOrder
【内容】治療処置オーダー.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば繰り返す.
mmlPc:planNotes
【内容】方針自由記載.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
10.8. 手術記録情報モジュール
10.8.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlSg= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Surgery/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
TableId |
|
1. |
mmlSg:SurgeryModule |
||||
1.1. |
mmlSg:surgeryItem |
+ |
|||
1.1.1. |
mmlSg:surgicalInfo |
||||
mmlSg:type |
string |
#IMPLIED |
MML0021 |
||
1.1.1.1. |
mmlSg:date |
date |
|||
1.1.1.2. |
mmlSg:startTime |
time |
? |
||
1.1.1.3. |
mmlSg:duration |
duration |
? |
||
1.1.1.4. |
mmlSg:surgicalDepartment |
? |
|||
1.1.1.4.1. |
mmlDp:Department |
||||
1.1.1.5. |
mmlSg:patientDepartment |
? |
|||
1.1.1.5.1. |
mmlDp:Department |
|
|||
1.1.2. |
mmlSg:surgicalDiagnosis |
||||
1.1.2.1. |
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule |
+ |
|||
1.1.3. |
mmlSg:surgicalProcedure |
||||
1.1.3.1. |
mmlSg:procedureItem |
+ |
|||
1.1.3.1.1. |
mmlSg:operation |
string |
|||
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.3.1.2. |
mmlSg:operationElement |
? |
|||
1.1.3.1.2.1. |
mmlSg:operationElementItem |
+ |
|||
1.1.3.1.2.1.1. |
mmlSg:title |
string |
|||
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.3.1.3. |
mmlSg:procedureMemo |
string |
? |
||
1.1.4. |
mmlSg:surgicalStaffs |
||||
1.1.4.1. |
mmlSg:staff |
+ |
|||
mmlSg:staffClass |
string |
#IMPLIED |
MML0022 |
||
mmlSg:superiority |
integer |
#IMPLIED |
|||
1.1.4.1.1. |
mmlSg:staffInfo |
||||
1.1.4.1.1.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.1.5. |
mmlSg:anesthesiaProcedure |
? |
|||
1.1.5.1. |
mmlSg:title |
string |
+ |
||
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.6. |
mmlSg:anesthesiologists |
? |
|||
1.1.6.1. |
mmlSg:staff |
* |
|||
mmlSg:staffClass |
string |
#IMPLIED |
MML0023 |
||
mmlSg:superiority |
integer |
#IMPLIED |
|||
1.1.6.1.1. |
mmlSg:staffInfo |
||||
1.1.6.1.1.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.1.7. |
mmlSg:anesthesiaDuration |
duration |
? |
||
1.1.8. |
mmlSg:operativeNotes |
string |
? |
||
1.1.9. |
mmlSg:referenceInfo |
? |
|||
1.1.9.1. |
mmlCm:extRef |
+ |
|||
1.1.10. |
mmlSg:memo |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.8.2. エレメント解説
mmlSg:SurgeryModule
【内容】手術記録情報.手術の粒度と繰り返しに注意されたい.実施日の明らかに異なる別個の手術は,<MmlModuleItem> の繰り返しで対応する.ほぼ同時期に行なった一連の一回の手術を,一つの mmlSg:SurgeryModule で記載する.一連の一回の手術で,複数の手術を施行した場合は,mmlSg:surgeryItem の繰り返しで対応する.
mmlSg:surgeryItem
【内容】一連の一回の手術において,個々の手術を入れるためのエレメント.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.一連の一回の手術に複数の手術を行なった場合に繰り返す.(例:肺葉切除術と腹部大動脈瘤人工血管置換術を同時に行なった場合は別の mmlSg:surgeryItem に記載する)
mmlSg:surgicalInfo
【内容】手術ヘッダー情報
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSg:type |
string |
#IMPLIED |
MML0021 |
手術の種類コード |
【例】待期手術の場合
<mmlSg:surgicalInfo mmlSg:type = " elective ">
mmlSg:date
【内容】手術施行日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
mmlSg:startTime
【内容】手術開始時刻
【データ型】time 書式:hh:mm:ss
通常は,時分 (hh:mm) に省略してよい.
【省略】省略可
【例】
<mmlSg:startTime>08:30</mmlSg:startTime>
mmlSg:duration
【内容】手術時間
【データ型】duration 書式:PnYnMnDTnHnMnS
通常は,PTnHnM とする.
【省略】省略可
【例】5 時間 25 分
<mmlSg:duration>PT5H25M</mmlSg:duration>
mmlSg:surgicalDepartment
【内容】手術実施診療科情報
【省略】省略可
mmlDp:Department
【内容】手術実施診療科.構造は MML 共通形式参照.
【省略】不可
===== mmlSg:patientDepartment
【内容】患者診療科情報.手術実施診療科と異なることもあるため,患者診療科を記載できるようにしている.
【省略】省略可
mmlDp:Department
【内容】手術時に患者の所属していた診療科.構造は MML 共通形式参照.
【省略】不可
【例】内科 (ID 01) に所属している場合
<mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode = "A" mmlDp:tableId = "MML0025"> Internal medicine </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type = "medical" mmlCm:tableId = "MML0029">01</mmlCm:Id> </mmlDp:Department>
mmlSg:surgicalDiagnosis
【内容】外科診断情報.癌取り扱い規約など,外科特有の診断名を考慮し,mmlRd:RegisteredDiagnosisModule と別個に記載可能とする.但し,構造は同じとする.
【省略】不可
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule
【内容】構造は上記参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.診断名が複数あれば繰り返す.
【例】右上葉肺癌
<mmlSg:surgicalDiagnosis> <mmlRd:RegisteredDiagnosisModule> <mmlRd:diagnosisContents> <mmlRd:dxItem > <mmlRd:name mmlRd:code = " C349-.007" mmlRd:system = "ICD10"> Lung cancer </mmlRd:name> </mmlRd:dxItem> <mmlRd:dxItem> <mmlRd:name>right</mmlRd:name> </mmlRd:dxItem> <mmlRd:dxItem > <mmlRd:name>upper lobe</mmlRd:name> </mmlRd:dxItem> </mmlRd:diagnosisContents> <mmlRd:categories> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0012">mainDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0013">academicDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0014">operativeDiagnosis</mmlRd:category> <mmlRd:category mmlRd:tableId = "MML0015">confirmedDiagnosis</mmlRd:category> </mmlRd:categories> </mmlRd:RegisteredDiagnosisModule> </mmlSg:surgicalDiagnosis>
mmlSg:surgicalProcedure
【内容】手術法情報
【省略】不可
mmlSg:procedureItem
【内容】手術法の繰り返しを表現するためのエレメント.一つの mmlSg:procedureItem 内では,修飾語を含めて全体表記するか,手術法の要素分割表記とするかどちらか一方のみを選択.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.一つの手術に複数の術式を用いた場合に繰り返す.(例:冠動脈バイパス術と人工心肺術)
mmlSg:operation
【内容】手術法.修飾語を含めて全体表記.
【データ型】string
【省略】要素分割表記が選択されれば,省略可.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
手術法コード |
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
手術法コード体系名 |
【例】冠動脈バイパス術と人工心肺術
<mmlSg:surgicalProcedure> <mmlSg:procedureItem> <mmlSg:operation>coronary artery bypass grafting</mmlSg:operation> </mmlSg:procedureItem> <mmlSg:procedureItem> <mmlSg:operation>cardio-pulmonary bypass</mmlSg:operation> </mmlSg:procedureItem> </mmlSg:surgicalProcedure>
mmlSg:operationElement
【内容】手術法の要素分割表記.
例:右乳房切断術を,右と乳房切断術に分割
例:冠動脈 3 枝バイパス術を,冠動脈バイパス術と 3 枝バイパスに分割
【省略】修飾語を含めた全体表記が選択されれば省略可.
mmlSg:operationElementItem
【内容】要素の繰り返しを表現するためのエレメント
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.要素の数だけ繰り返す.
mmlSg:title
【内容】分割された手術要素名
【データ型】string
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
手術法コード |
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
手術法コード体系名 |
mmlSg:procedureMemo
【内容】手術法に関する追加事項
【データ型】string
【省略】省略可
【例】冠動脈バイパス術,3枝バイパス
および,人工心肺術,逆行性血液冠潅流 (無輸血)
<mmlSg:surgicalProcedure> <mmlSg:procedureItem> <mmlSg:operationElement> <mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:title> coronary artery bypass grafting </mmlSg:title> </mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:title>3 vessels (LIMA to LAD, SVGs to #9, #12) </mmlSg:title> </mmlSg:operationElementItem> </mmlSg:operationElement> </mmlSg:procedureItem> <mmlSg:procedureItem> <mmlSg:operationElement> <mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:title> cardio-pulmonary bypass</mmlSg:title> </mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:operationElementItem> <mmlSg:title> retrograde blood cardioplegia</mmlSg:title> </mmlSg:operationElementItem> </mmlSg:operationElement> <mmlSg:procedureMemo>no blood transfusion </mmlSg:procedureMemo> </mmlSg:procedureItem> </mmlSg:surgicalProcedure>
mmlSg:surgicalStaffs
【内容】麻酔を除く手術スタッフの情報
【省略】省略可
mmlSg:staff
【内容】繰り返しのためのエレメント
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.スタッフの数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSg:staffClass |
string |
#IMPLIED |
MML0022 |
手術スタッフ区分 |
mmlSg:superiority |
integer |
#IMPLIED |
序列 |
序列とは,「第 1」助手,「第 2」助手などの順位のことである.整数で表示する.+ 【例】第 1 助手
<mmlSg:staff mmlSg:superiority = "1" mmlSg:staffClass = " assistant">
mmlSg:staffInfo
【内容】スタッフ ID 情報.
【省略】不可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】個人識別情報.構造は上記mmlPsi:PersonalizedInfo参照.
【省略】不可
mmlSg:anesthesiaProcedure
【内容】麻酔法名情報
【省略】省略可
mmlSg:title
【内容】麻酔法名
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.麻酔法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSg:code |
string |
#IMPLIED |
麻酔法名コード |
mmlSg:system |
string |
#IMPLIED |
麻酔法名コード体系名 |
【例】全身麻酔,気管内挿管,G+O+Ethrane 麻酔
<mmlSg:anesthesiaProcedure> <mmlSg:title>general anesthesia</mmlSg:title> <mmlSg:title>tracheal intubation </mmlSg:title> <mmlSg:title>G+O+Ethrane</mmlSg:title> </mmlSg:anesthesiaProcedure>
mmlSg:anesthesiologists
【内容】麻酔医情報
【省略】不可
mmlSg:staff
【内容】麻酔医
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.麻酔医が複数いれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSg:staffClass |
string |
#IMPLIED |
MML0023 |
麻酔医区分 |
mmlSg:superiority |
integer |
#IMPLIED |
序列 |
mmlSg:staffInfo
【内容】麻酔医 ID 情報.
【省略】不可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】個人識別情報.構造は上記mmlPsi:PersonalizedInfo参照.
【省略】不可
mmlSg:anesthesiaDuration
【内容】麻酔時間
【データ型】duration 書式:PnYnMnDTnHnMnS
通常は,PTnHnM とする.
【省略】省略可
【例】6 時間 25 分
<mmlSg:anesthesiaDuration> PT6H25M </mmlSg:anesthesiaDuration>
mmlSg:operativeNotes
【内容】手術記録の自由文章表現.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML使用可
mmlSg:referenceInfo
【内容】手術記録に用いる図や写真を外部参照
【省略】省略可
mmlCm:extRef
【内容】構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す.
【例】手術記録図 (図 1.皮膚切開)
<mmlSg:referenceInfo>
<mmlCm:extRef mmlCm:contentType = "image/gif" mmlCm:medicalRole = " surgicalFigure " mmlCm:title = "Fig1. Skin incision" mmlCm:href = "patient001/surgicalFigure001.gif"/>
</mmlSg:referenceInfo>
mmlSg:memo
【内容】手術に関する追加事項.
【データ型】string
【省略】省略可
10.9. 臨床サマリー情報モジュール
10.9.1. namespaces 宣言
本モジュールのnamespaces宣言は,以下とする.
xmlns:mmlSm= "http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Summaryr/1.0"
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurence |
Table |
|
1. |
mmlSm:SummaryModule |
||||
1.1. |
mmlSm:serviceHistory |
||||
mmlSm:start |
date |
#IMPLIED |
|||
mmlSm:end |
date |
#IMPLIED |
|||
1.1.1. |
mmlSm:outPatient |
? |
|||
1.1.1.1. |
mmlSm:outPatientItem |
* |
|||
1.1.1.1.1. |
mmlSm:date |
date |
|||
1.1.1.1.2. |
mmlSm:outPatientCondition |
string |
? |
||
mmlSm:first |
boolean |
#IMPLIED |
|||
mmlSm:emergency |
boolean |
#IMPLIED |
|||
1.1.1.1.3. |
mmlSm:staffs |
? |
|||
1.1.1.1.3.1. |
mmlSm:staffInfo |
+ |
|||
1.1.1.1.3.1.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.1.1.1.3.1.2. |
mmlCi:creatorLicense |
+ |
|||
1.1.2. |
mmlSm:inPatient |
? |
|||
1.1.2.1. |
mmlSm:inPatientItem |
* |
|||
1.1.2.1.1. |
mmlSm:admission |
||||
1.1.2.1.1.1. |
mmlSm:date |
date |
|||
1.1.2.1.1.2. |
mmlSm:admissionCondition |
string |
? |
||
mmlSm:emergency |
boolean |
#IMPLIED |
|||
1.1.2.1.1.3. |
mmlSm:referFrom |
? |
|||
1.1.2.1.1.3.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.1.2.1.2. |
mmlSm:discharge |
||||
1.1.2.1.2.1. |
mmlSm:date |
date |
|||
1.1.2.1.2.2. |
mmlSm:dischargeCondition |
string |
? |
||
mmlSm:outcome |
string |
#IMPLIED |
MML0016 |
||
1.1.2.1.2.3. |
mmlSm:referTo |
? |
|||
1.1.2.1.2.3.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
|
|||
1.1.2.1.3. |
mmlSm:staffs |
? |
|||
1.1.2.1.3.1. |
mmlSm:staffInfo |
+ |
|||
1.1.2.1.3.1.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.1.2.1.3.1.2. |
mmlCi:creatorLicense |
+ |
|||
1.2. |
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule |
* |
|||
1.3. |
mmlSm:deathInfo |
? |
|||
mmlSm:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
|||
mmlSm:autopsy |
boolean |
#IMPLIED |
|||
1.4. |
mmlSg:SurgeryModule |
* |
|||
1.5. |
mmlSm:chiefComplaints |
string |
? |
||
1.6. |
mmlSm:patientProfile |
string |
? |
||
1.7. |
mmlSm:history |
string |
? |
||
1.8. |
mmlSm:physicalExam |
string |
? |
||
1.8.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.9. |
mmlSm:clinicalCourse |
? |
|||
1.9.1. |
mmlSm:clinicalRecord |
string |
+ |
||
mmlSm:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
|||
1.9.1.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.9.1.2. |
mmlSm:relatedDoc |
string |
* |
||
mmlSm:relation |
string |
#IMPLIED |
MML0008 |
||
1.10. |
mmlSm:dischargeFindings |
string |
? |
||
1.10.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.11. |
mmlSm:medication |
string |
? |
||
1.11.1. |
mmlPs:PrescriptionModule |
* |
|||
1.11.2. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.12. |
mmlSm:testResults |
? |
|||
1.12.1. |
mmlSm:testResult |
string |
+ |
||
mmlSm:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
|||
1.12.1.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.13. |
mmlSm:plan |
string |
? |
||
1.13.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.14. |
mmlSm:remarks |
string |
? |
Occurrence なし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.9.2. 運用
臨床サマリー情報は,多くの情報の集合体 (臨床経過,患者情報,病名,手術など) である.集合体を構築する方法としては,次のものがある.
構築法 1:
病名,手術は,外部参照やリンクではなく,mmlSm:SummaryModule 内に記載することができる.
構築法 2:
外部参照やリンクを用いず,mmlSm:SummaryModule および関連モジュール (患者情報,病名,手術など) を,<paragraph> の繰り返しにより,1 つの MML インスタンスとしてまとめることができる.この場合,extractPolicy ( MML ヘッダー モジュール scopePeriod 内にあり) に summary と記載し,全体としてサマリー情報であることを明確にしておく.
構築法 3:
MML の groupId による文書間関連付け機能を用いる.すなわち,mmlSm:SummaryModule を含む関連モジュール (他に患者情報,病名,手術など) の groupId に同一の uid を記載する.1 つの MML インスタンスとしてまとめる必要はない.groupId の属性 groupClass に該当する文書詳細種別を記載する.
構築法 3 が最も推奨される.構築法 1 により,mmlSm:SummaryModule 内に記載された病名や手術の情報は,検索,再利用の対象となりにくいこと,構築法 2 では,モジュール単位での管理が難しいことなどの理由による.構築法 3 では,病名や手術を独立したモジュールとして扱っているために,検索や再利用の対象としやすく,groupId により,モジュール単位で情報を管理していても,関連付けを失うことがない.
10.9.3. エレメント解説
mmlSm:SummaryModule
【内容】臨床経過サマリー情報
mmlSm:serviceHistory
【内容】期間情報.本モジュールは,対象を必ずしも一回の入院に限定していない.複数入院,複数外来,および両者の組み合わせを対象とすることもできる.
【省略】不可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSm:start |
date |
#IMPLIED |
サマリー対象期間の開始日. |
mmlSm:end |
date |
#IMPLIED |
サマリー対象期間の終了日. |
通常は,start,end (docInfo モジュールの confirmDate の属性) と同じ値をとる.
【例】
<mmlSm:serviceHistory mmlSm:start = "1999-08-25" mmlSm:end = "1999-08-31">
【例】一年間のサマリー
<mmlSm:serviceHistory mmlSm:start = "1998-01-01" mmlSm:end = "1998-12-31">
mmlSm:outPatient
【内容】外来受診歴情報
【省略】省略可
mmlSm:outPatientItem
【内容】個々の外来受診歴
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外来受診が複数あれば繰り返す.
mmlSm:date
【内容】外来受診日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】8月25日,外来受診
<mmlSm:date>1999-08-25</mmlSm:date>
mmlSm:outPatientCondition
【内容】外来受診状態.
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSm:first |
boolean |
#IMPLIED |
初診.true:初診,false:再診 |
mmlSm:emergency |
boolean |
#IMPLIED |
救急受診.true:救急,false:通常 |
【例】初診,緊急受診の場合
<mmlSm:outPatientCondition mmlSm:first = "true" mmlSm:emergency = "true"> 10A.M.the patient was put into the ambulance on a stretcher and driven to our hospital. </mmlSm:outPatientCondition>
mmlSm:staffs
【内容】患者担当スタッフ情報
【省略】省略可
mmlSm:staffInfo
【内容】外来担当スタッフ.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.担当スタッフが複数いれば繰り返す.
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】個人情報.構造はMML共通形式参照.
【省略】不可
mmlCi:creatorLicense
【内容】スタッフの資格
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.資格が複数ある場合に繰り返す.
mmlSm:inPatient
【内容】入院暦情報
【省略】不可
mmlSm:inPatientItem
【内容】個々の入院暦.繰り返しにより,複数入院,一入院における転棟,転科を記載可能.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.入院が複数あれば繰り返す.
mlSm:admission
【内容】入院
【省略】不可
mmlSm:date
【内容】入院 (転入) 日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】1999 年 8 月 27 日,入院
<mmlSm:date>1999-8-27</mmlSm:date>
mmlSm:admissionCondition
【内容】入院時状態
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSm:emergency |
boolean |
#IMPLIED |
緊急入院.true:緊急入院,false:通常 |
【例】救急車にて緊急入院
<mmlSm:admissionCondition mmlSm:emergency = "true"> Emergency admission by ambulance </mmlSm:admissionCondition>
mmlSm:referFrom
【内容】紹介元情報
【省略】省略可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】構造はMML共通形式参照.
【省略】不可
【例】新世紀医科大学内科小野洋子医師からの紹介
<mmlSm:referFrom> <mmlPsi:PersonalizedInfo> <mmlCm:Id mmlCm:type="facility" mmlCm:tableId="MML0024"> 23234567 </mmlCm:Id> <mmlPsi:personName> <mmlNm:Name mmlNm:repCode = "A" mmlNm:tableId = "MML0025"> <mmlNm:family>Ono</mmlNm:family> <mmlNm:given>Yoko</mmlNm:given> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name> </mmlPsi:personName> <mmlFc:Facility> <mmlFc:name mmlFc:repCode="A" mmlFc:tableId="MML0025"> New Millenium Medical College Hospital</mmlFc:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="insurance" mmlCm:tableId="MML0027"> 801.006.3 </mmlCm:Id> </mmlFc:Facility> <mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode="A" mmlDp:tableId="MML0025"> Internal medicine </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="medical" mmlCm:tableId="MML0029">01</mmlCm:Id> </mmlDp:Department> </mmlPsi:PersonalizedInfo> </mmlSm:referFrom>
mmlSm:discharge
【内容】退院
【省略】不可
mmlSm:date
【内容】退院 (転出) 日
【データ型】date 書式:CCYY-MM-DD
【省略】不可
【例】1999 年 8 月 31 日,退院
<mmlSm:date>1999-08-31</mmlSm:date>
mmlSm:dischargeCondition
【内容】退院時状態
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSm:outcome |
string |
#IMPLIED |
MML0016 |
退院時転帰 |
【例】術後4日目に慢性期病院へ転院
<mmlSm:dischargeCondition mmlSm:outcome="transferChronic"> 4 P.O.D, the patient was transferred to the chronic hospital. </mmlSm:dischargeCondition>
mmlSm:referTo
【内容】紹介先情報
【省略】不可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】構造は MML 共通形式参照.
【省略】不可
【例】新世紀平成病院,循環器科の田中富士子医師へ紹介
<mmlSm:referTo> <mmlPsi:PersonalizedInfo> <mmlCm:Id mmlCm:type="facility" mmlCm:tableId="MML0024"> 55234567</mmlCm:Id> <mmlPsi:personName> <mmlNm:Name mmlNm:repCode="A" mmlNm:tableId="MML0025"> <mmlNm:family>Tanaka</mmlNm:family> <mmlNm:given>Fujiko</mmlNm:given> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name> </mmlPsi:personName> <mmlFc:Facility> <mmlFc:name mmlFc:repCode="A" mmlFc:tableId="MML0025"> New Millenium Heisei Hospital </mmlFc:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="insurance" mmlCm:tableId="MML0027"> 2354678 </mmlCm:Id> </mmlFc:Facility> <mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode="A" mmlDp:tableId="MML0025"> Cardiology </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="medical" mmlCm:tableId="MML0029">08</mmlCm:Id> </mmlDp:Department> </mmlPsi:PersonalizedInfo> </mmlSm:referTo>
mmlSm:staffs
【内容】患者担当スタッフ情報
【省略】省略可
mmlSm:staffInfo
【内容】入院担当スタッフ.
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.担当スタッフを複数記載する場合に繰り返す.
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】構造は MML 共通形式参照.
【省略】不可
mmlCi:creatorLicense
【内容】スタッフの資格
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.資格が複数ある場合に繰り返す.
【例】入院時の主治医が新世紀医科大学心臓外科の荒木賢二医師の場合
<mmlSm:staffInfo> <mmlPsi:PersonalizedInfo> <mmlCm:Id mmlCm:type="facility" mmlCm:tableId="MML0024"> 23456789 </mmlCm:Id> <mmlPsi:personName> <mmlNm:Name mmlNm:repCode="A" mmlNm:tableId="MML0025"> <mmlNm:family>Araki</mmlNm:family> <mmlNm:given>Kenji</mmlNm:given> <mmlNm:degree>M.D.</mmlNm:degree> </mmlNm:Name> </mmlPsi:personName> <mmlFc:Facility> <mmlFc:name mmlFc:repCode="A" mmlFc:tableId="MML0025"> New Millenium Medical College Hospital </mmlFc:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="insurance" mmlCm:tableId="MML0027">801.006.3</mmlCm:Id> </mmlFc:Facility> <mmlDp:Department> <mmlDp:name mmlDp:repCode="A" mmlDp:tableId="MML0025"> Cardiovascular surgery </mmlDp:name> <mmlCm:Id mmlCm:type="medical" mmlCm:tableId="MML0029">16</mmlCm:Id> </mmlDp:Department> </mmlPsi:PersonalizedInfo> <mmlCi:creatorLicense mmlCi:tableId="MML0026">doctor</mmlCi:creatorLicense> </mmlSm:staffInfo>
mmlRd:RegisteredDiagnosisModule
【内容】サマリーにおける診断履歴情報.構造は上記参照.
前述の運用を参照すること.構築法 1 の場合に,本エレメントを用いる.構築法 2 および 3 では,本エレメントは省略される.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.診断名が複数あれば繰り返す.
mmlSm:deathInfo
【内容】死亡関連情報
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSm:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
死亡日時 |
mmlSm:autopsy |
boolean |
#IMPLIED |
剖検の有無.true:剖検あり,false:なし |
【例】1999 年 8 月 31,胃癌にて死亡.剖検あり.
<mmlSm:deathInfo mmlSm:date="1999-08-31" mmlSm:autopsy="true"> The patient died of gastric cancer. </mmlSm:deathInfo>
mmlSg:SurgeryModule
【内容】サマリーにおける手術記録情報.構造は上記参照.
前述の運用を参照すること.構築法 1 の場合に,本エレメントを用いる.構築法 2 および 3 では,本エレメントは省略される.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.複数手術を施行した場合は繰り返す.
mmlSm:chiefComplaints
【内容】主訴
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlSm:chiefComplaints>Severe chest pain</mmlSm:chiefComplaints>
mmlSm:patientProfile
【内容】患者プロフィール
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlSm:patientProfile> The patient is a 40-year-old married forester. </mmlSm:patientProfile>
10.9.4. mmlSm:history
【内容】入院までの経過.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlSm:history> On a background of good health, the patient noted the onset of chest pain and dyspnea on Aug 25,1999. At 10 A.M., he was put into the ambulance on a stretcher and driven to our hospital On arrival, the symptoms subsided and he went home without any medication. Two days ago (Aug 27), he felt intractable chest pain and was referred to the department of cardiovascular surgery under the diagnosis of unstable angina pectoris. </mmlSm:history>
mmlSm:physicalExam
【内容】入院時理学所見.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlSm:physicalExam> Physical findings were essentially normal except for the blood pressure which was 160/100. Heart sounds were clear and rhythm was regular without audible murmurs or friction sounds. </mmlSm:physicalExam>
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlSm:clinicalCourse
【内容】経過および治療
【省略】省略可
mmlSm:clinicalRecord
【内容】経過記録.mmlCm:extRef と mmlSm:relatedDoc の混在可能.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.日付や項目にあわせて繰り返す.
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlSm:date |
date/dateTime |
#IMPLIED |
イベント発生日時 |
mmlCm:extRef
【内容】構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlSm:relatedDoc
【内容】本経過記録に関連する MML文書のMmlModuleItemのuidを記載する.
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.関連文書が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlSm:relatedDoc |
string |
#IMPLIED |
MML0008 |
関連の種別 |
【例】
<mmlSm:clinicalCourse> <mmlSm:clinicalRecord mmlSm:date="1999-08-27"> Emergency coronary angiography was carried out. <mmlCm:extRef mmlCm:contentType="image/jpeg" mmlCm:medicalRole="angioGraphy " mmlCm:title = "Preoperative coronary angiography" mmlCm:href = "patient001/surgicalFigure003.jpg"/> Three vessels (LAD, #9, #12) were involved. <mmlSm:relatedDoc mmlSm:relation=" detail"> 11D1AC5400A0C94A814796045F768ED5 </mmlSm:relatedDoc> </mmlSm:clinicalRecord> </mmlSm:clinicalCourse>
mmlSm:dischargeFindings
【内容】退院時所見.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す.
【例】
<mmlSm:dischargeFindings> Symptoms free, no wound infection. </mmlSm:dischargeFindings>
mmlSm:medication
【内容】退院時処方.mmlPs:PrescriptionModule、mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlPs:PrescriptionModule
【内容】構造はコンテンツモジュールmmlPs:PrescriptionModule参照
【省略】省略可
【例】
<mmlSm:medication> Prescription on discharge <mmlPs:PrescriptionModule> <mmlPs:medication> <mmlPs:batchNo>1</mmlPs:batchNo> <mmlPs:medicine> <mmlPs:name>プレドニゾロン錠 5mg</mmlPs:name> <mmlPs:code system="YJ">61222033</mmlPs:code> </mmlPs:medicine> <mmlPs:dose>4</mmlPs:dose> <mmlPs:doseUnit>錠</mmlPs:doseUnit> <mmlPs:frequencyPerDay>1</mmlPs:frequencyPerDay> <mmlPs:startDate>2015-05-13</mmlPs:startDate> <mmlPs:duration>P14D</mmlPs:duration> <mmlPs:instruction>内服 1回 朝食前</mmlPs:instruction> </mmlPs:medication> </mmlPs:PrescriptionModule> </mmlSm:medication>
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す
【例】
<mmlSm:medication> Prescription on discharge <mmlCm:extRef mmlCm:contentType="APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3" mmlCm:medicalRole="prescription" mmlCm:title="Prescription on discharge" mmlCm:href="patient1234/prescription003.HL7"/> </mmlSm:medication>
mmlSm:testResults
【内容】退院時検査結果.
【省略】省略可
mmlSm:testResult
【内容】個々の検査結果.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】不可
【繰り返し設定】繰り返しあり.検査が複数あれば繰り返す.
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造はMML共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す
【例】
<mmlSm:testResults> <mmlSm:testResult mmlSm:date=" 1999-08-31"> Labo findings on discharge <mmlCm:extRef mmlCm:contentType="APPLICATION/HL72.3-HL7ER2.3" mmlCm:medicalRole="laboratoryTest" mmlCm:title = "Blood chemistry data on discharge" mmlCm:href = "patient1234/prescription004.HL7"/> </mmlSm:testResult> <mmlSm:testResult mmlSm:date=" 1999-08-31"> ECG on discharge. No ST change and new Q wave was observed. <mmlCm:extRef mmlCm:contentType="image/gif" mmlCm:medicalRole="ecg" mmlCm:title="ECG on discharge" mmlCm:href="patient1234/exam004.gif"/> </mmlSm:testResult> </mmlSm:testResults>
mmlSm:plan
【内容】退院後治療方針.mmlCm:extRef との混在可能.
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】構造は MML 共通形式 (外部参照形式) 参照.
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照が複数あれば,数だけ繰り返す
【例】
<mmlSm:plan> Rehabilitation program and wound care will continue in the chronic hospital. </mmlSm:plan>
mmlSm:remarks
【内容】患者に関する留意事項
【データ型】string
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
---
<mmlSm:remarks>
Patient education: good. Appointment in outpatient department in 2 weeks.
</mmlSm:remarks>
---
10.10. 検歴情報モジュール
10.10.1. 目的と対象
検体検査の結果情報を記載するためのMMLモジュールである.一モジュールは,通常の運用では,一依頼伝票 (もしくは一検査セット) にあたる.対象検査としては,検体検査であり,内分泌負荷試験,尿沈渣を含む.細菌培養検査,病理組織検査,細胞診は対象外とする.
10.10.2. namespaces 宣言
本モジュールの namespaces 宣言は,以下とする.
xmlns:mmlLb="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/test/1.0"
10.10.3. 文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブル「test」を入力すること.
title
検歴情報モジュールに文書タイトルをつける必然性は見当たらないが,省略不可となっているため,何らかの文書タイトルをつけておかなければならない.想定される運用例として,モジュール内のセット名をタイトルとすることが考えられる.
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブル「reportTest」 (検歴報告書) と入力すること.
confirmDate
モジュール生成日であり,モジュール内の報告日時と一致させる.
mmlCi:CreatorInfo
検歴情報モジュールにおける文書作成者とは,検査依頼者ではなく,検査を実施した施設の代表者である.よって,モジュール内の検査実施施設や検査実施者と一致することが想定される.
extRefs
検歴情報モジュール内の mmlCm:extRef エレメントを記載する.記載されている外部リンク情報の数だけ繰り返す.
content
一つの content に一つだけ検歴情報モジュールを入れる.
Elements |
Attribute |
Datatypes |
Occurrence |
Table id |
|
1. |
mmlLb:TestModule |
||||
1.1. |
mmlLb:information |
||||
mmlLb:registId |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlLb:sampleTime |
dateTime |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:registTime |
dateTime |
#REQUIRED |
|||
mmlLb:reportTime |
dateTime |
#REQUIRED |
|||
1.1.1. |
mmlLb:reportStatus |
string |
|||
mmlLb:statusCode |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001 |
||
mmlLb:statusCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.2. |
mmlLb:set |
string |
? |
||
mmlLb:setCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:setCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.3. |
mmlLb:facility |
string |
|||
mmlLb:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlLb:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
||
1.1.4. |
mmlLb:department |
string |
? |
||
mmlLb:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
||
mmlLb:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.5. |
mmlLb:ward |
string |
? |
||
mmlLb:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.6. |
mmlLb:client |
string |
? |
||
mmlLb:clientCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:clientCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.7. |
mmlLb:laboratoryCenter |
string |
|||
mmlLb:centerCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:centerCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.8. |
mmlLb:technician |
string |
? |
||
mmlLb:techCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:techCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.9. |
mmlLb:repMemo |
string |
* |
||
mmlLb:repCodeName |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:repCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:repCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.10. |
mmlLb:repMemoF |
string |
? |
||
1.2. |
mmlLb:laboTest |
+ |
|||
1.2.1. |
mmlLb:specimen |
||||
1.2.1.1. |
mmlLb:specimenName |
string |
|||
mmlLb:spCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:spCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.1.2. |
mmlLb:spcMemo |
string |
* |
||
mmlLb:smCodeName |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:smCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:smCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2.1.3. |
mmlLb:spcMemoF |
string |
? |
||
1.2.2. |
mmlLb:item |
+ |
|||
1.2.2.1. |
mmlLb:itemName |
string |
|||
mmlLb:itCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:itCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlLb:Acode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
||
mmlLb:Icode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
||
mmlLb:Scode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
||
mmlLb:Mcode |
string |
#IMPLIED |
LAC10 |
||
mmlLb:Rcode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
||
1.2.2.2. |
mmlLb:value |
string |
|||
1.2.2.3. |
mmlLb:numValue |
decimal |
? |
||
mmlLb:up |
decimal |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:low |
decimal |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:normal |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:out |
string |
#IMPLIED |
mmlLb0002 |
||
1.2.2.4. |
mmlLb:unit |
string |
? |
||
mmlLb:uCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:uCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2.2.5. |
mmlLb:referenceInfo |
? |
|||
1.2.2.5.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2.2.6. |
mmlLb:itemMemo |
string |
* |
||
mmlLb:imCodeName |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlLb:imCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlLb:imCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2.2.7. |
mmlLb:itemMemoF |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.10.4. エレメント解説
mmlLb:TestModule
【内容】検歴情報モジュール
mmlLb:information
【内容】検歴ヘッダー情報
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:registId |
string |
#REQUIRED |
依頼ID 同じ検査依頼から出た検査中報告と最終報告は,同じ依頼 ID とする. |
|
mmlLb:sampleTime |
dateTime |
#IMPLIED |
採取日時 |
|
mmlLb:registTime |
dateTime |
#REQUIRED |
受付日時 |
|
mmlLb:reportTime |
dateTime |
#REQUIRED |
報告日時 |
mmlLb:reportStatus
【内容】報告状態
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:statusCode |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001 |
mid 検査中 final 最終報告 |
mmlLb:statusCodeId |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001 と入力 |
mmlLb:set
【内容】セット名
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:setCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:setCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:facility
【内容】依頼施設
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
||
mmlLb:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlLb:department
【内容】依頼診療科
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
|
mmlLb:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0028と入力 |
mmlLb:ward
【内容】依頼病棟
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:client
【内容】依頼者
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:clientCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:clientCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlLb:laboratoryCenter
【内容】検査実施施設
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:centerCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:centerCodeId |
string |
#REQUIRED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:technician
【内容】検査実施者
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:techCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:techCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたコード体系名を記載 |
mmlLb:repMemo
【内容】報告コメント
【繰り返し設定】繰り返しあり.報告コメントが複数あれば,数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:repCodeName |
string |
#IMPLIED |
||
mmlLb:repCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:repCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:repMemoF
【内容】報告フリーコメント
mmlLb:laboTest
【内容】検体検査結果情報
【繰り返し設定】繰り返しあり.原則として検体材料が複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlLb:specimen
【内容】検体情報
mmlLb:specimenName
【内容】検体材料
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:spCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:spCodeId |
string |
#REQUIRED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:spcMemo
【内容】検体コメント
【繰り返し設定】繰り返しあり.検体コメントが複数あれば,数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:smCodeName |
string |
#IMPLIED |
検体コメント名称 |
|
mmlLb:smCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:smCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:spcMemoF
【内容】検体フリーコメント
mmlLb:item
【内容】項目情報
【繰り返し設定】繰り返しあり.項目が複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlLb:itemName
【内容】項目名
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:itCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
施設固有コード |
mmlLb:itCodeId |
string |
#REQUIRED |
施設固有コード体系名 用いたテーブル名を入力 |
|
mmlLb:Acode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
JLAC10の分析物コード |
mmlLb:Icode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
JLAC10の識別コード |
mmlLb:Scode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
JLAC10の材料コード |
mmlLb:Mcode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
JLAC10の測定法コード |
mmlLb:Rcode |
string |
#IMPLIED |
JLAC10 |
JLAC10の結果識別コード |
mmlLb:value
【内容】値.表示用の文字列の値.必須とする.
mmlLb:numValue
【内容】値 (数値) .数値データの場合のみ設定.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:up |
decimal |
#IMPLIED |
上限値 |
|
mmlLb:low |
decimal |
#IMPLIED |
下限値 |
|
mmlLb:normal |
string |
#IMPLIED |
文字列で示す基準値.例:"陰性" |
|
mmlLb:out |
string |
#IMPLIED |
mmlLb0002 |
異常値フラグ |
mmlLb:unit
【内容】単位
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:uCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:uCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:referenceInfo
【内容】外部参照情報
mmlCm:extRef
【内容】外部参照.図,グラフなどを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlLb:itemMemo
【内容】項目コメント
【繰り返し設定】繰り返しあり.項目コメントが複数あれば,数だけ繰り返す.
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
使用テーブル |
説明 |
mmlLb:imCodeName |
string |
#IMPLIED |
項目コメント名称 |
|
mmlLb:imCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlLb:imCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlLb:itemMemoF
【内容】項目フリーコメント
10.11. 報告書情報モジュール
10.11.1. namespaces 宣言
本モジュールの namespaces 宣言は,以下とする.
xmlns:mmlRp="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/report/1.0"
10.11.2. 文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブル「report」を入力すること.
title
報告書の内容を示すタイトルを入力すること.
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブル「report」「reportRadiology」「reportPathology」等から適切なものを選択し入力すること.
confirmDate
モジュール生成日であり,モジュール内の報告日時と一致させる.
mmlCi:CreatorInfo
報告書情報モジュールにおける文書作成者とは,検査等の依頼者ではなく,報告書の記載者である.
extRefs
報告書情報モジュール内の mmlCm:extRef エレメントを記載する.記載されている外部リンク情報の数だけ繰り返す.
content
一つの content に一つだけ報告書情報モジュールを入れる.
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1. |
mmlRp:ReportModule |
||||
1.1. |
mmlRp:information |
||||
mmlRp:performTime |
dateTime |
#REQUIRED |
|||
mmlRp:reportTime |
dateTime |
#REQUIRED |
|||
1.1.1. |
mmlRp:reportStatus |
string |
|||
mmlRp:statusCode |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001 |
||
mmlRp:statusCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.2. |
mmlRp:testClass |
string |
|||
mmlRp:testClassCode |
string |
#REQUIRED |
MML0033 |
||
mmlRp:testClassCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.3. |
mmlRp:testSubclass |
string |
? |
||
mmlRp:testSubclassCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:testSubclassCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.4. |
mmlRp:organ |
string |
? |
||
1.1.5. |
mmlRp:consultFrom |
? |
|||
1.1.5.1. |
mmlRp:conFacility |
string |
? |
||
mmlRp:facilityCode |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlRp:facilityCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0027 |
||
1.1.5.2. |
mmlRp:conDepartment |
string |
? |
||
mmlRp:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
||
mmlRp:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.5.3. |
mmlRp:conWard |
string |
? |
||
mmlRp:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.5.4. |
mmlRp:client |
string |
? |
||
mmlRp:clientCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:clientCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.6. |
mmlRp:perfom |
||||
1.1.6.1. |
mmlRp:pFacility |
string |
|||
mmlRp:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlRp:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
||
1.1.6.2. |
mmlRp:pDepartment |
string |
? |
||
mmlRp:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
||
mmlRp:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.6.3. |
mmlRp:pWard |
string |
? |
||
mmlRp:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.6.4. |
mmlRp:performer |
string |
|||
mmlRp:performerCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:performerCodeId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.6.5. |
mmlRp:supervisor |
string |
? |
||
mmlRp:supervisorCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:supervisorCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2. |
mmlRp:reportBody |
||||
1.2.1. |
mmlRp:chiefComplaints |
string |
? |
||
1.2.2. |
mmlRp:testPurpose |
string |
? |
||
1.2.3. |
mmlRp:testDx |
string |
? |
||
1.2.4. |
mmlRp:testNotes |
string |
? |
||
mmlCm:extRef |
* |
||||
1.2.5. |
mmlRp:testMemo |
string |
* |
||
mmlRp:tmCodeName |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlRp:tmCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
||
mmlRp:tmCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2.6. |
mmlRp:testMemoF |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.11.3. エレメント解説
mmlRp:ReportModule
【内容】報告書情報モジュール
mmlRp:information
【内容】報告書ヘッダー情報
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:performTime |
dateTime |
#REQUIRED |
検査実施日時 |
|
mmlRp:reportTime |
dateTime |
#REQUIRED |
報告日時 |
mmlRp:reportStatus
【内容】報告状態
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:statusCode |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001 |
mid 検査中 |
mmlRp:statusCodeId |
string |
#REQUIRED |
mmlLb0001と入力 |
mmlRp:testClass
【内容】報告書種別
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:testClassCode |
string |
#REQUIRED |
MML0033 |
|
mmlRp:testClassCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0033 |
1.1.3.mmlRp:testSubclass
【内容】報告書詳細種別.報告書種別では表現できない詳細な種別を入力する.コードを用いる場合は,ユーザー独自定義のテーブルを用いる.+ 【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:testSubclassCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
mmlRp:testSubclassCodeId |
mmlRp:organ
【内容】臓器.検査対象となった臓器であり,とくにコード化は行わない.
mmlRp:consultFrom
【内容】依頼者情報
mmlRp:conFacility
【内容】依頼施設
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:facilityCode |
string |
#IMPLIED |
施設コード |
|
mmlRp:facilityCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0027 |
mmlRp:conDepartment
【内容】依頼診療科
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
|
mmlRp:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0028と入力 |
mmlRp:conWard
【内容】依頼病棟
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlRp:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlRp:client
【内容】依頼者
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:clientCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlRp:clientCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlRp:perform
【内容】実施者情報
mmlRp:pFacility
【内容】実施施設
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
||
mmlRp:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
mmlRp:pDepartment
【内容】実施診療科
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
|
mmlRp:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0028と入力 |
mmlRp:pWard
【内容】実施病棟
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlRp:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlRp:performer
【内容】実施者
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:performerCode |
string |
#REQUIRED |
ユーザー指定 |
|
mmlRp:performerCodeId |
string |
#REQUIRED |
用いたテーブル名を指定 |
mmlRp:supervisor
【内容】監督者
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:supervisorCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
|
mmlRp:supervisorCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を指定 |
mmlRp:reportBody
【内容】報告書本文情報
mmlRp:chiefComplaints
【内容】主訴
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRp:testPurpose
【内容】検査目的
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRp:testDx
【内容】検査診断.本エレメントでは,病名をテキスト (XHTML 使用可) で記載する.構造化した病名情報が必要な場合は,診断履歴モジュールを必要な数生成し,groupId による文書間の関連付けを行う.
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRp:testNotes
【内容】検査所見記載.テキスト (#PCDATA) と mmlCm:extRef の混在可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,グラフなどを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRp:testMemo
【内容】検査コメント
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlRp:tmCodeName |
string |
#IMPLIED |
検査コメント名称 |
mmlRp:tmCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザー指定 |
mmlRp:tmCodeId |
mmlRp:testMemoF
【内容】検査フリーコメント
10.12. 紹介状モジュール
10.12.1. はじめに
紹介状モジュール (Referral Module) は,mmlRe:ReferralModule で表される.このモジュールに含まれるエレメントはあまり構造化せずにフラットな形となっている。
10.12.2. 概要
紹介状モジュール (Referral Module) は,紹介状をもとにした病診連携のためのデータ交換の仕様である.紹介状とは、患者の病歴や治療経過などを簡潔にまとめて、治療を引き継ぐために記載されるものであり各医療機関で発行されるものであるが、保険診療上は「診療情報提供書」として定められた様式を満たすもののみが「診療情報提供料」を算定できることとなっている。この紹介状モジュールは保険診療上の診療情報提供書の様式で求められている項目を網羅している。
なお、このモジュールのみdocinfoとは別に紹介する患者情報をmmlPi:PatientModuleとして内包している。
紹介状に添付される可能性がある画像,検査結果,処方などは外部参照形式 mmlCm:extRef エレメントを利用してMML インスタンスから見た外部ファイルを参照する形が推奨されてきた.検査結果 mmlRe:testResults については,検歴情報モジュールを利用すると,XMLで統一できる.また,処方 mmlRe:medication について,MML Ver 4で拡張されたmmlPsを使ってXML で統一して表現できる.
同様に,紹介状作成者は MML 共通形式 (作成者情報形式) mmlCi:CreatorInfo を利用し,紹介状モジュール・インスタンス生成における生成者情報と現実の紹介状作成者を一致させる.紹介状作成医師の所属する医療機関,および科目については MML 共通形式 (個人情報形式) mmlPsi:PersonalizedInfo を利用することになる.
namespaces 宣言
本モジュールの namespaces 宣言は,以下とする.
xmlns:mmlRe="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Referral/1.0"
文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブル「referral」を入力すること.
title
紹介状の内容を示すタイトルを入力すること.
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブル「consult」を入力すること.
confirmDate
紹介状モジュール生成日である.
mmlCi:CreatorInfo
紹介状モジュールにおける文書作成者とは,紹介状の記載者である.代筆等で紹介者 (mmlRe:referFrom) と記載者 (mmlCi:CreatorInfo) が異なることもあり得る.
extRefs
紹介状モジュール内の mmlCm:extRef エレメントを記載する.記載されている外部リンク情報の数だけ繰り返す.
content
一つの content に一つだけ紹介状モジュールを入れる.
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
mmmRe:ReferralModule |
||||
1.1. |
mmlPi:PatientModule |
||||
1.2. |
mmlRe:occupation |
string |
? |
||
1.3. |
mmlRe:referFrom |
||||
1.3.1 |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.4. |
mmlRe:title |
string |
|||
1.5. |
mmlRe:greeting |
string |
? |
||
1.6. |
mmlRe:chiefComplaints |
string |
|||
1.7. |
mmlRe:clinicalDiagnosis |
string |
? |
||
1.8. |
mmlRe:pastHistory |
string |
? |
||
1.8.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.9. |
mmlRe:familyHistory |
string |
? |
||
1.9.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.10. |
mmlRe:presentIllness |
string |
|||
1.10.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.11. |
mmlRe:testResults |
string |
? |
||
1.11.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.12. |
mmlSm:clinicalCourse |
? |
|||
1.13. |
mmlRe:medication |
string |
? |
||
1.13.1. |
mmlPs:PrescriptionModule |
string |
? |
||
1.13.2. |
mmlInj:InjectionModule |
string |
? |
||
1.13.3. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.14. |
mmlRe:referPurpose |
string |
|||
1.15. |
mmlRe:remarks |
string |
? |
||
1.15.1. |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.16. |
mmlRe:referToFacility |
||||
1.16.1. |
mmlFc:Facility |
||||
1.16.2. |
mmlDp:Department |
? |
|||
1.17. |
mmlRe:referToPerson |
? |
|||
1.17.1. |
mmlPsi:PersonalizedInfo |
||||
1.18. |
mmlRe:referToUnknownName |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現
#REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.12.3. エレメント解説
mmlRe:ReferralModule
【内容】紹介状モジュール.同一医師の一回に行う紹介状作成行為を一つのモジュールに収める.
【省略】不可
mmlPi:PatientModule
【内容】患者情報.氏名,生年月日,住所,電話番号等の患者情報.構造は MML モジュール (患者情報モジュール) 参照.
【省略】不可
mmlRe:occupation
【内容】職業.
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRe:referFrom
【内容】紹介者情報を入れる親エレメント.
【省略】不可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】紹介者.構造はMML共通形式 (個人情報形式) mmlPsi:PersonalizedInfo を参照.
【省略】不可
===== mmlRe:title
【内容】タイトル.紹介状,診療情報提供書など.
【省略】不可
10.12.4. mmlRe:greeting
【内容】挨拶文.
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
【例】
<mmlRe:greeting>
謹啓 平素は患者の診療について種々ご配慮頂きまして有難うございます。<xhtml:br/>
さて,下記の患者をご紹介申し上げます。<xhtml:br/>
ご繁忙のところ恐縮に存じますが,よろしくご高診賜りますよう,お願い申し上げます。
</mmlRe:greeting>
mmlRe:chiefComplaints
【内容】主訴
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRe:clinicalDiagnosis
【内容】病名.このエレメントでは,特に構造化せず,XHTMLを用いて記載する.構造化が必要なときは,別個に診断履歴モジュールを作成し,紹介状モジュールと groupId を用いて束ねる.
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRe:pastHistory
【内容】既往歴.テキスト (#PCDATA) とmmlCm:extRef の混在可
【省略】可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,グラフなどを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRe:familyHistory
【内容】家族歴.テキストとmmlCm:extRefの混在可
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,表などを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRe:presentIllness
【内容】症状経過.テキストとmmlCm:extRefの混在可
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,表などを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRe:testResults
【内容】検査結果.テキストとmmlCm:extRefの混在可
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,グラフ,表などを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlSm:clinicalCourse
【内容】治療経過.構造は MML モジュール (臨床サマリーモジュール) のmmlSm:clinicalCourseを参照.
【省略】省略可
mmlRe:medication
【内容】現在の処方.テキストとmmlCm:extRefの混在可
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlPs:PrescriptionModule
【内容】構造はコンテンツモジュールmmlPs:PrescriptionModule参照
【省略】省略可
【例】
<mmlSm:medication> Prescription on discharge <mmlPs:PrescriptionModule> <mmlPs:medication> <mmlPs:batchNo>1</mmlPs:batchNo> <mmlPs:medicine> <mmlPs:name>プレドニゾロン錠 5mg</mmlPs:name> <mmlPs:code system="YJ">61222033</mmlPs:code> </mmlPs:medicine> <mmlPs:dose>4</mmlPs:dose> <mmlPs:doseUnit>錠</mmlPs:doseUnit> <mmlPs:frequencyPerDay>1</mmlPs:frequencyPerDay> <mmlPs:startDate>2015-05-13</mmlPs:startDate> <mmlPs:duration>P14D</mmlPs:duration> <mmlPs:instruction>内服 1回 朝食前</mmlPs:instruction> </mmlPs:medication> </mmlPs:PrescriptionModule> </mmlSm:medication>
mmlInj:InjectionModule
【内容】構造はコンテンツモジュールmmlInj:InjectionModule参照
【省略】省略可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,ファイル,表などを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRe:referPurpose
【内容】紹介目的
【省略】不可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlRe:remarks
【内容】備考.テキスト (#PCDATA) と mmlCm:extRef の混在可
【省略】省略可
【文書のレイアウト】XHTML 使用可
mmlCm:extRef
【内容】外部参照図,ファイル,表などを添付するときに,MML 共通形式 (外部参照形式) を用いる.
【繰り返し設定】繰り返しあり.外部参照ファイルが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlRe:referToFacility
【内容】紹介先医療機関名.施設情報を入れる親エレメント
【省略】不可
mmlFc:Facility
【内容】紹介先医療機関.構造はMML共通形式(施設情報形式)mmlFc:Facilityを利用する.
【省略】不可
mmlDp:Department
【内容】紹介先診療科.構造は MML 共通形式 (施設情報形式)mmlDp:Departmentを利用する.
【省略】可
mmlRe:referToPerson
【内容】紹介先医師名.氏名情報を入れる親エレメント.
【省略】省略可
mmlPsi:PersonalizedInfo
【内容】紹介先医師.構造はMML共通形式(個人情報形式)mmlPsi:PersonalizedInfoを利用する.
mmlRe:referToUnknownName
【内容】医師名を指定しない相手.
【省略】省略可
Author: Shinji KOBAYASHI :Email: skoba@moss.gr.jp :toc: right :toclevels: 2 :pagenums: :numberd: :sectnums: :imagesdir: ./figures :linkcss:
10.13. バイタルサインモジュール
10.13.1. 目的と対象
体温表モジュールを作成するにあたって、バイタルサインを記録するモジュール は汎用性が高く、診療概念においても独立性が高いため、分離させることとし た。
このモジュールは、体温、脈拍、血圧、SpO2といったバイタルサインの測定のために利用される。病棟回診や外来診療などで行われる任意のイベントでの計測された一連のバイタルサインを記録するために、必要なだけのitemを列記する。item間での関係性については明示しないが、一つのインスタンスに格納された収縮期血圧、拡張期血圧は同時に計測された血圧であるとする(図1)。
namespaces 宣言
本モジュールの namespaces 宣言は,以下とする.
xmlns:mmlVs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/VitalSign/1.0"
.エレメント一覧表
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
mmlVs:VitalSignModule |
||||
1.1 |
mmlVs:context |
? |
|||
1.1.1 |
mmlVs:facility |
string |
? |
||
mmlVs:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlVs:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
||
1.1.2 |
mmlVs:department |
string |
? |
||
mmlVs:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
||
mmlVs:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.3 |
mmlVs:ward |
string |
? |
||
mmlVs:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
||
mmlVs:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.4 |
mmlVs:observer |
string |
? |
||
mmlVs:obsCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
||
mmlVs:obsCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2 |
mmlVs:item |
+ |
|||
1.2.1 |
mmlVs:itemName |
string |
mmlVs01 |
||
1.2.2 |
mmlVs:value |
string |
? |
||
1.2.3 |
mmlVs:numValue |
decimal |
? |
||
1.2.4 |
mmlVs:unit |
string |
? |
mmlVs02 |
|
1.2.5 |
mmlVs:itemMemo |
string |
* |
||
1.3 |
mmlVs:observedTime |
dateTime |
|||
1.4 |
mmlVs:protocol |
? |
|||
1.4.1 |
mmlVs:procedure |
string |
? |
||
1.4.2 |
mmlVs:device |
string |
? |
||
1.4.3 |
mmlVs:position |
string |
? |
mmlVs03 |
|
1.4.4 |
mmlVs:bodyLocation |
string |
? |
||
1.4.5 |
mmlVs:protMemo |
string |
? |
||
1.5 |
mmlVs:vsMemo |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.13.2. エレメント解説
mmlVs:VitalSignModule
【内容】バイタルサイン記録モジュール
mmlVs:context
【内容】バイタルサインヘッダ情報。
【省略】体温表モジュールなど、他のモジュールに組み込んで利用する場合には、重複するようであれば省略可能。
mmlVs:facility
【内容】バイタルサインを計測して記録した施設
【省略】このVitalSignModuleを単独で使用する場合には省略不可、FlowSheetModuleなど他のモジュールと組み合わせて使用する場合には省略可。
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブ | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlVs:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
||
mmlVs:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlVs:department
【内容】バイタルサインを計測し、記録した部署・診療科
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlVs:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
|
mmlVs:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0028と入力 |
mmlVs:ward
【内容】バイタルサインを計測し記録した病棟・場所
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlVs:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
|
mmlVs:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlVs:observer
【内容】バイタルサインを計測した人
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlVs:observerCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
|
mmlVs:observerCodeId |
string |
#IMPLIED |
使用したコード体系を入力 |
10.13.3. mmlPi:PatientModule
【内容】患者情報、氏名、生年月日、住所、電話番号などの患者情報。MML患者情報モジュールを利用する。
【省略】不可
mmlVs:item
【内容】項目情報
【繰り返し設定】1回以上の繰り返しあり。項目が複数あればその数だけ繰り返す。
mmlVs:itemName
【内容】項目名
【データ型】string
【省略】不可
【使用テーブル】mmlVs01
mmlVs:value
【内容】文字列で表記されるバイタルサインの値
【データ型】string
【省略】可。numValueとどちらかが使用される。
mmlVs:numValue
【内容】数値で表記されるバイタルサインの値
【データ型】decimal
【省略】可。valueとどちらかが使用される。
mmlVs:unit
【内容】バイタルサインの単位
【データ型】string
【省略】可。
【使用テーブル】mmlVs02
mmlVs:itemMemo
【内容】項目コメント
【データ型】string
【繰り返し設定】0回以上の繰り返しあり.項目コメントが複数あれば,数だけ繰り返す.
mmlVs:observedTime
【内容】バイタルサインを観察した時間
【データ型】dateTime
【省略】不可
mmlVs:protocol
【内容】バイタルサインの測定方法を記載する親エレメント
【繰り返し設定】繰り返しなし.省略可能
1.4.1 mmlVs:procedure
【内容】バイタルサインを測定した手順。測定方法や、負荷テストの種別など
【データ型】string
【省略】省略可能
mmlVs:device
【内容】バイタルサインの測定に使用した機材、デバイス。聴診器、水銀柱血圧計、機械式血圧計、動脈内プローベなど。
【データ型】string
【省略】省略可能
mmlVs:bodyLocation
【内容】バイタルサインを測定した身体の部位。右上腕、左下腿など。
【省略】string
【省略】省略可能
mmlVs:position
【内容】バイタルサインを測定した時の体位。
【データ型】string
【省略】省略可能
【使用テーブル】mmlVs03
mmlVs:protMemo
【内容】バイタルサイン測定方法に関するコメント
【データ型】string
【省略】省略可能
mmlVs:vsMemo
【内容】バイタルサイン記録コメント
【データ型】string
【省略】省略可能
10.14. 体温表モジュール(Draft)
10.14.1. 目的と対象
日々の介護や看護で記録される体温表を記録するために使用される。
このモジュールにおいては、バイタルサインモジュールとあわせて、食事摂取量、排泄についての情報を扱っていく。想定されるユースケースは体温表に記載される各種情報である。
図に示すように、バイタルサインや摂食情報、排泄に関する情報は繰り返し記録される。
10.14.2. namespace宣言
このモジュールのnamespaceは以下のように宣言する。
xmlns:mmlFs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/FlowSheet/1.0"
10.14.3. 文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブルより「flowsheet」を入力すること.
title
このモジュールは病棟あるいは介護施設などで日々記録される体温表を主なユースケースと考えている。したがって、レポートタイトルとしては「体温表」であることを前提とするが、病棟で慣用的に利用される「熱型表」「体温表」や「温度板」などが、タイトルとして使用されることも想定している。
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブルより「flowsheet」 (体温表) と入力すること.
confirmDate
モジュール生成日であり,全体としての報告がなされた時刻を示す.
mmlCi:CreatorInfo
体温表モジュールでは、多職種にわたる複数の人間が観察した情報が一つの報告書に記載されることがある。最終的な記載者あるいは代表者が作成者情報として記録される。
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
mmlFs:FlowSheetModule |
||||
1.1 |
mmlFs:context |
||||
1.1.1 |
mmlFs:facility |
string |
|||
mmlFs:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlFs:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
||
1.1.2 |
mmlFs:department |
string |
? |
||
mmlFs:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
||
mmlFs:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.3 |
mmlFs:ward |
string |
? |
||
mmlFs:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
||
mmlFs:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.1.4 |
mmlFs:observer |
string |
? |
||
mmlFs:obsCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
||
mmlFs:obsCodeId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.2 |
mmlVs:VitalSignModule |
* |
|||
1.3 |
mmlFs:intake |
* |
|||
1.3.1 |
mmlFs:intakeType |
string |
mmlFs01 |
||
1.3.2 |
mmlFs:intakeVolume |
decimal |
? |
||
1.3.3 |
mmlFs:intakeUnit |
string |
? |
mmlFs02 |
|
1.3.4 |
mmlFs:intakePathway |
string |
? |
||
1.3.5 |
mmlFs:intakeStartTime |
dateTime |
? |
||
1.3.6 |
mmlFs:intakeEndTime |
dateTime |
? |
||
1.3.7 |
mmlFs:intakeMemo |
string |
? |
||
1.4 |
mmlFs:bodilyOutput |
* |
|||
1.4.1 |
mmlFs:boType |
string |
mmlFs03 |
||
1.4.2 |
mmlFs:boVolume |
decimal |
? |
||
1.4.3 |
mmlFs:boUnit |
string |
? |
mmlFs04 |
|
1.4.4 |
mmlFs:boStatus |
string |
? |
||
1.4.5 |
mmlFs:boColor |
string |
? |
||
1.4.6 |
mmlFs:boPathway |
string |
? |
||
1.4.7 |
mmlFs:boStartTime |
dateTime |
? |
||
1.4.8 |
mmlFs:boEndTime |
dateTime |
? |
||
1.4.9 |
mmlFs:boMemo |
string |
? |
||
1.4.10 |
mmlFs:boFrequency |
* |
|||
1.4.10.1 |
mmlFs:bofTimes |
decimal |
? |
||
1.4.10.2 |
mmlFs:bofPeriodStartTime |
dateTime |
? |
||
1.4.10.3 |
mmlFs:bofPeriodEndTime |
dateTime |
? |
||
1.4.10.4 |
mmlFs:bofMemo |
string |
? |
||
1.5 |
mmlFs:fsMemo |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.14.4. エレメント解説
mmlFs:FlowSheetModule
【内容】体温表モジュール
mmlFs:context
【内容】体温表モジュールヘッダ情報を表す親エレメント
【省略】不可
mmlFs:facility
【内容】体温表を記録した施設
【省略】不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlFs:facilityCode |
string |
#REQUIRED |
||
mmlFs:facilityCodeId |
string |
#REQUIRED |
MML0027 |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlFs:department
【内容】体温表を記録した部署
【省略】可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlFs:depCode |
string |
#IMPLIED |
MML0028 |
|
mmlFs:depCodeId |
string |
#IMPLIED |
MML0028と入力 |
mmlFs:ward
【内容】体温表を記録した病棟・場所
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlFs:wardCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
|
mmlFs:wardCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlFs:observer
【内容】体温表情報の観察者
【省略】可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlFs:obsCode |
string |
#IMPLIED |
ユーザ指定 |
|
mmlFs:obsCodeId |
string |
#IMPLIED |
用いたテーブル名を入力 |
mmlVs:VitalSignModule
【内容】バイタルサイン情報
【繰り返し設定】繰り返しあり。測定された一連のバイタルサインの数だけ繰り返す。(例:ラウンド時に計測された収縮期血圧、拡張期血圧、脈拍、体温、SpO2)
mmlFs:intake
【内容】水分や食事などの摂取状況に関する親エレメント
【繰り返し設定】0回以上の繰り返しあり。
mmlFs:intakeType
【内容】摂取した食べ物・飲み物の種類。例:朝食(主)、昼食(副)、水分、経管栄養食など。
【省略】不可。
【データ型】string
【使用テーブル】mmlFs01
mmlFs:intakeVolume
【内容】摂取した食べ物・飲み物の量。
【省略】省略可
【データ型】decimal
10.14.5. mmlFs:intakeUnit
【内容】摂取した食べ物・飲み物の単位。/10, ml, g, kcal, など
【省略】省略可
【データ型】string
【使用テーブル】mmlFs02
mmlFs:intakePathway
【内容】摂取経路。経口摂取、経管、IVH管理など
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:intakeStartTime
【内容】摂取開始時間。観察を開始した時間を記録する。開始、終了の別なく記録をする場合にはこちらに時間を記入する。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:intakeEndTime
【内容】摂取終了時間。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:intakeMemo
【内容】摂取状況に関するコメント・メモ。
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:bodilyOutput
【内容】体外に排泄されるものについて記録する親エレメント。尿、便以外にも胸水、腹水、体液、胆汁、その他の分泌物なども対処とする。
【繰り返し設定】0回以上
mmlFs:boType
【内容】排泄物の種類。
【省略】不可
【データ型】string
【使用テーブル】mmlFs03
mmlFs:boVolume
【内容】排泄物の量。
【省略】省略可
【データ型】decimal
mmlFs:boUnit
【内容】排泄物の量の単位。
【省略】省略可
【データ型】string
【使用テーブル】mmlFs04
mmlFs:boStatus
【内容】排泄物の性状。軟便、下痢、混濁など。大量・中等量、少量など数値化できない場合にはここに記載する。
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:boColor
【内容】排泄物の色調。黄色、茶褐色など。
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:pathway
【内容】排泄経路、カテーテルやドレーン、ストマなど
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:boStartTime
【内容】排泄開始時間。観察を開始した時間を記録する。開始、終了の別なく記録をする場合にはこちらに時間を記入する。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:boEndTime
【内容】排泄終了時間。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:boMemo
【内容】排泄物に関するコメント、メモ。便秘3日目、出血は収束傾向など。
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:boFrequency
【内容】一定時間内の排泄回数を表現する親エレメント。
【繰り返し】0回以上の繰り返しあり
mmlFs:bofTimes
【内容】一定期間内に観察された排泄回数。
【省略】省略可
【データ型】decimal
mmlFs:bofPeriodStartTime
【内容】観察を開始した時間。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:bofPeriodEndTime
【内容】観察を終了した時間。
【省略】省略可
【データ型】dateTime
mmlFs:bofMemo
【内容】数値化されない頻度表現。頻回、乏尿など。
【省略】省略可
【データ型】string
mmlFs:fsMemo
【内容】体温表コメント、メモ。その他の体温表に記載する内容。
【繰り返し】省略可
【データ型】string
10.15. 処方箋モジュール(Draft)
10.15.1. 目的と対象
医師が処方した処方箋を記録するために使用される。主として経過記録やサマリー、紹介状の一部分として利用されることを想定している。
このモジュールでは医師が処方した処方箋を過不足なく記載することを目的としている。Ver 3までのMMLには処方箋を記載する方式として、経過記録モジュールやCLAIMを利用するモジュールが利用されてきたが、粒度やモデルの精度に問題があったため新規に設計することとした。
処方箋の記載方法については、2013年に厚生労働省が1日量ではなく1回量を基準とした書式を推奨するガイドラインを出したが2015年現在においても普及している様子はなく、現在でも1日量を基準とした処方箋が慣習として発行され続けている。
しかしながら、データとして機械処理をするためには1回量で処方を記載されている方が簡便であるため、本モジュールでは1回量処方を基準とする。
このモジュールが対象とするものは医師が指示した処方箋であって、薬局での払い出し結果や服薬結果ではない。保険請求のための処方箋データは、CLAIMによって表現される
10.15.2. namespace宣言
このモジュールのnamespaceは以下のように宣言する。
xmlns:mmlPs="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Prescription/1.0" 文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブルより「prescription」を入力すること.
title
このモジュールのタイトルは「処方箋」であることを想定している。
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブルより「prescription」 (処方箋) と入力すること. confirmDate モジュール生成日であり,処方箋の発行日時とみなす.
mmlCi:CreatorInfo
処方箋モジュールでは発行した医師が作成者情報として記録される。
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
mmlPs:PrescriptionModule |
||||
1.1 |
mmlPs:issuedTo |
string |
? |
||
1.2 |
mmlPs:medication |
+ |
|||
1.2.1 |
mmlPs:medicine |
||||
1.2.1.1 |
mmlPs:name |
string |
|||
1.2.1.2 |
mmlPs:code |
string |
* |
||
mmlPs:system |
string |
#REQUIRED |
|||
1.2.2 |
mmlPs:dose |
decimal |
|||
1.2.3 |
mmlPs:doseUnit |
string |
|||
1.2.4 |
mmlPs:frequencyPerDay |
decimal |
|||
1.2.5 |
mmlPs:startDate |
date |
? |
||
1.2.6 |
mmlPs:duration |
decimal |
? |
||
1.2.7 |
mmlPs:instruction |
string |
? |
||
1.2.8 |
mmlPs:PRN |
boolean |
? |
||
1.2.9 |
mmlPs:route |
string |
? |
||
1.2.10 |
mmlPs:form |
string |
? |
||
1.2.11 |
mmlPs:batchNo |
decimal |
? |
||
1.2.12 |
mmlPs:brandSubstitutionPermitted |
boolean |
? |
||
1.2.13 |
mmlPs:longTerm |
boolean |
? |
||
1.2.14 |
mmlPs:additionalInstruction |
string |
? |
||
1.3 |
mmlPs:narcoticPrescriptionLicenseNumber |
string |
? |
||
1.4 |
mmlPs:comment |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.15.3. エレメント解説
mmlPs:PrescriptionModule
【内容】処方箋モジュール
mmlPs:issuedTo
【内容】院外、院内処方箋の別。院外処方の場合にはexternal、院内処方の場合にはinternalと記載する。
【省略】可
【繰り返し】なし
mmlPs:medication
【内容】処方箋に記載する薬剤と用量、用法の組み合わせ
【省略】不可
【繰り返し】1回以上
mmlPs:medicine
【内容】薬剤名称と対応するコードのセット
【省略】不可
mmlPs:name
【内容】薬剤名称
【省略】不可
mmlPs:code
【内容】薬剤コード
【繰り返し】0回以上
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlPs:system |
string |
不可 |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlPs:dose
【内容】用量
【省略】不可
【データ型】decimal
mmlPs:doseUnit
【内容】用量の単位
【省略】不可
【データ型】string
mmlPs:frequencyPerDay
【内容】一日の内服回数
【省略】可
【データ型】decimal
【説明】総量のみが記載される外用剤などの場合には省略可
mmlPs:startDate
【内容】服薬開始日
【省略】可
【データ型】date
【説明】内服開始日
mmlPs:duration
【内容】服薬期間(日数)
【省略】可
【データ型】decimal
【説明】総量のみが記載される外用剤などの場合には省略可
mmlPs:instruction
【内容】用法指示
【省略】可
【データ型】string
【説明】
mmlPs:PRN
【内容】頓用指示
【省略】可
【データ型】boolean
【説明】頓用処方であればtrue, そうでなければfalse
mmlPs:route
【内容】投与経路
【省略】可
【データ型】string
【説明】経口、経皮、座剤などの別を記載する
mmlPs:form
【内容】剤形
【省略】可
【データ型】string
【説明】錠剤、散剤、液剤などの別を記載する
mmlPs:batchNo
【内容】処方番号
【省略】可
【データ型】decimal
【説明】処方番号を記載する。これにより用法が共通する薬剤をまとめて一つの処方単位とすることができる。
mmlPs:brandSubtitutionPermitted
【内容】ジェネリック医薬品への代替可
【省略】可
【データ型】boolean
【説明】ジェネリック使用可の場合にはtrue,使用不可の場合にはfalse。省略時にはtrueとみなす
mmlPs:longTerm
【内容】長期処方可
【省略】可
【データ型】boolean
【説明】長期処方であればtrue,短期であればfalse
mmlPs:additionalInstruction
【内容】追加指示,コメント
【省略】可
【データ型】string
【説明】用法,用量に関する追加指示。必要に応じて記載する。
mmlPs:narcoticPrescriptionLicenseNumber
【内容】麻薬施用者番号
【省略】可
【データ型】string
【説明】麻薬処方箋の場合には麻薬施用者番号及び患者住所を記載する必要がある。
mmlPs:comment
【内容】コメント
【省略】可
【データ型】string
【説明】処方についてのその他コメント
10.16. 注射記録モジュール(Draft)
10.16.1. 目的と対象
実施された注射を記録するために使用される。
このモジュールでは臨床で実施された注射を記録することを目的としている。注射は実施の課程において変更されることも多いため、注射指示箋(注射処方)ではなく、最終的な実施記録を対象とすることとした。Ver 3までのMMLには注射に関する記事を記載する方式として、経過記録モジュールやCLAIMを利用するモジュールが利用されてきたが、粒度やモデルの精度に問題があったため新たに設計した。
この記録の対象は注射が実行された結果であって、薬局での払い出し結果や注射処方箋そのものではない。
10.16.2. namespace宣言
このモジュールのnamespaceは以下のように宣言する。
xmlns:mmlInj="http://www.medxml.net/MML/v4/ContentModule/Injection/1.0"
10.16.3. 文書ヘッダー情報 (docInfo) のモジュール個別仕様
docInfo
属性 contentModuleType に MML0005 テーブルより「injection」を入力すること.
title
このモジュールのタイトルは「注射記録」であることを想定している。
属性の generationPurpose は,MML0007 テーブルより「injection」 (注射) と入力すること.
confirmDate
モジュール生成日であり,モジュール内の注射実施記録(最終)日時と一致させる.
mmlCi:CreatorInfo
実際に注射を実施するのは,看護師を含めた医療従事者であるが,このモジュールでは注射に関わったスタッフを代表して処方箋を記載した医師が作成者情報として記録される。
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
mmlInj:InjectionModule |
||||
1.1 |
mmlInj:medication |
+ |
|||
1.1.1 |
mmlInj:medicine |
||||
1.1.1.1 |
mmlInj:name |
string |
|||
1.1.1.2 |
mmlInj:code |
string |
* |
||
mmlInj:system |
string |
||||
1.1.2 |
mmlInj:dose |
decimal |
|||
1.1.3 |
mmlInj:doseUnit |
string |
|||
1.1.4 |
mmlInj:startDateTime |
dateTime |
? |
||
1.1.5 |
mmlInj:endDateTime |
dateTime |
? |
||
1.1.6 |
mmlInj:instruction |
string |
? |
||
1.1.7 |
mmlInj:route |
string |
? |
||
1.1.8 |
mmlInj:site |
string |
? |
||
1.1.9 |
mmlInj:deliveryMethod |
string |
? |
||
1.1.10 |
mmlInj:batchNo |
decimal |
? |
||
1.1.11 |
mmlInj:additionalInstruction |
string |
? |
||
1.2 |
mmlInj:narcoticPrescriptionLicenseNumber |
string |
? |
||
1.3 |
mmlInj:comment |
string |
? |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.16.4. エレメント解説
mmlInj:InjectionModule
【内容】注射記録モジュール
mmlInj:medication
【内容】注射された薬剤と用量、用法の組み合わせ
【省略】不可
【繰り返し】1回以上
mmlInj:medicine
【内容】薬剤名称と対応するコードのセット
【省略】不可
mmlInj:name
【内容】薬剤名称
【省略】不可
mmlInj:code
【内容】薬剤コード
【繰り返し】0回以上
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 使用テーブル | 説明 |
---|---|---|---|---|
mmlInj:system |
string |
不可 |
用いたコード体系の名称を記載 |
mmlInj:dose
【内容】用量
【省略】不可
【データ型】decimal
【説明】慣習として1/2Aや2Vといった製剤単位での記載も可能であるが,g, mgのように定量的に記録できる質量単位で記載されることが望ましい。
mmlInj:doseUnit
【内容】用量の単位
【省略】不可
【データ型】string
mmlInj:startDateTime
【内容】投与開始日時
【省略】可
【データ型】date
【説明】投与を開始した時間を記載する
mmlInj:endDateTime
【内容】投与修了日時
【省略】可
【データ型】date
【説明】投与を修了した時間を記載する。静注,皮下注,筋注など開始時間と終了時間に差が無いような場合は省略する。
mmlInj:instruction
【内容】用法指示
【省略】可
【データ型】string
【説明】使用法に関する指示を記載する
mmlInj:route
【内容】投与経路
【省略】可+
【データ型】string
【説明】投与する注射ルートを記載する。例:右前腕留置ルート,右鎖骨下中心静脈ルート
mmlInj:site
【内容】投与部位
【省略】可
【データ型】string
【説明】注射した部位を記載する。例:右上腕三角,腹部
mmlInj:deliveryMethod
【内容】注射方法
【省略】可
【データ型】string
【説明】注射方法について記載する。例:筋注,皮下注,静注,点滴静注,中心静脈注射
mmlInj:batchNo
【内容】処方番号
【省略】可
【データ型】decimal
【説明】処方番号を記載する。これにより用法が共通する薬剤をまとめて一つの処方単位とすることができる。
mmlInj:additionalInstruction
【内容】追加指示,コメント
【省略】可
【データ型】string
【説明】注射に関する用法,用量に関する追加指示。必要に応じて記載する。
mmlInj:narcoticPrescriptionLicenseNumber
【内容】麻薬施用者番号
【省略】可
【データ型】string
【説明】麻薬処方箋の場合には麻薬施用者番号及び患者住所を記載する必要がある。
mmlInj:comment
【内容】コメント
【省略】可
【データ型】string
【説明】
10.17. MML Hd透析モジュール
Elements | Attribute | Datatypes | Occurrence | Table id | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
MmlHd:HemoDialysysModule |
||||
1.1 |
mmlHd:HeMX |
? |
|||
1.1.1 |
mmlCm:extRef |
* |
|||
1.2 |
mmlFc:Facility |
||||
1.3 |
mmlPi:PatientModule |
||||
1.4 |
mmlHd:note |
? |
|||
1.5 |
mmlHd:HDHistorySection |
? |
|||
1.5.1 |
mmlHd:HdIntroduction |
* |
|||
1.5.1.1 |
mmlHd:diagnosis |
? |
|||
code |
string |
#IMPLIED |
|||
system |
string |
#IMPLIED |
|||
1.5.1.2 |
mmlHd:HdIntroDate |
date |
? |
||
1.5.1.3 |
mmlFc:Facility |
? |
|||
1.5.2 |
mmlHd:BloodAccess |
* |
|||
1.5.2.1 |
mmlHd:dateMade |
date |
? |
||
1.5.2.2 |
mmlHd:dateFirstUse |
date |
? |
||
1.5.2.3 |
mmlHd:dateEnd |
date |
? |
||
1.5.2.4 |
mmlHd:location |
string |
? |
||
code |
string |
#IMPLIED |
|||
tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6 |
mmlHd:OrderSection |
? |
|||
1.6.1 |
mmlHd:hdorders |
* |
|||
mmlHd:orderStatus |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlHd:dateOrdered |
date |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:dateEffective |
date |
#IMPLIED |
|||
1.6.1.1 |
mmlHd:orderGroups |
* |
|||
1.6.1.1.1 |
mmlHd:effectiveDays |
* |
|||
1.6.1.1.1.1 |
mmlHd:weekday |
string |
* |
||
1.6.1.1.1.2 |
mmlHd:timeShift |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.3 |
mmlHd:hdMethod |
? |
|||
1.6.1.1.3.1 |
mmlHd:hdMethodName |
||||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.3.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timeperiod |
|||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.3.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timeperiod |
|||
1.6.1.1.4 |
mmlHd:dryWeight |
string |
|||
1.6.1.1.5 |
mmlHd:weightCorrection |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
"Kg" |
||
mmlHd:cnote |
string |
#IMPLIED |
コメント |
||
1.6.1.1.6 |
mmlHd:bloodFlow |
* |
|||
1.6.1.1.6.1 |
mmlHd:bloodFlowRate |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.6.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timeperiod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.6.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timeperiod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.7 |
mmlHd:dialyser |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
"m2" |
||
1.6.1.1.8 |
mmlHd:dialysate |
* |
|||
1.6.1.1.8.1 |
mmlHd:dialysateName |
string |
|||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.1.1.8.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.8.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.9 |
mmlHd:dialysateFlow |
* |
|||
1.6.1.1.9.1 |
mmlHd:dialysateFlowRate |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
"ml/min" |
||
1.6.1.1.9.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.9.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.10 |
mmlHd:dialysateTemp |
* |
|||
1.6.1.1.10.1 |
mmlHd:dialysateTempValue |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
"C" |
|||
1.6.1.1.10.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.10.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.11 |
mmlHd:substitution |
* |
|||
1.6.1.1.11.1 |
mmlHd:substitutionValue |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
|||
mmlHd:dilution |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.11.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.11.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.12 |
mmlHd:needle |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.1.1.13 |
mmlHd:medication |
* |
|||
1.6.1.1.13.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.13.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.1.1.13.3 |
mmlHd:timeHd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.13.4 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.6.1.1.14 |
mmlHd:injection |
* |
|||
1.6.1.1.14.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.14.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.1.1.14.3 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.14.4 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.1.1.14.5 |
mmlHd:routeName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdInjectionRouteTable01 |
||
1.6.1.1.14.6 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.6.1.1.15 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.6.2 |
mmlHd:hdDailyOrder |
* |
|||
mmlHd:orderDateTime |
dateTime |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:dateEffective |
date |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.1 |
mmlHd:imeShift |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdTimeShiftTable01 |
||
1.6.2.2 |
mmlHd:hdMethod |
* |
|||
1.6.2.2.1 |
mmlHd:hdMethodName |
string |
|||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.2.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.2.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.3 |
mmlHd:targetWeight |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.6.2.4 |
mmlHd:targetUF |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.6.2.5 |
mmlHd:ufrPlan |
* |
|||
1.6.2.5.1 |
mmlHd:ufRate |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
"kg./h" |
|||
1.6.2.5.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.5.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.6 |
mmlHd:weightCorrection |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
mmlHd:cnote |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.7 |
mmlHd:bloodFlow |
* |
|||
1.6.2.7.1 |
mmlHd:bloodFlowRate |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
"mL/min" |
|||
1.6.2.7.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.7.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.8 |
mmlHd:dialyser |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
"m2" |
||
1.6.2.9 |
mmlHd:dialysate |
* |
|||
1.6.2.9.1 |
mmlHd:dialysateName |
string |
|||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.9.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.9.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.1.6.2.10 |
mmlHd:dialysateFlow |
* |
|||
1.1.6.2.10.1 |
dialysateFlowRate |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
"mL/min" |
|||
1.6.2.10.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.10.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.11 |
mmlHd:dialysateTemp |
* |
|||
1.6.2.11.1 |
mmlHd:dialysateTempValue |
string |
|||
mmlHd:unit |
string |
"C" |
|||
1.6.2.11.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
|||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.11.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.12 |
mmlHd:needle |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.13 |
mmlHd:medication |
* |
|||
1.6.2.13.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.13.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.13.3 |
mmlHd:timeHd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.13.4 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.6.2.14 |
mmlHd:injection |
* |
|||
1.6.2.14.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.14.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.6.2.14.3 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.14.4 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.6.2.14.5 |
mmlHd:routeName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdInjectionRouteTable01 |
||
1.6.2.14.6 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.6.2.15 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.7 |
mmlHd:HDProgressSection |
? |
|||
1.7.1 |
mmlHd:dailyHDRecord |
* |
|||
mmlHd:calendarDate |
date |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:serialNumber |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.1 |
mmlHd:hdMethodRecord |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdMethodTable01 |
||
mmlHd:startDateTime |
dateTime |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:endDateTime |
dateTime |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.2 |
mmlHd:dryWeight |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.7.1.3 |
mmlHd:preWeight |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.7.1.4 |
mmlHd:postWeight |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.7.1.5 |
mmlHd:totalUF |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.7.1.6 |
weightCorrection |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
"kg" |
|||
1.7.1.6.1 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.7.1.7 |
mmlHd:dialyser |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:unit |
string |
"m2" |
|||
1.7.1.8 |
mmlHd:dialysate |
* |
|||
1.7.1.8.1 |
mmlHd:dialysateName |
string |
|||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.8.2 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.8.3 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.9 |
mmlHd:needle |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.10 |
mmlHd:hdMachine |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdMachineTable |
||
1.7.1.11 |
mmlHd:observation |
* |
|||
1.7.1.11.1 |
mmlHd:timeHd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.11.2 |
mmlHd:observationItem |
* |
|||
1.7.1.11.2.1 |
mmlHd:obItemName |
string |
|||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdObservationTable01 |
||
1.7.1.11.2.2 |
mmlHd:value |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.11.3 |
mmlHd:staffName |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.11.4 |
mmlHd:machineName |
string |
* |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.11.5 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.7.1.12 |
mmlHd:medication |
* |
|||
1.7.1.12.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.12.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
1.7.1.12.3 |
mmlHd:timeHd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.12.4 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.7.1.13 |
mmlHd:injection |
* |
|||
1.7.1.13.1 |
mmlHd:drugName |
string |
? |
||
mlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.13.2 |
mmlHd:dose |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.7.1.13.3 |
mmlHd:timeHdStart |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.13.4 |
mmlHd:timeHdEnd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.7.1.13.5 |
mmlHd:routeName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdInjectionRouteTable01 |
||
1.7.1.13.6 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.7.1.14 |
note |
string |
? |
||
1.8 |
mmlHd:HDTestResultSection |
? |
|||
1.8.1 |
mmlHd:testResultItem |
* |
|||
mmlHd:calendarDate |
date |
#IMPLIED |
|||
1.8.1.1 |
mmlHd:testCondition |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdTestConditionTable01 |
||
1.8.1.2 |
mmlHd:timeHd |
timePeriod |
? |
||
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
|||
1.8.1.3 |
mmlHd:testItemGroup |
* |
|||
1.8.1.3.1 |
mmlHd:testName |
string |
? |
||
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
|||
1.8.1.3.2 |
mmlHd:testResult |
string |
? |
||
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
|||
1.8.1.3.3 |
mmlHd:note |
string |
? |
||
1.8.1.3.4 |
mmlHd:extRef |
* |
|||
mmlHd:contentType |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:medicalRole |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:title |
string |
#IMPLIED |
|||
mmlHd:href |
string |
#IMPLIED |
|||
2 |
mmlHd:HeMX |
* |
|||
2.1 |
mmlCm:extRef |
Occurrenceなし:必ず1回出現,?: 0回もしくは1回出現,+: 1回以上出現,*: 0 回以上出現 #REQUIRED:必須属性,#IMPLIED:省略可能属性
10.17.1. エレメント解説
mmlHd:HemoDialysysModule
mmlFc:Facility
【内容】施設情報、構造はMML共通形式を参照
mmlPi:PatientModule
【内容】患者情報、構造はmmlPi:PatientModuleを参照
mmlHd:note
【内容】透析コメント
【省略】省略可(?)
mmlHd:HDHistorySection
【内容】透析履歴 + 【省略】省略可(?)
mmlHd:HdIntroduction
【内容】透析導入情報
【省略】省略可(*)
【繰り返し設定】あり。導入が複数回のときには本エレメントを繰り返す。
1.5.1.1 mmlHd:diagnosis
【内容】原疾患
【省略】省略可(?)
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
code |
string |
#IMPLIED |
疾患コード |
system |
string |
#IMPLIED |
疾患コード体系名 |
mmlHd:HdIntroDate
【内容】透析導入日
【データ型】date
【省略】省略可
mmlFc:Facility
【内容】構造はMML共通形式を参照
【省略】省略可(?)
mmlHd:BloodAccess
【内容】ブラッドアクセス
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
baStatus |
string |
#IMPLIED |
ブラッドアクセス状態 |
mmlHd:dateMade
【内容】ブラッドアクセス作成日
【データ型】date
【省略】省略可(?)
mmlHd:dateFirstUse
【内容】ブラッドアクセス使用開始日
【データ型】date
【省略】省略可(?)
mmlHd:dateEnd
【内容】ブラッドアクセス使用終了日
【データ型】date
【省略】省略可(?)
mmlHd:location
【内容】ブラッドアクセス部位名、漢字を推奨
【データ型】string
【省略】省略可(?)+
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
code |
string |
#IMPLIED |
ブラッドアクセスID |
tableId |
string |
#REQUIRED |
テーブルID |
【例】
<mmlHd:location mmlHd:code="0102" mmlHd:tableId="mmlhd0001">左前腕</mmlHd:location>
mmlHd:OrderSection
【内容】透析指示情報
【省略】省略可
mmlHd:hdorders
【内容】オーダー単位
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:orderStatus |
string |
#REQUIRED |
オーダ状態を識別するフラグ+ active: 現行オーダー,alteration:変更オーダー |
mmlHd:dateOrdered |
date |
#IMPLIED |
オーダー発行日 |
mmlHd:dateEffective |
date |
#IMPLIED |
変更オーダー発行日 |
mmlHd:orderGroups
【内容】オーダーグループ
【繰り返し設定】繰り返しあり
【省略】省略可(*)
mmlHd:effectiveDays
【内容】実効曜日
【省略】省略可(?)
mmlHd:weekday
【内容】オーダ適用曜日
【データ型】string(ISO8601のWeekDay)+
【省略】省略可(*)
【繰り返し設定】繰り返しあり
mmlHd:timeShift
【内容】透析シフト名称
【データ型】string
【省略】省略可(?)
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
時間帯コード |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
テーブルID |
【例】
<mmlHd:timeShift mmlHd:code="01" mmlHd:tableId="mmlhd0002">午前帯</mmlHd:timeShift>
mmlHd:hdMethod
【内容】血液浄化方法
【省略】省略可(?)
===== mmlHd:hdMethodName
【内容】血液浄化方法名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
血液浄化コード |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
テーブルID |
【例】
<mmlHd:hdMethodName mmlHd:code="01" mmlHd:tableId="mmlhd0003">透析</mmlHd:hdMethodName>
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dryWeight
【内容】ドライウエイト
【データ型】string
【省略】省略可(?)
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
単位 |
mmlHd:weightCorrection
【内容】重量補正
【データ型】string
【省略】可(?)
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
"Kg" |
mmlHd:cnote |
string |
#IMPLIED |
コメント |
mmlHd:bloodFlow
【内容】血液流量
【省略】可(*)
【繰り返し設定】繰り返しあり
mmlHd:bloodFlowRate
【内容】血液流量数値
【データ型】string
【省略】可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
"ml/min" |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialyser
【内容】ダイアライザー名称
【データ型】String
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
ダイアライザーID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
膜面積 |
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"m2" |
m2 |
mmlHd:dialysate
【内容】透析液
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateName
【内容】透析液名称
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
透析液ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
透析液調製 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialysateFlow
【内容】透析液流量
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateFlowRate 透析液流量数値
【内容】 透析液流量数値
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"ml/min" |
ml/min |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialysateTemp
【内容】透析液温度
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateTempValue
【内容】透析液温度数値
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"C" |
"C" |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:substitution
【内容】補充液
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:substitutionValue
【内容】補充液量
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#REQUIRED |
"ml/min","L/Session" |
mmlHd:dilution |
string |
#REQUIRED |
"pre", "post” |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:needle
【内容】穿刺針名称
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
穿刺針ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
使用部位 |
mmlHd:medication
【内容】投薬
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:drugName
【内容】薬剤名称
【データ型】String
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
内服薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量
【データ型】String
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHd
【内容】投与時刻
【データ型】timeperiod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:injection
【内容】注射
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す
mmlHd:drugname
【内容】注射薬名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
注射薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量または投与速度 【データ型】String 【省略】省略可 【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】投与開始時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】投与終了時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:routeName
【内容】投与経路名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
投与経路ID |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdInjectionRouteTable01 |
【例】
<mmlHd:routeName mmlHd:code = “icv” mmlHd:tableId = “hdInjectionRouteTable01”>静脈側回路内注射 </mmlHd:routeName >
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:hdDailyOrder
【内容】日々指示
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:orderDateTimes |
dateTime |
#IMPLIED |
オーダーを発行した日時 |
mmlHd:dateEffective |
date |
#IMPLIED |
オーダー実行日 |
mmlHd:timeshift
【内容】透析シフト名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
時間帯コード |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdTimeShiftTable01 |
【例】
<mmlHd:timeShift mmlHd:code = "01" mmlHd:tableId = "hdTimeShiftTable01">午前帯</mmlHd:timeShift>
mmlHd:hdMethod
【内容】血液浄化方法
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:hdMethodName
【内容】血液浄化方法名称
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
血液浄化コード |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdMethodTable01 |
【例】
<mmlHd:hdMethodName mmlHd:code="01" mmlHd:tableId="hdMethodTable01">透析</mmlHd:hdMethodName>
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:targetWeight
【内容】目標体重
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:targetUF
【内容】実施除水量
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:ufrPlan
【内容】除水速度設定
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mlHd:ufRate
【内容】除水速度
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg/h" |
kg/h |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:weightCorrection
【内容】重量補正
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:cnote |
string |
#IMPLIED |
コメント |
mmlHd:bloodFlow
【内容】血液流量
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:bloodFlowRate
【内容】血液流量数値
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"ml/min" |
ml/min |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialyser
【内容】ダイアライザー名称 【データ型】String 【省略】省略可 【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
ダイアライザーID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
膜面積 |
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"m2" |
m2 |
mmlHd:dialysate
【内容】透析液
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dyalysateName
【内容】透析液名称
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
透析液ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
Ca=2.5mEq/Lなど透析液を調製するときに記載 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialysateFlow
【内容】透析液流量
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateFlowRate
【内容】透析液流量数値
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"ml/min" |
ml/min |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:dialysateTemp
【内容】透析液温度
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateTempValue
【内容】透析液温度数値
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"C" |
C |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:needle
【内容】穿刺針名称
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
穿刺針ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
使用部位 |
mmlHd:medication
【内容】投薬
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:drugName
【内容】薬剤名称
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
内服薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHd
【内容】投与時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:injection
【内容】注射
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:drugName
【内容】注射薬名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
注射薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量または投与速度
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】投与開始時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】投与終了時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:routeName
【内容】投与経路名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
mmlHd:code | string | #IMPLIED | 投与経路ID |
---|---|---|---|
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdInjectionRouteTable01 |
【例】
<mmlHd:routeName mmlHd:code="icv" mmlHd:tableId="hdInjectionRouteTable01">静脈側回路内注射</mmlHd:routeName>
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:HDProgressSection
【内容】透析記録情報
【省略】省略可
mmlHd:dailyHDRecord
【内容】日次HD記録
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:calendarDate |
date |
#IMPLIED |
暦日付 |
mmlHd:serialNumber |
string |
#IMPLIED |
起算日は任意 |
mmlHd:hdMethodRecord
【内容】血液浄化法名称
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
血液浄化法ID |
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdMethodTable01 |
mmlHd:startDateTime |
dateTime |
#IMPLIED |
透析開始日時 |
mmlHd:endDateTime |
dateTime |
#IMPLIED |
透析終了日時 |
【例】
<mmlHd:hdMethodRecord mmlHd:code="01" mmlHd:tableId="hdMethodTable01" mmlHd:startDateTime="2005-01-01T09:00:00" mmlHd:endDateTime="2005-01-01T14:00:00">透析</mmlHd:hdMethodRecord >
mmlHd:dryWeight
【内容】ドライウェイト
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:preWeight
【内容】 透析前体重
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:postWeight
【内容】透析後体重
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:totalUF
【内容】実施除水量
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:weightCorrection
【内容】補正
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"kg" |
kg |
mmlHd:note
【内容】備考 【データ型】string 【省略】省略可
mmlHd:dialyser
【内容】ダイアライザー名称
【データ型】String
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
ダイアライザーID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:membraneArea |
string |
#IMPLIED |
膜面積 |
mmlHd:unit |
string |
【デフォルト】"m2" |
m2 |
mmlHd:dialysate
【内容】透析液
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:dialysateName
【内容】透析液名称
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
透析液ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:modification |
string |
#IMPLIED |
Ca=2.5mEq/Lなど透析液を調製するときに記載 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】開始時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】終了時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:needle
【内容】穿刺針名称
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
穿刺針ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面は製品番号を使用 |
mmlHd:position |
string |
#IMPLIED |
使用部位 |
mmlHd:hdMachine
【内容】機器名
【データ型】String
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
機器ID |
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
機器識別コードテーブル.施設毎に設定.hdMachineTable |
mmlHd:observation
【内容】観察記録
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:timeHd
【内容】 人工腎臓開始時刻からの経過時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:observationItem
【内容】観察項目
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:obItemName
【内容】観察項目名
【データ型】string
【省略】省略不可
【属性】
mmlHd:code | string | #IMPLIED | 観察項目ID |
---|---|---|---|
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
観察項目コードテーブル hdObservationTable01 |
【例】
<mmlHd:obItemName mmlHd:code="sBP" mmlHd:tableId="hdObservationTable01">収縮期血圧</mmlHd:obItemName >
mmlHd:value
【内容】観察値
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:StaffName
【内容】観察スタッフ名
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.スタッフが複数いれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED スタッフID |
mmlHd:type |
mmlHd:machineName
【内容】機器名
【データ型】string
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
機器ID |
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
機器識別コードテーブル. 施設毎に設定.hdMachineTable |
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:medication
【内容】投薬
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:drugName
【内容】内服薬名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
内服薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHd
【内容】実施時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:injection
【内容】注射
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:drugName
【【内容】注射薬名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
注射薬ID |
mmlHd:type |
string |
#REQUIRED |
コードの種類、当面は薬価コードを使用 |
mmlHd:dose
【内容】1回量または投与速度
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:timeHdStart
【内容】投与開始時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:timeHdEnd
【内容】投与終了時間
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:routeName
【内容】投与経路名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
投与経路ID |
mmlHd:tableId |
string |
#REQUIRED |
hdInjectionRouteTable01 |
【例】
<mmlHd:routeName mmlHd:code="icv" mmlHd:tableId="hdInjectionRouteTable01">静脈側回路内注射 </mmlHd:routeName >
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:note
【内容】備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:HDTestResultSection
【内容】透析関連検査結果情報
【省略】省略可
mmlHd:testResultItem
【内容】検査結果
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:calendarDate |
date |
#IMPLIED |
暦日付 |
mmlHd:testCondition
【内容】検査条件
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
条件ID |
mmlHd:tableId |
string |
#IMPLIED |
hdTestConditionTable01 |
mmlHd:timeHd
【内容】実施時刻
【データ型】timePeriod
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:timeDirection |
string |
#REQUIRED |
時間方向 |
mmlHd:testItemGroup
【内容】 検査項目グループ _
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す.
mmlHd:testName
【内容】検査名称
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 |
データ型 |
省略 |
説明 |
mmlHd:code |
string |
#IMPLIED |
検査ID |
mmlHd:type |
string |
#IMPLIED |
コードの種類、当面はレセ電算コードを使用 |
mmlHd:testResult
【内容】検査結果
【データ型】string
【省略】省略可
【属性】
属性名 | データ型 | 省略 | 説明 |
---|---|---|---|
mmlHd:unit |
string |
#IMPLIED |
単位 |
mmlHd:note
【内容】 備考
【データ型】string
【省略】省略可
mmlHd:extRef
【内容】検査結果外部参照。構造はMML共通形式を参照
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり、外部参照ファイルが複数あれば、数だけ繰り返す
mmlHd:HeMX
【内容】HeMXの外部参照
【省略】省略可
【繰り返し設定】繰り返しあり.表記法が複数あれば繰り返す
mmlCm:extRef 外部参照
【内容】構造はMML共通形式を参照
【省略】省略不可
-
施設情報を表すモジュールはmmlFcモジュールを利用する。
-
患者情報を表すモジュールはmmlPiモジュールを利用する。
-
疾患名を表すモジュールはmmlRdモジュールを利用する。
-
投薬(1.1.6.1.1.13、1.1.6.2.13、1.1.7.1.12)、注射(1.1.6.1.1.14、1.1.6.2.14、1.1.7.1.13)は透析施行中に行う投薬、注射を想定しており、一般的な投薬、注射はそれぞれMML4で規定された処方、注射モジュールを使用することとする。